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駐車場(パーキング)に設置する防犯カメラのおすすめ機種5選!選び方も併せて解説
「駐車場に防犯カメラを設置したいけど、選び方がわからない」そのようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
駐車場に防犯カメラを設置することで、トラブルを未然に防げたり、仮に起きたとしても解決の糸口になったりします。駐車場でトラブルが起きてしまうと、多額な損失をもたらしてしまう恐れがあるため、できる限りは防犯カメラを設置したいところです。
そこでこの記事では、駐車場に設置する防犯カメラについて、以下の内容を解説しています。
- 駐車場に防犯カメラを設置すべき理由
- 選ぶポイント
- 必要な機能
記事を読み終わった頃には、駐車場に設置すべき防犯カメラがわかるようになっているでしょう。ぜひご一読ください。
駐車場に防犯カメラを設置すべき3つの理由
駐車場に防犯カメラを設置すべき理由は、以下の3つです。
- 犯罪やトラブルの抑制につながる
- 車上荒らしおよび車両盗難対策になる
- 警備員を雇うよりも格安に済む
- 駐車場利用者の信頼につながる
順番に紹介していきます。
1.犯罪やトラブルの抑制につながる
実際に駐車場で起こりやすい犯罪やトラブルとして、以下の4つが挙げられます。
- 当て逃げ・ひき逃げ
- 車上荒らし
- 車両盗難
とくにスーパーやホームセンターなどのお店に多いのが、設置した看板に車をぶつけられ、逃げられてしまった場合です。
防犯カメラを設置していれば、駐車場で当て逃げした車のナンバープレートをバッチリと記録してくれるため、犯人の特定が容易になります。
2.車上荒らしおよび車両盗難対策になる
3.防犯カメラのほうが警備員を雇うよりも格安で済む
4.駐車場利用者の信頼につながる
駐車場に防犯カメラを設置すれば、利用者からの信頼につながることもあります。
スーパーやコンビニ、コインパーキング、サービスエリア、マンションなど不特定多数の人が利用する駐車場の場合、いつ事故やトラブルが発生してもおかしくありません。
万が一に事故やトラブルが発生した場合に、防犯カメラを設置していなかった場合、解決の手がかりがないために被害者からの信用を損ねてしまうこともあります。
防犯カメラを設置すればトラブルの始終をしっかり捉えてくれるため、解決が容易になります。
営利用の駐車場を運営されている場合は、利用者のためにもぜひ防犯カメラを設置するようにしましょう。
駐車場の防犯カメラを選ぶ5つのポイント
駐車場の防犯カメラにはさまざまなモデルがありますが、選ぶ際のポイントは以下の5つです。
- 予算
- 設置位置
- デザイン・形状
- 種類
- 動力
- 設置方法
上記のポイントを押さえれば、ご自身の駐車場の状況に適した防犯カメラを選べるはずです。1つずつ解説します。
1. 予算
防犯カメラはモデルによって費用に差があるため、あらかじめ予算を考えておきましょう。
防犯カメラを購入する際はカメラ本体だけではなく、電池や固定器具などの消耗品なども別に必要になることもあります。また、形状によっては工事しないと設置できないこともあるため、その際は工事費が上乗せされてしまいます。防犯カメラの予算は、本体価格だけでなく設置までにかかる総額を元に決めるのがおすすめです。
なお、駐車場が広いなどの理由から必要な防犯カメラの台数が多く、予算をオーバーしてしまうこともあるでしょう。
予算が明らかに足りない場合は、ダミーの防犯カメラを置くことも、選択肢の1つです。実際に録画していなかったとしても「監視している」ことを知らせられれば、犯行に及ぼうとしたとしても、バレることを恐れて未然に防げるようになります。
ダミーの防犯カメラは実物よりも格安に抑えられるため、ぜひこちらも検討してみてください。
2. 設置位置
防犯カメラ本体を購入する前に、設置位置もあらかじめ決めておくと、スムーズに選べます。おすすめの設置位置は、以下の3つです。
- 出入り口付近
- 駐車場の見通しの良い場所
- 料金所
上記の3つに該当する場所が、最もトラブルが発生しやすいため、防犯カメラが効果を発揮します。
個人宅の場合、玄関に設置すれば駐車場だけでなく、訪問者の監視もできるため、1台2役で済みます。設置場所を洗い出せれば必要な台数を割り出せるため、予算組みも簡単になるはずです。
