【コミュファ光の速度】東海最速は嘘?本当?コミュファ光の回線速度やみんなの評判は?

コミュファ 光 速度 アイキャッチ

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東海地方におすまいの方なら「コミュファ光は速度が速い」という評判を耳にされたことのある方も多いのではないでしょうか。

コミュファ光は、愛知・岐阜・静岡・三重・長野で利用できる最大通信速度1Gbpsの光回線で、高速で快適なインターネット接続を提供しています。

また、auユーザーならコミュファ光とセットでスマートバリューの割引が受けられるので、お得にインターネットを利用できます。
コミュファ光の光ネット・光電話を契約すると、auのスマホ料金(POVOを除く)が最大1,100円(税込)、契約台数分割引されるのです。
50歳以上であれば、同居の家族でなくてもスマホ料金の割引が受けられます。

しかし、「コミュファ光って本当に速いの?」という疑問をもたれたことのある方も多いのではないでしょうか。

やはり通信速度など、実際にコミュファ光を利用しているユーザーの評判は気になるところですよね。

そこで本記事では、速度判定サイトで公開されている平均速度やツイッターなどのSNSでの評判等をもとに、コミュファ光の通信速度や評判について調査しました。
コミュファ光を使っていても通信速度が遅くなる原因や、通信速度を改善するための対策についてもあわせて解説します。コミュファ光の申し込みを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

コミュファ光の最大速度は?

コミュファ光には複数のプランがあり、もっとも速い「10G ホーム EX」や「10G マンションF EX」といったプランでは最大10Gbpsという速度で通信ができます。
ベーシックなプランである「1G ホーム」や「1G マンションF」などのプランでも最大1Gbpsと十分な通信速度です。

コミュファ光は高速通信で有名ですが、他社の光回線と比べてどのくらい速いのでしょうか。

コミュファ光の高速通信の秘密は主に以下の2つにあります。

  • 混雑にくいコミュファ光の独自回線を使っている
  • コミュファ光対応エリアを限定して混雑を回避している

以下で他社の光回線の最大速度と比較し、コミュファ光の速度の秘密について解説します。

コミュファ光は他社回線と比べて速い?

コミュファ光の「1G ホーム」「1G マンションF」の最大通信速度は1Gbpsですが、他社の光回線と比較するとどのくらい速いのでしょうか。
以下の表はコミュファ光の1Gプランと他社の光回線の最大通信速度をまとめたものです。

上り最大通信速度 下り最大通信速度
コミュファ光 1Gbps 1Gbps
NURO光 1Gbps 2Gbps
フレッツ光 1Gbps 1Gbps
ソフトバンク光 1Gbps 1Gbps
ドコモ光 1Gbps 1Gbps
auひかり 1Gbps 1Gbps

※最大通信速度については各社5Gbpsや10Gbpsなどのプランもありますが提供エリアや提供環境が限られているため、ここでは一般的なプランで比較しています

実は、最大通信速度はNURO光の下り最大通信速度が2Gbpsであることを除いて、ほとんどの光回線が最大通信速度1Gbpsなのです。

では、なぜコミュファ光は特に速いといわれるのでしょうか。
横並びのように見える光回線の通信速度ですが、ユーザーが測定した実測値の平均速度を見てみると各社で違いがあり、現在いくつもある光回線の中でもコミュファ光は、下りの通信速度においてNURO光より速い平均速度が出ています。(※2022年2月時点情報)

コミュファ光が高速通信ができる秘密は?

実測値の平均速度で光回線を比較すると、コミュファ光はもっとも速い光回線ですが、なぜコミュファ光はこのような高速通信を実現できているのでしょうか。

一般的な光回線とコミュファ光には、使っている回線と対応エリアに大きな違いがあり、その違いがコミュファ光のトップクラスの高速通信の実現につながっているようです。

コミュファ光の通信速度を速くしている要因を詳しく解説します。

独自回線のため混雑を避けられている

光回線は大きく、利用している回線によって「光コラボ」と「独自回線」の2つに分けられます。

「光コラボ」とはNTT(フレッツ光)の回線網を使っているサービスで、代表的なものですとソフトバンク光やドコモ光などがそれにあたります。

反対にNTTのものではない独自の回線を利用しているのが、auひかりやNURO光などの「独自回線」です。

コミュファ光も「独自回線」の中の1つです。

NTTの回線網ではない独自の回線を利用するメリットとして、混雑を避けられるという点があります。
NTTの回線は、利用している業者が多く利用者も多いため、回線が混雑しやすく通信速度に影響が出てしまうことが多いです。

