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【法人・個人事業向け】NTT西日本エリアでのFAX番号取得方法は?
NTT西日本エリアで「新たに開設するオフィスのFAX番号を取得したい」「個人事業主として新規開業するにあたり、FAX番号の取得を考えている」と考えている方も少なくないのではないでしょうか。
NTT西日本エリアでFAX番号を取得する方法としては主にアナログ回線/ISDN回線・IP電話・ひかり電話・インターネットFAXの4パターンがあります。
今回は法人・個人事業主のニーズに合わせて、オススメのFAX番号の取得方法について解説していきます。
NTT西日本エリアに限らず、主なFAX番号の取得方法は以下の記事でも解説していますので参考にどうぞ。
※本記事で紹介する情報は2024年5月時点の情報です。
※本記事で紹介する料金は特別な記載がない限りすべて税込み表記です。
また、事業用のFAX番号や電話番号の新規取得をお急ぎの方は以下の窓口がおすすめです。
NTT西日本エリアでのFAX番号の取得方法は?
冒頭でもお伝えしたように、NTT西日本エリアで新たにFAX番号を取得する方法としては主に以下の4パターンがあります。
- アナログ/ISDN回線
- IP電話
- ひかり電話
- インターネットFAX
まずはそれぞれのサービスのメリットやデメリットを確認していきましょう。
アナログ/ISDN回線のサービス内容・メリット・デメリット
アナログ回線やISDN回線は4つの方法の中で最も古く、ひと昔前に主流だったサービスです。
通信にはメタル線(銅線)を使用しています。
アナログ回線は、「加入電話」とも呼ばれ、一般的な電話線を使った昔からの固定電話サービスの事を言います。
ISDNは「INSネット」とも呼ばれます。
いずれも電話線(メタル線・銅線)を使って音声やFAXデータの通信を行います。
アナログ回線とISDN回線の大きな違いはとしては、アナログ回線は1回線につき1番号しか利用できないのに対し、ISDN回線は1回線で2番号を利用することができます。
固定電話とFAX番号を分けて利用したいという場合には、アナログ回線だと2回線引かないといけなかったところが、ISDNであれば1回線引けば可能になります。
事業用としての利用においての主なメリットは以下の2つです。
- 通常の市外局番で利用ができるので信頼性が高い
- 電話のモジュラージャック(ISDNの場合はターミナルアダプタ)から電話機(又はFAX機)に電話線をつなぐだけで利用できるので簡単
また、電話線を通じて電話機まで電気が供給されるので、停電しても使用することができるのがアナログ回線のメリットのひとつです。
逆にデメリットには以下のようなことが挙げられます。
距離に応じて通信料(通話料やFAX送信料)が高くなる- インターネット回線として利用する場合には低速すぎる
- アナログ回線(加入電話)の場合は電話番号が1つしか使えない(ISDNは2つ利用可能)
- ナンバーディスプレイや転送電話などのオプションサービスが高い
また、以前は高額な加入権を購入する必要がありましたが、現在は施設設置負担金という形で39,600円で加入できるようになっております。
アナログ・ISDN回線ともにライトプランという施設設置負担金が不要のタイプもありますが、この場合は月額料金が少し高くなります。
加えて、事業用ですとオプション料金も高くなります。
例えば相手の番号が表示される「ナンバーディスプレイ」は住宅用やひかり電話の場合は月額440円のところが、加入電話で1,320円、ISDNだと1,980円になり、不在時の着信を携帯などに転送できる「ボイスワープ」は住宅用やひかり電話の場合で550円のところが加入電話/ISDNともに880円となります。
不在着信にかけなおす際や、事務所や店舗に不在の時にも顧客からの電話を取れるようにしたい場合などに必要なサービスも高くついてしまうのもあまりおすすめはできないポイントです。
また2024年1月1日をもってこれらのサービスはIP網に移行となっております。
伴って通話料金は距離に応じて変動することが無くなり、全国一律で9.35円/3分となりました。
その他一部使用が変更になったり、段階的に提供サービスが終了していく予定もあるとのことです。
詳しくはNTT西日本のこちらのページ(外部サイト)をご確認ください。
ただし、IP網移行後も通話サービスはそのまま利用できますので「固定電話が使えなくなる」や「電話機やFAX機の買い替えが必要」という連絡は基本的に詐欺(黒電話やピンク電話など一部使えなくなる電話機もある)ですのでご注意ください。