3. デザイン・形状
防犯カメラのデザインや形状によって、それぞれ特徴が異なります。防犯カメラの形状には、長方形の「ボックス型」と半円形の「ドーム型」2種類があります。ボックス型とドーム型の特徴は、以下の通りです。
項目 | ボックス型 | ドーム型 |
見た目 | 威圧感が強い | 目立ちにくい |
大きさ | 大きい | 小さい |
ボックス型を設置すれば監視している感じを強く出せるため、犯人をけん制できます。あえて人目に付きやすい位置に設置すれば、犯罪の抑止に繋がるでしょう。また、ドーム型であれば犯人に見つかることなく録画できるため、犯罪が起きたとしても逮捕できる可能性が上がります。
それぞれの役割に応じて、設置する防犯カメラを選ぶようにしましょう。
4. 録画方式
防犯カメラにはさまざまな特徴を持ったモデルが販売されており、大きく異なるのが録画方式です。防犯カメラの録画方式は、大きく分けて2種類あります。
- レコーダー録画
- クラウド録画
レコーダー録画はHDDやSDカードなど、本体内蔵もしくは外付けのメモリにデータを保存します。ランニングコストがかからない一方で、本体サイズが大きくなることがデメリットとなります。クラウド録画はデータをオンラインのクラウドに保存する形式です。レコーダー録画に比べると容量を気にせずにデータを保存できるのに加え、本体サイズが小さい傾向にあります。しかし、毎月のクラウド利用料が発生するため、ランニングコストがかかってしまうことが難点です。
5. 動力
防犯カメラを動かすための動力も気にする必要があります。防犯カメラの動力は主に、以下の3つがあります。
- コンセント
- バッテリー・乾電池
- 太陽光
駐車場に設置する際の理想は、充電不要で日光さえ当たれば場所を選ぶ必要がない太陽光です。しかし、電源を引っ張ってこれるのであれば、コンセント式も検討の余地があります。どうしても日の当たらない屋内などに設置する場合は、コンセントを引っ張ってきたり、バッテリー式でこまめに充電したりしましょう。
6. 設置方法
設置方法についても、事前に確認するようにしましょう。
屋外用防犯カメラの場合、基本的に壁面取り付けがメインとなります。
壁面取り付けと言っても、取り付け先の部材によって必要な部品が異なるため、設置方法を事前に確認しなければいけません。
また、動力が電源の場合は、ケーブルの回し方なども設置場所ごとに考える必要があります。屋外の場合はそもそも電源の供給が可能かどうかの確認も必要になるでしょう。
「カメラを購入したけど付けられませんでした」とならないように、前もって設置方法を把握するようにしましょう。
駐車場の防犯カメラに必要な機能6つ
防犯カメラにはさまざまな機能が備わっていますが、駐車場に設置する際は、最低でも以下の6つを搭載していることを確認しましょう。
- 防塵・防水機能
- 記録した映像の画素数
- ナンバープレート読み取り
- 動体検知
- ワイヤレス機能
- 夜間撮影機能
1つずつ解説していきます。
1. 防塵・防水機能
駐車場に防犯カメラを設置する場合は、防塵および防水機能は必須になります。
防塵とはチリやゴミなどの汚れの侵入を防ぐ性能のことで、防水は雨などの水などに耐える性能のことです。屋外駐車場の場合は雨にさらされても問題なく稼働できるように、防水機能が高いモデルがおすすめです。また、屋内駐車場は埃っぽい場所であることが多いため、防塵タイプの高いモデルを検討しましょう。
防塵・防水機能はそれぞれモデルごとに等級があり「IP○○」と表記され、○○にはそれぞれ数字が入ります。
- 10の位⇒防塵
- 1の位⇒防水
防塵は1番いい性能は6で、防水で1番良い性能が8です。
つまり防塵・防水とも最高の性能である場合は「IP68」と表記されます。なお、防塵・防水機能はあくまで理論値であり、カメラも精密機械であることには変わりありません。駐車場はカメラにとっては過酷な環境であるため、選ぶ時はIP66~68の性能が高いモデルを選ぶのがおすすめです。台風や大雨などの天候に左右されやすいので、特に重視すべき機能です。
2. 記録した映像の画素数
録画した映像を鮮明な状態に確認するための指標が画素数です。画素数は防犯カメラ用の場合、100〜400万画素程度で販売されているモデルが多いです。画素数が高いほどきれいに録画できるため、確認するときに楽になります。画素数150万以下のモデルは安価で購入できる反面、映像がぼやけてしまうことも多いです。画素数が高いモデルを無理して選ぶ必要はありませんが、撮影した映像をはっきり見るためには、最低でも200万画素は欲しいところです。