独自回線の場合、NTT回線と比べて同時に利用するユーザーが少ないので回線の混雑がしにくくなっています。
これがコミュファ光が高速通信を実現できる一つの要因です。

対応エリアの狭さがメリットに

コミュファ光が回線の混雑を避けられる理由は独自回線を利用していることだけではありません。

コミュファ光の対応エリアが狭いことは、一見デメリットに感じるかもしれませんが、ユーザーにとっては逆にメリットになるのです。

現在、コミュファ光の回線を利用できるのは愛知・岐阜・静岡・三重・長野の5県のみに限定されています。
上記以外のエリアではコミュファ光を使いたくても使うことができないのです。

このように、地域を限定することで利用者が増えすぎてしまうこともないため、回線が混雑にくいと言われています。

上記のように、コミュファ光は独自回線を利用していること、対応地域が狭く利用者を限定できていることにより混雑を避けることができているため、通信速度の低下を防ぐことができているのです。

コミュファ光ユーザーからの評判は?

コミュファ光を実際に利用しているユーザーはコミュファ光をどのように評価しているのでしょうか。
Twitterや口コミ投稿サイトでコミュファ光の評判を調査すると、やはりその通信速度の速さに満足しているという口コミが多くありました。

また、コミュファ光の担当者の対応がよかったという声も見受けられました。

【Twitterの口コミ】


https://twitter.com/yumemi_otome/status/1486901983529566209

遅くなりやすいマンションでこの速度が出るコミュファ光はいいですね。

コミュファ光は4K動画もかなりスムーズに読み込んでくれるのでうれしいです。

コミュファ光は予想以上の速度が出ていて満足しています。

コミュファ光の「100Mマンション V/L」プランを利用しています。
上下速度共に90メガ上とは素晴らしい速さです。

コミュファ光は速度の揺らぎも少なく優秀です。

他社の光回線からコミュファ光に乗り換えてよかった。

コミュファ光は回線が混雑して通信速度が遅くなりがちなマンションでも高速で通信できているようですね。
オンラインゲームのプレイではできるだけ高速での通信が求められますが、そのようなゲームを楽しんでいる人でも十分満足できる光回線なのではないでしょうか。

コミュファ光の実際の速度は?

コミュファ光の最大通信速度は、下り上りともに1Gbpsです。
しかし、これはあくまで最大の速度であり、実際にはインターネットを利用するのに、さまざまな外的要因がありますので、常にこの速度が出るという保証にはなりません。
(※コミュファ光に限らず全ての光回線で、日常的なインターネット利用中にサービスに記載された最大速度を計測することは難しいとされています。)

光回線を比較するときは、各光回線の最大速度ではなく実測値の平均速度を基準にするとよいでしょう!
回線のタイプによって、最大速度では速さが目立たなかった光回線が、実測値の平均速度では飛び抜けて速いということがあります。
コミュファ光と他社の光回線の実測値の平均速度を比較し、なぜ常に最大速度で通信できないのかを解説します。
また、日常のインターネット利用を快適にできる通信速度もご紹介しますので、光回線選びの参考にしてみてください。

コミュファ光の平均速度は?

コミュファ光はNTTのものではない独自の回線を利用しているため、実際にインターネットを使用する際の通信速度は他社と大きく差が出ます。
最大速度が同じだからといってどの光回線を選んでも同じというわけではありません。
より速い光回線を選びたいのであれば、平均速度を基準に選ぶようにしましょう。

平均速度はどうやってわかるの?

コミュファ光などの光回線を通してインターネットを利用するときの通信速度は、回線速度テストサイトなどのツールで簡単に計測できます。
計測した通信速度を共有できるサイトもあり、多くの光回線ユーザーがそれぞれの光回線の通信速度を共有しています。
サイトによっては投稿された通信速度を光回線ごとにまとめて平均を算出してくれているため、契約前でもその光回線で実際に利用できる通信速度を知ることができ、失敗しない光回線選びの手助けになります。
「みんなのネット回線速度」というサイトでは実測値の平均速度をランキング化しているので、「とにかく速い光回線を知りたい」という方は参考にしてみてください。

どうして最大速度にならないの?