IP電話のサービス内容・メリット・デメリット
IP電話はインターネット通信を利用した電話です。
広義で言えばひかり電話やZoom、SkypeなどもIP電話の一種なのですが、ここでは主にインターネットプロバイダなどで提供されている「050」から始まるIP電話のことを指します。
IP電話には以下のようなメリットがあります。
- ネット環境があれば手軽に始められる
- 通話料金が安い
デメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 一般の市外局番ではなく「050」で始まる番号のため、良い印象を持たれない場合がある
- ネットの接続環境によって通話品質が良くない場合がある
- プロバイダーを変更すると電話番号も変更になる
- 先方からの通話料が高くなる場合がある
IP電話はインターネットの契約があれば、プロバイダーなどに申し込むことで簡単に始められ、通話料も安い設定になっていることが多いのですが、先方からかけてきた際の先方が負担する通話料がひかり電話や加入電話への通話料とくらべて高くなる場合があります。
そのため、顧客や取引先の目線で考えるとあまり好ましく無いでしょう。
また、インターネットの契約をされるのであれば、近年は光回線やCATVなどで利用されることが多いでしょうから、インターネット回線で光電話などの固定電話サービスの提供があるはずなので、IP電話をわざわざ選ばれる方は少ないでしょう。
ひかり電話のサービス内容・メリット・デメリット
ひかり電話は光回線をつかった電話のサービスです。
固定電話やFAX番号においても、インターネットの利用においても現在は光回線が主流となっています。
ひかり電話のメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 通話品質が良い
- 通信料(通話料やFAX送信料)が一律
- 電話番号+FAX番号など複数の電話番号を取得可能
- 通常の市外局番で利用ができるので信頼性が高い
- インターネットを利用する場合も光回線の高速通信で利用可能
- 光電話ルーターから電話機(又はFAX機)に電話線をつなぐだけで利用できるので簡単
- ナンバーディスプレイや転送電話などのオプションサービスが安く、セットプランもある
デメリットには以下のようなことがあります。
- 光回線の開通工事が必要(工事費22,000円)
- 停電時は利用できない
ひかり電話の場合は通常プランでも3番号までは取得することが可能(同時通話は2チャネルまで)で、3番号以上利用したい場合もオフィスプランで契約をすれば3番号以上の利用も可能です。
また、「ナンバーディスプレイ」も440円、「ボイスワープ」も550円と加入電話の住宅用プランと同様の料金でオプション利用が可能(オフィスタイプの場合はナンバーディスプレイ1,320円)です。
「ナンバーディスプレイ」+「ボイスワープ」等複数のオプションをご利用される場合は「エースプラン」というセットプランも用意されており、「ナンバーディスプレイ」「ボイスワープ」に加えて「ナンバーリクエスト」や「キャッチホン」などその他のオプションサービス(何を利用するかは選択可能)が複数使えて最大3時間分の無料通話もついて1,000円の追加料金で利用できるのでお得になります。
複数のビジネスホンを利用するような比較的規模の大きい事務所での利用においても、個人事業などでの利用においてもひかり電話は利用しやすくおすすめです。
加えて、2023年の3月31日より新たに「ひかり電話ネクスト」というサービスが開始したことにより、インターネットの契約が無くてもひかり電話がより低価格で利用できるようになりました。
これまでは光回線のインターネット契約が無いとひかり電話の利用は出来なかったため、ひかり電話を電話やFAXのみで利用したい場合には「フレッツ光ライト」(2023年3月31日に新規受付終了しています)というネットをあまり利用しない方向けのプランのオプションとしてひかり電話を契約する必要がありました。
そのため、フレッツ光ライト+ひかり電話の契約で最低でも月額3,630円かかっていたのですが、「ひかり電話ネクスト」であれば2,750円で利用できますので、アナログ加入電話と同等もしくはそれ以下の料金で利用することが可能です。
ひかり電話での電話番号やFAX番号の取得をご希望の方は以下の窓口から取得可能です。
LINEで気軽に導入相談や無料通話も可能ですのでよろしければご活用ください。