3. ナンバープレート読み取り
駐車場内での接触事故の際に役立つのが、ナンバープレート読み取り機能です。ナンバープレート読み取り機能があれば、仮に接触事故を起こした車が逃走したとしても、ナンバープレートを読み取れます。ナンバープレートは車を特定するために重要な情報のため、しっかり記録できれば犯人逮捕の重要な記録となります。ただし、防犯カメラと車との距離が離れていると記録できないケースもあります。そのため、事故が起きやすそうな場所の目星をつけた上で、防犯カメラを設置するようにしましょう。
4. 動体検知
駐車場は動くものを撮影することが多いため、動体検知機能を搭載したモデルを選ぶようにしましょう。動体検知とは、動きに反応して自動で録画してくれる機能のことです。動体検知が搭載されていることで、必要なときだけ録画してくれるため、容量を節約できるなどのメリットがあります。動力がバッテリーや太陽光など、ある程度節約が必要なモデルの場合は、動体検知が搭載されている防犯カメラを選ぶようにしましょう。
5. ワイヤレス機能
駐車場から離れた場所で録画映像を確認したい人は、ワイヤレス機能を搭載している防犯カメラを選びましょう。ワイヤレス機能を搭載していることで、防犯カメラをWi-Fiなどで接続すれば、自宅にいてもスマホやパソコン・モニターなどで映像の確認が可能です。ただし、Wi-Fiの届く範囲に限られてしまうため、遠距離には対応していません。大型店舗をはじめとした駐車場の広さによっては、映像を確認するために事務所などが別に必要になる場合があります。さらにワイヤレスの仕様上、電波が不安定になって繋がらなくなり、映像を確認できないケースもあることは理解しておきましょう。
6. 夜間撮影機能
夜間もずっと撮影するのであれば、夜間撮影機能も欲しいところです。実際に夜中の時間帯だからこそ起こり得る犯罪があることは事実です。夜間撮影機能を搭載している防犯カメラであれば、屋外の暗い場所であっても鮮明に映像を録画できるため、犯罪が起きても解決のための重要な記録となります。
夜間撮影機能を用いて録画をすれば、映像を確認するときにわかりやすくなります。屋外はもちろんですが屋内駐車場も薄暗い場所が多いため、夜間撮影機能は大いに役立つはずです。いつでもバッチリ録画ができるように、夜間撮影機能を搭載している防犯カメラを選ぶのがおすすめです。
駐車場におすすめの安心・安全な防犯カメラ5選!
ここからは、駐車場に設置したときに大いに役立つおすすめの防犯カメラを5つ紹介します。
- OHWOAI「OHWOAI-4-300」
- BOIFUN「ZS-GQ2」
- COOAU
- WEILAILIFE「WEILAI-JP13.3-W8004」
- Ctronics「CTIPC-285C-JP」
上記5つです。順番に紹介していきます。
駐車場のおすすめ防犯カメラ1. OHWOAI「OHWOAI-4-300」
製品型番 | OHWOAI-4-300 |
画素数 | 300万画素 |
電源 | 電源コード |
サイズ | 32×16×18cm |
形状 | ボックス型 |
撮影機能 | 暗視機能 AI人体検知 遠隔監視機能 録画再生機能 |
防水・防塵性能 | IP67 |
録画方式 | HDD(最大1TB) |
Wi-Fi | あり |
OHWOAI「OHWOAI-4-300」は暗視機能を備えているため、暗闇の駐車場でもバッチリ録画できる防犯カメラです。
防水・防塵性能は「IP67」と、最高クラスに近い性能を持っているため、雨の日も風の日も心配ありません。さらにWi-Fiにも対応していることで、駐車場から離れた場所でも映像を監視できるため、リアルタイムで確認しやすくなります。
駐車場のおすすめ防犯カメラ2. BOIFUN「ZS-GQ2」
製品型番 | ZS-GQ2 |
画素数 | 200万画素 |
電源 | バッテリー太陽光 |
サイズ | 11.1 x 8 x 6.8 cm |
形状 | ボックス型 |
撮影機能 | 暗視撮影 動体検知 双方向音声 デジタルズーム |
防水・防塵性能 | IP66 |
録画方式 | SDカード(最大128GB) クラウド |
Wi-Fi | あり |
BOIFUN「ZS-GQ2」は過程の駐車場におすすめの防犯カメラで、2022年3月時点の楽天価格にして、1台あたり15,000円程度で購入できるお手頃モデルです。