光回線業者の多くはその光回線の最大速度を提示していますが、実測値でその通信速度が計測されることはほとんどありません。
その理由は、光回線業者の回線提供方式にあります。
多くの光回線業者は「ベストエフォート」という回線提供方式をとっています。
これは光回線業者が提示した最大速度を上限に、最大限努力した通信速度を提供する方式です。
「ベストエフォート」とは逆の方式に「ギャランティ」という方式があります。
「ギャランティ」とは英語で「保証」という意味で、最低限の通信速度を設定してそれより速い通信速度を提供する方式です。
「ギャランティ」方式で光回線を提供するには、専用の施設などの建設・運営に多くの費用がかかってしまいます。
一般的な光回線業者は、「ギャランティ」よりも低価格で提供できる「ベストエフォート」を採用しているのです。
また、電柱・電線から引き込んだ光回線を部屋までつなぐ際に使用する機器も速度低下の原因になります。
屋外から屋内に引き込まれた光回線はONU(終端装置)やWifiルーター、LANケーブルなどを通じてPCやスマホなどと接続されます。
これらの機器が最大速度として提示される速度に対応していない場合、速度が遅くなってしまうのです。
実際、屋外を通る光ファイバーケーブルでは最大速度で通信が行われていることも多いのですが、一般的な光回線を通じてのインターネット接続をする場合に計測される速度は最大速度の3〜6割程度といわれています。

平均速度No.1はコミュファ光

コミュファ光の実測値の平均速度は他社の光回線と比較してどのくらい速いのでしょうか。
ここでは、「みんなのネット回線速度」で公開されているデータをもとにコミュファ光と他社の光回線の比較をします。

下り平均速度 上り平均速度
コミュファ光 532.0Mbps
384.83Mbps
NURO光 506.48Mbps
450.4Mbps
auひかり 376.01Mbps
429.9Mbps
フレッツ光 275.35Mbps
207.37Mbps
ソフトバンク光 315.41Mbps
212.51Mbps
ドコモ光 269.35Mbps
208.31Mbps

「みんなのネット回線速度」による、各インターネットサービスの平均速度を記載しています(2022年3月現在)

表からもわかる通り、独自回線業者(コミュファ光・NURO光・auひかり)の光回線は光コラボ系よりも実測値の平均速度が軒並み速いです。
独自回線を利用して光回線の混雑を避けることで、通信速度が大幅に速くなるということがよくわかる結果となりました。
コミュファ光の実測値の平均速度は、下りが532.0Mbpsで上りが384.83Mbpsです。
上りの通信速度はNURO光やauひかりに劣ってしまいますが、下りの通信速度は最大速度2Gbpsを誇るNURO光よりも速いということがわかります。
動画視聴やネットサーフィンなど、普段の生活でインターネットを利用するときに重要なのは下りの速度です。
そのような用途での利用が多い方であれば、下りの平均速度がもっとも速いコミュファ光がオススメです。

インターネット利用に必要な速度は?

日常生活でインターネットを使用する用途として、動画視聴やネットサーフィン、SNSアプリであるという方は多いのではないでしょうか。
そのような使い方をするとき、光回線はどのくらいの速度があれば快適に利用できるのでしょうか。
インターネット通信では、データの通信の方向として「上り」「下り」という概念があります。
「上り」とは、データを送信・アップロードする通信を指し、データを受信・ダウンロードする通信を「下り」といいます。
普段の生活でインターネットを利用する場合、「下り」の通信が多いです。
光回線を選ぶ際は、「下り」の通信速度を重視して選択するとよいでしょう。
ここでは、さまざまなインターネット利用を快適にできる通信速度をご紹介します。

・LINEなどのSNS→1Mbps
・Webサイトの閲覧→3Mbps
・動画の再生(1本分)→5〜10Mbps
・オンラインゲームやビデオ会議など→50Mbps以上