インターネットFAXのサービス内容・メリット・デメリット
インターネットFAXは名前の通りインターネットを利用したFAX送信サービスです。
「eFax」や最近だと「jFax」などが有名です。
スマホやPCからEメールなどを使用してFAXの送受信が可能となります。
メリットとしては以下のようなことが挙げられます。
- スマホやPCでネットが使える環境があれば手軽に始められる
- 一般の市外局番が使えるサービスもある
- 利用場所の自由度が高い
- FAXのみでの利用においてはコストが安い
- FAX機が必要ない
一方で以下のようなデメリットがあります。
- 「050」で始まる番号しか使えないない場合がある
- FAXしたい内容をPDFに変換する必要がある
- 印刷したい場合にはプリンターが必要
- クレジットカード決済しか対応していない場合がある
インターネットFAXはFAX機が必要無いので、FAX機を購入する必要もありません。
そのため導入コストも抑えることが可能です。
ただし、送信したいデータは全てPDFに変換する必要がありますので、スマホやPCの操作に疎い方には少し難しく感じられるかもしれません。
また、送られてきたデータを印刷したい場合には別途プリンターを用意する必要があります。
固定電話が不要で、FAXも送受信さえできて印刷できなくても内容が確認できれば問題ないという場合はインターネットFAXを利用されるのもアリではないでしょうか。
eFaxやjFaxは下記バナーから詳細確認やお申込みが可能ですので参考までにどうぞ。
法人・個人事業主のFAX利用にはどれがおすすめ?
法人や個人事業主のFAX利用においておすすめなのは以下の2つです。
- ひかり電話
- インターネットFAX
どちらがおすすめかは利用の仕方によって異なりますので、それぞれ見ていきましょう。
ひかり電話がおすすめのケース
以下のような条件に当てはまる方はひかり電話がおすすめです。
- 電話番号とFAX番号を分けて使いたい(複数の電話番号を使いたい)。
- インターネットもまとめて契約したい
- 一般的な電話番号で使用したい
- FAX一体の電話機やFAX複合機の実機を使用したい
ひかり電話であれば通常プランにオプション(マイナンバー+ダブルチャネル)を契約することで1回線3番号まで取得(同時に使用できるのは2番号まで)することが可能です。
また、もともとインターネット回線ですから、インターネットを利用されるかたは光回線のオプションとしてよりお得な料金でひかり電話を利用することが可能です。
ひかり電話でのFAXの利用については以下の記事で料金なども含めて詳しく解説していますので参考にしてみてください。
また、ひかり電話での電話番号やFAX番号の取得をご希望の方は以下の窓口から取得可能です。
LINEで気軽に導入相談や無料通話も可能ですのでよろしければご活用ください。
インターネットFAXがおすすめのケース
一方で以下のような条件に当てはまる方はインターネットFAXがおすすめです。
- FAXだけ使えれば良い(固定電話は不要)
- 移動が多く基本事務所にいない、外出先でもスマホなどでFAX内容を確認したい
- FAXの実機を置きたくない
このような場合はインターネットFAXで十分でしょう。
というか、インターネットFAXの方が使いやすいケースも多いでしょう。
インターネットFAXはサービスによっては050番号ではなく03・06などの一般的な市外局番から始まる番号を取得できるものもありますので、「050番号はちょっと…」と思われている方はeFaxなどのサービスを選ばれると良いのではないでしょうか。
大手インターネットFAXサービスのeFaxとその簡易版のようなjFaxは以下のバナーからご確認が可能ですので参考までにどうぞ。
まとめ
NTT西日本エリアで法人や個人事業主の方が新規でFAX番号を取得するならひかり電話かインターネットFAXがおすすめです。
電話番号とFAX番号を分けて使いたい、インターネットもまとめて契約したい、一般的な電話番号で使用したい、FAX一体の電話機やFAX複合機の実機を使用したいという場合はひかり電話を選ぶと良いでしょう。
FAXだけ使えれば良い、移動が多く基本事務所にいない、外出先でもスマホなどでFAX内容を確認したい、FAXの実機を置きたくないという場合はインターネットFAXの方が利用しやすいでしょう。
ひかり電話での電話番号やFAX番号の取得をご希望の方は以下の窓口から取得可能です。
LINEで気軽に導入相談や無料通話も可能で、NTTの窓口のような待ち時間も無く、基本はすぐつながりますので活用してみてください。