インターネット通信で扱うデータの中でもっとも容量が小さいのがテキスト(文章)。
LINEやメールなどのテキスト通信では、125kbps〜1Mbpsほどの速度があれば十分快適に利用できます。
ネットサーフィンなどでWebページを閲覧するのには、1Mbps〜10Mbpsくらいの速度があるとよいでしょう。
画像などが豊富なWebサイトの閲覧には3Mbpsほどの速度が必要とされていますが、テキストがメインのWebサイトでは1Mbpsほどの速度で問題ありません。
YouTubeなどで動画を視聴するときは、5〜20Mbpsが快適な速度の目安となります。
4Kの動画を視聴する場合の速度は25Mbpsほど確保できるとよいです。
オンライン会議やオンライン授業を快適に進めるために必要な通信速度は下り10〜30Mbps、上り1Mbpsです
ほとんどの光回線業者の下り平均速度が300Mbpsを超えています。
戸建ての一人暮らしやインターネットに接続する端末が少ない場合は、どの光回線業者でも快適に利用できると思ってよいでしょう。
しかし、光回線を共有する集合住宅向けのプランや家族が多くの端末を接続する場合などは速度が落ちてしまうこともあります。
同時に接続する端末の数が多くなると予測される場合は、より通信速度の速い光回線を選ぶようにしましょう。
下り平均速度が最速のコミュファ光であれば、間違いなく快適にインターネットを利用できます

コミュファ光を申し込むなら

日常生活でインターネットに接続する場合、コミュファ光なら他社の光回線よりも快適に利用できます。
とくに家族の多い家庭など接続する端末がたくさんあるようなケースでは、コミュファ光を契約して間違いはないでしょう。
コミュファ光を申し込もうと考えている方にはこちらの窓口がオススメです。
工事費用が実質無料になるだけでなく、キャッシュバックも受けられるので安心かつお得にコミュファ光でのインターネット生活をスタートできます
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コミュファ光も遅くなるの?対策や改善策は?

さまざまな光回線の口コミなどを調査してみると、「期待していた通信速度が出なかった」「時間帯によって全くつながらなくなってしまう」といった声が多くみられます。
光回線の通信速度は回線の混雑具合などに左右されてしまうため、多くの人が同時に接続する集合住宅などでは通信速度が落ちてしまうことがよくあります。また、他にも光回線に接続している端末の数が少なくても、接続の環境や使用している端末の影響で通信速度が遅くなることも少なくありません。

コミュファ光も他社の光回線と同様に、通信速度が遅くなることがあるのでしょうか?
コミュファ光は他社の光回線よりも混雑しにくい光回線ですので、回線の混雑が原因で速度が落ちることは少なく、コミュファ光が標準採用しているIP(通信規約)もコミュファ光の通信速度が低下しにくい要因となっています。
コミュファ光のような独自回線で高速通信ができる光回線の、通信速度が落ちてしまう原因とその解決策を紹介します。

コミュファ光も速度が遅くなる?


コミュファ光は数ある光回線の中でも通信速度が遅くなりにくい光回線です。

コミュファ光は、ほかの一般的な光回線が利用しているNTTの回線とは異なる独自の回線を利用することで、回線の混雑を避け通信速度の低下を防いでいます。
またエリアが限定的であることも、通信量を抑え、速い通信速度を維持できる理由のひとつです。

IPv6ってどんな規格?

インターネットに接続する機器にはそれぞれIPアドレスが割り当てられています。これまで主流だったIPは「IPv4」というIPで、約43億のIPアドレスを管理できていました。
しかしインターネットが普及し、インターネット接続をする機器が増えた現代では約43億のIPアドレスでは足りなくなりつつあります。
そこで誕生したのが「IPv6」です。
「IPv6」では「IPv4」の8×10^28倍にもなる約340澗(かん)のIPアドレスを管理できます。
「IPv6」を利用するにはそれに対応できる端末が必要であり、近年「IPv6」対応の機器が増えてきています。
膨大なIPアドレスを割り当て、管理することができる「IPv6」の誕生により、インターネット接続が可能となった家電製品などにもIPアドレスを割り当てることが可能となりました。

コミュファ光の速さの秘訣は徹底した監視体制のため!

今までも挙げたようにコミュファ光の回線速度が速い理由は、「独自回線」であることと、地方限定のサービスであることが大きな理由です。

コミュファ光は中部電力の独自回線を使用しています。光コラボなどのNTTの回線網を使ったサービスではないため、利用者が多く混雑する時間帯などであっても、コミュファ光であれば安定して利用することが可能。

そしてコミュファ光は、提供エリアが狭く利用者が少ないことで回線の混雑が起きにくいということも、速さがある程度担保されている理由といえるでしょう。
これらの理由に付け加え、コミュファ光ではネットワークのデータ通信量や機器のアラームなどを24時間体制で監視し、時間帯による回線の増強などを行っています。
常に安定した通信環境を利用者に提供できるように、徹底した監視体制と常日頃から通信環境の向上に努めているのです。

そのため「IPv6」だから「IPoE方式」でのインターネット接続を利用できるため回線速度が速いというわけではなく、コミュファ光の監視体制や回線の増強によるものであるとも言えます。

通信速度が遅くなるのはどんなとき?

コミュファ光など高速通信が売りの光回線を使用していても、通信速度が遅いと感じてしまうことがあるとしたら、光回線が良くないのでは?と考えてしまいがちですが、通信速度の変化にはさまざまな要因があります。
申し込んだプランによって、最大速度は同じでも実際に利用できる通信速度が違う場合もあるので注意が必要です。また、インターネットに接続している電子機器のスペックや状態などによっても通信速度が変わります。
ここでは、通信速度が遅くなってしまう原因について解説します。

VDSL方式だと速度が落ちる?

通信速度が遅くなってしまう原因の1つに配線方式によるものがあげられます。
光回線を開通する際、屋外から部屋まで光ファイバーケーブルを配線する方式には以下の3つがあります。

  • VDSL方式
  • 光配線方式
  • LAN方式

光回線の配線方式は建物に合わせて都合の良いものが採用されますが、配線方式の違いで通信速度にも差が出てしまいます。通信速度が遅くなりにくい配線方式を選択したい場合は、建物がその方式に対応できるかあらかじめ確認してから申し込みましょう。

マンションなどの集合住宅で光回線を開通するケースでは、VDSL方式で配線されることが多いです。VDSL方式は建物にあるMDF(集線設備)を利用して部屋まで光ファイバーケーブルを引き込みます。
MDFというのは、建物内につなげられた電話回線や光回線を1箇所に集めて管理しやすくしている設備のことを指します。建物の内外をつなぐ電話回線や光ファイバーケーブル、CATVなどの加入者回線は全てMDFを通じて各部屋・各フロアに配線されています。

VDSL方式で光回線を配線する場合、MDFまでつながった光回線を電話回線を利用して各部屋まで分配します。
全ての回線を1箇所で管理できるので効率はよいですが、光回線が電話回線に切り替わってしまうため、通信速度が低下してしまうのです。とくに夜間など同時に接続する居住者が多い時間帯は、混雑も相まって通信速度が遅くなってしまいます。


光配線方式は、光回線の戸建て向けプランで採用されていることが多い方式ですが、集合住宅でも利用できる場合があります。光配線方式では、通信基地局から部屋までを全て光ファイバーケーブルでつなぎます。
通信速度が遅くなりにくいことが光配線方式の特徴で、その実測値はVDSL方式の約10倍ほどになります。
LAN方式とは、モデムやONUなどを使用せず部屋にある差し込み口にLANケーブルを直接つなぐことでインターネットに接続する方式です。
LAN方式の通信速度は使用するLANケーブルのカテゴリ(規格)によって変わりますが、最大速度は光配線方式と同程度です。

PCやスマホの処理が重くなっている

コミュファ光など高速通信ができる光回線を利用しているにもかかわらず通信速度が遅いと感じてしまう場合、無線接続している端末自体に問題がある可能性があります。
接続しているPCやスマホなどの端末の処理速度が遅いと、Webサイトなどの読み込みが遅くなってしまい、通信速度が遅いと感じられてしまうんです。
端末を新しいものに買い替えて処理能力を上げることで読み込み速度の向上が期待できます。
コミュファ光は、auのスマホとセットで契約することでスマホの利用料金を安くできます。
スマホのスペックが足りないと感じる場合は、そちらを利用して買い替えてみるのもオススメです。
もし古い端末であっても、利用可能なアップデートなどがあれば更新してみましょう。

接続機器のスペックが足りていない

PCやスマホなどの端末に問題がない場合、光回線と端末をつないでいる接続機器が原因になっている可能性があります。とくに、常に電源を入れたままにしていることが多いルーターは、熱をもってしまい正常に動作しなくなることが多いです。
一度ルーターの電源を切って5分間ほどそのままにした後、もう一度電源を入れて接続設定をすることで通信速度の回復が期待できます。
モデムやONU(終端装置)も同様に、再起動することで通信速度が回復することが場合があります。モデムやONUなどを再起動する際は、電源を切っても問題がないか取扱説明書などで確認してからおこないましょう。
取扱説明書などに、再起動とは別のリセット方法が記載されている場合は、そちらの方法を先に試してください。
接続機器が正常であるのに速度が改善されない時は、LANケーブルの規格が合っていない場合や、ケーブル自体の断線か劣化の可能性があります。

ルーターやアクセスポイントと通信しづらくなっている

接続している端末や接続機器に問題がなくても、それらが正常に通信できていないことにより通信速度が落ちてしまう可能性があります。端末とルーターやアクセスポイントが離れすぎていたり、間に電波を遮る障害物があったりすると、電波が届きづらくなり通信速度が低下してしまいます。
アクセスポイントとは、家庭内LANにPCやスマホなどの無線LAN機能付きの端末を複数台、無線接続するための機器のことです。
とくに障害物は無線の電波を遮断してしまい、通信速度に大きく影響し、部屋のドアを開けることで速度が改善されるケースも少なくありません。その中でも、コンクリートや鉄筋などは無線接続を遮りやすいので注意が必要です。

通信速度が遅いときはどうしたらいいの?

コミュファ光のように通信速度の速い光回線を利用していても、利用環境が原因で通信速度が落ちてしまうケースはいくつかあります。期待していた通信速度が出ない場合、ほかの光回線に乗り換えるのも1つの手ですが、改善策を試すことで満足いく通信速度を出せることがあります。
また、光回線の配線方式によっても通信速度に差が出てしまうので、住んでいる建物の状況に応じて申し込めるプランを確認しておくとよいでしょう。

周辺機器の買い替えなどで通信速度を向上させられるケースもあります。通信速度が遅いと感じた時にできる対策をご紹介します。

申し込み前にできること

光回線を申し込むとき、その建物に合ったプランを選ぶことになります。
戸建てに住んでいるなら戸建て向けのプランを、マンションに住んでいるなら集合住宅向けのプランを選択することが多いでしょう。マンション向けのプランと戸建て向けのプランでは光回線の配線方式が違い、マンション向けプランの多くはVDSL方式で光回線を接続しています。

そのため、光配線方式が採用されることの多い戸建て向けのプランより通信速度が遅くなってしまう可能性が高いです。

マンションなどの集合住宅で光回線を契約する場合でも、戸建てのプランが利用できないか確認してみるとよいでしょう。
反対に、MDF(集線装置)がないマンションや独自回線業者の光回線が通っていないマンションでは、戸建てのプランを申し込むしかないという場合もあります。
光回線の戸建て向けのプランでは、光ファイバーケーブルを通すための穴をあけるなど壁に傷をつける工事をすることになります
そのような工事をしてもよいか管理者に必ず確認してから申し込むようにしましょう。
現状復帰などが条件になる場合や、分譲の集合住宅では管理組合で議題にして了承を得なければいけない場合などもあります。
コミュファ光の「100M マンション V/L」以外の集合住宅向けプランは、光配線方式を採用しているのでVDSL方式による通信速度の低下がありません「100M マンション V/L」ではLAN方式での配線も可能です。

契約後に後悔してしまわないように、どのプランを契約するのが適切かしっかりと確認した上で申し込むようにしましょう。

PCやスマホの処理速度を上げる

コミュファ光などの光回線を利用していても、PCやスマホの処理能力が低いことにより通信速度が落ちてしまっているときは、端末自体の処理能力をあげることで改善できます。
端末の年式が古くなってしまっている場合、新しい端末に買い替えるのがオススメです。
auユーザーなら、コミュファ光とのセット割があるので、コミュファ光の契約を機にスマホを買い替えてもよいでしょう。

PCであれば、メモリを増築することで処理能力が上がるので、通信速度の向上が期待できます。
しかし、端末の買い替えやメモリの増築はコストがかかってしまいます。費用をかけずに端末の処理能力をあげたいときは、アプリやファイルの整理をしましょう。
不要な写真や動画は削除したり、別の記憶媒体に移したりすることでストレージが空き、処理速度が上がります。
またWebサイトやアプリを利用していると、一時的に作られるファイルが気づかないうちに大量にたまってしまい、処理速度の低下につながります。削除できないファイルについても、ストレージの最適化などをして整理することが大切です。
さらに、不要なアプリを削除することでもストレージが空き、処理速度が速くなることが期待できます。使わずに立ち上げているアプリも端末のメモリを使用し処理速度が落ちる原因となりますので、アプリを閉じるようにしてください。
PCの起動時に自動で立ち上がるアプリの設定を解除することで、起動時の負荷が軽減され動作を軽くでき、処理速度の改善につながります。

ルーターのスペックを上げる

コミュファ光などの速い通信速度が売りの光回線を契約していても、端末を光回線に接続するWifiルーターがその速度に対応していなければ力を発揮できません。
契約している光回線のプランによっても通信速度が変わるので、光回線の通信速度を生かせるWifiルーターを選ぶようにしましょう。
ではどのような基準でルーターを選ぶとよいのでしょうか。ここではルーターを選ぶ上で指標となる基準として以下の3つを紹介します。

  • 通信規格
  • ストリーム数
  • 有線LANのスピード

Wifiルーターの通信規格はWifiの名前の後ろについている「a」「g」などのアルファベットで判別できます。
それぞれの規格で、対応している周波数帯や最大通信速度が違います。

規格 周波数帯 最大速度
11a 5GHz 54Mbps
11g 2.4GHz 54Mbps
11n 2.4GHz/5GHz 300Mbps
11ac 5GHz 6.9Gbps

コミュファ光などの光回線で使用するルーターは「通信規格:IEEE 802.11ac/n/g/b/a」と表記されているものを選びましょう。
Wifiルーターの最大速度が光回線の通信速度よりも低くならないようにすることが重要です。
また、複数台の端末を接続する場合はルーターのアンテナ数も重視して選ぶとよいでしょう。
アンテナ数(ストリーム数)は、通信できる通路(ストリーム)の数のことで、基本的にはアンテナ数が多いほど接続できる端末の台数は多くなります。
ただし、アンテナ数が2本だから2台の端末しか接続できないということではありません。
アンテナ数が通信速度に影響してくるのは5〜6台以上の端末を同時接続した場合からだといわれています。
家族全員で利用したり、1人で多くの端末を接続したりするのであればアンテナ数が4本のものを選んでおくと安心です。
動画視聴など比較的大容量の通信が多い方は有線LANのスピードも意識して選ぶとよいでしょう。
有線LANのスピードとは、モデムとWifiルーターがLANケーブルを通してつながる速度のことです。
せっかく高速度で通信ができるコミュファ光などの光回線を契約していても、この速度が遅いと光回線の強みを最大限引き出すことができません。
Wifiルーターの仕様の「有線LANのスピード」の欄に「1000BASE-T」や「ガビットイーサネット対応」と記載されているものを選びましょう。

中継機で通信範囲を広げる

コミュファ光など高速通信できる光回線を利用していても、部屋が広かったりルーターと端末の間に障害物があったりすると、通信速度が落ちてしまいます。そのような問題は、中継機を利用することで解決できることが多いです。


中継機とは離れた場所にあるルーターと端末の無線接続を中継するものです。
ルーターから出る電波を一旦受け止め、ルーターから離れた位置にあるPCやスマホなどの端末に無線で中継します。
中継機を使用することで光回線の電波が届く範囲を拡大でき、無線通信の速度が低下するのを防ぐ働きをしてくれます。
中継機を選ぶ際の主な基準は、

  • 対応できるルーターの規格
  • 対応している周波数
  • 電源の取り方

以上の3点です。

中継機にはそれぞれ対応できるルーターの規格が決まっており、無線LAN規格が11acなど高速通信に対応しているルーターを使っているのであれば、11acに対応できる中継機を選びましょう。
11acのルーターと11n以下にしか対応していない中継機を併せて使ってしまうと、11acの高速通信対応を生かすことができません。
対応する周波数帯も中継機によって異なり、ルーターと同じく2.4GHz・5GHz両方に対応できる中継機も増えてきていますので、両方に対応している中継機を購入するとよいでしょう。
中継機には電源の取り方の違いで、「コンセントに直接差し込むタイプ」と「ケーブルで電源につなぐタイプ」2つのタイプがあります。

コンセントタイプは配線が複雑にならずすっきりと配置できますが、コンセントが離れている場合は延長コードが必要になってくるでしょう。ケーブルタイプは場所を選ばず設置できるのが利点で、上階など高いところに無線で光回線の電波を飛ばしたい場合は棚の上などに置くこともできます。

また、ルーターも中継機の役割を代替できます。
ルーターには「RTモード(ルーターモード)」と「APモード(アクセスポイントモード)」の2つがあり、APモードに設定することで中継機として使用できます。ルーター機能つきのモデムやWiffiルーターなどを2台使用したい場合はAPモードに設定し、ルーター機能を切って使うとよいでしょう。

LANケーブルを変えてみる

コミュファ光などの光回線を利用する場合、モデムやルーターの接続にLANケーブルを使用します。LANケーブル自体も通信速度に影響を与え、適切なLANケーブルを使用していないと、通信速度が遅くなってしまいます。
ここではLANケーブルの選び方について解説します。
LANケーブルは通信速度や周波数などの性能ごとに7つのカテゴリに分類されています。このカテゴリを基準としてLANケーブルを選びましょう。

最大通信速度 伝送帯域
カテゴリ5 100Mbps 100MHz
カテゴリ5e 1Gbps 100MHz
カテゴリ6 1Gbps 250MHz
カテゴリ6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ7 10Gbps 600MHz
カテゴリ7A 10Gbps 1000MHz
カテゴリ8 40Gbps 2000MHz

伝送とはデータや信号の形を変えて1ヶ所から別の場所に転送することを表し、伝送に使われる最高周波数と最低周波数の差を伝送帯域といいます。
伝送帯域の幅が大きくなるほど一定時間に送られる情報量も大きくなり、全体の通信速度が速くなるのです。表の通り、カテゴリの数字が大きくなるほど通信速度も速くなります。
通信速度の面では、コミュファ光の最大1Gbpsの速度を生かせるカテゴリ5e以上のLANケーブルを使用するのがよいでしょう。LANケーブルには上位互換性があるので、より上のカテゴリを購入しておくと急な対応が必要な場合でも安心できます。

例えば、ルーターなどがカテゴリ5eまでの対応であってもカテゴリ6以上のLANケーブルを使用できるのです。
コミュファ光などの通信速度の速い光回線を利用する場合でも、ルーターや中継機、部屋の状況に応じて適したLANケーブルを選択しましょう。

コミュファ光で快適なインターネット生活を!

コミュファ光は口コミなどでの評判もよく、日常的なインターネット利用には十分快適な通信速度を提供してくれます
頻繁に利用する下りの実測値の平均速度はどの光回線と比較しても速いですし、上りでも独自回線ならではの通信速度が出ています。auユーザーならスマホと合わせてよりお得に使えるのもコミュファ光のメリットです。

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安心かつお得にコミュファ光でのインターネット利用を開始できます。
申込①
もし、コミュファ光を使っているのに快適な速度が出ない場合は、考えられる原因を確認し、改善策を試してみましょう。
PCやスマホの設定やスペックを変更するだけで改善できることが多いです。
Wifi環境の周辺機器についても、適切な性能のものを利用できているか確認しましょう。以前契約していた光回線で利用していたものを流用していると、コミュファ光のよさを生かしきれないことがあります。それでも通信が遅い場合は、コミュファ光とは別の方法でインターネットを利用することを考えましょう。
速度を重視する場合、建物に直接引き込みができるならNURO光など、コミュファ光以外の独自回線業者を検討するとよいでしょう。

NURO光は、こちらのリンクから申し込むとお得に契約できます。
申込②
マンションなどの集合住宅では、光回線を直接引き込めない建物も少なくありません。そのような場合は光コラボ系の光回線を使うとよいでしょう。

光回線の引き込みができない建物であれば、コンセントにつなぐだけで使えるホームルーターがオススメです。設定が簡単なので、機器が届いてすぐにインターネット利用を開始できます。

また、コミュファ光と他社の光回線を比較してみたいという方は、主要な光回線の速度について解説しているこちらの記事を参考にしてみてください。
記事①

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この記事を書いた人

IT系の上場企業の管理職でライフラインやインターネットなどについて見識を深めました。
自身の紹介する商品を10年以上の期間で数万人に使って頂いた経験を活かし、ユーザー目線で鋭い角度で商品を比較します!

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