動力はバッテリーと太陽光の両方に対応しているため、設置場所に合わせて選べるようになっています。録画したデータはMicro SDカードに保存することになり、最大128GBまで対応しています。スーパーなどの店舗用の広い駐車場にはやや物足りなく感じるスペックですが、個人で利用する「家庭用」であればお手頃で使いやすい防犯カメラです。
駐車場のおすすめ防犯カメラ3. COOAU
ブランド名 | COOAU |
画素数 | 200万画素 |
電源 | バッテリー 太陽光 電源コード |
サイズ | 11 x 8 x 7 cm |
形状 | ボックス型 |
撮影機能 | 暗視録画 モーションセンサー 人感センサー 双方向音声 動体検知 |
防水・防塵性能 | IP66 |
録画方式 | SDカード(最大128GB) クラウド |
Wi-Fi | あり |
COOAUの防犯カメラは、暗視録画や動体検知といった駐車場に必要な機能はもちろん、画角140°の広い視野を持ち合わせていることが特徴です。
画角が広いことで駐車場の死角が少なくなるため、必然的に必要な防犯カメラの台数を減らせます。また、COOAUの防犯カメラに搭載されている人感センサーは、距離に応じて10段階のレベルで調整できます。駐車場の状況に合わせて人感センサーを調整すれば、必要な時にだけバッチリと録画が可能です。動力はバッテリーや太陽光だけでなく電源コードにも対応しているため、コンセントが近いようであれば安定した電力供給が可能です。
駐車場のおすすめ防犯カメラ4. WEILAILIFE「WEILAI-JP13.3-W8004」
製品型番 | WEILAI-JP13.3-W8004 |
画素数 | 800万画素 |
電源 | 非公表 |
サイズ | 32 x 16 x 18 cm |
形状 | ボックス型 |
撮影機能 | 暗視撮影 動体検知 スケジュール録画 アラーム警報 双方向通話 |
防水・防塵性能 | IP66 |
録画方式 | HDD |
Wi-Fi | あり |
WEIL AILIFE「WEILAI-JP13.3-W8004」の特徴は、800万画素の高画質で録画できることです。
細かいところでも鮮明な状態で確認できるため、より多くの手がかりを記録に残せます。防犯カメラのデータの記録方法は本体内蔵のHDDで2TBと大容量に保存できるため、長時間の録画が可能です。WEIL AILIFEであれば最大で8台の防犯カメラを一括で管理できるため、敷地が広い屋外駐車場でも最小限の死角で監視が可能になります。駐車場が広いために監視が大変だと感じている方は、ぜひWEIL AILIFE「WEILAI-JP13.3-W8004」を検討してみてください。
駐車場のおすすめ防犯カメラ5. Ctronics「CTIPC-285C-JP」
製品型番 | CTIPC-285C-JP |
画素数 | 200万画素 |
電源 | 電源コード |
サイズ | 30 x 17 x 11 cm |
形状 | ドーム型 |
撮影機能 | 暗視録画(カラー・白黒) 自動追跡 人感センサー 動体検知 |
防水・防塵性能 | IP66 |
録画方式 | SDカード |
Wi-Fi | あり |
Ctronics「CTIPC-285C-JP」は目立ちにくいドーム型の形状をしているため、駐車場の利用者を威嚇したくない場合におすすめの防犯カメラです。
CTIPC-285C-JPの特徴は、暗視録画のモードが豊富にあることで、白黒とカラーのお好きなほうを選べることです。上下に90°、水平方向に350°も動かせるため、1台設置するだけで非常に広範囲の撮影ができます。さらにスマホ専用アプリでは、Ctronicsの防犯カメラを4台同時に監視できるため、屋外の広い駐車場にもうってつけの防犯カメラです。
駐車場に設置する防犯カメラについてまとめ
防犯カメラを駐車場に設置すれば、犯罪を未然に防げるだけでなく、万が一起きた時でも解決の手掛かりとして記録に残せます。実際に駐車場では当て逃げや車上荒らしなど、さまざまな犯罪が起こります。自宅に防犯カメラを設置すれば大切な家族を守れますし、店舗などであれば利用者の方に満足して駐車場を利用していただけるはずです。最後に、駐車場に設置する防犯カメラに必要な機能をまとめてみました。
- 防水・防塵機能
- 暗視録画
- 動体検知
駐車場に設置する防犯カメラは24時間365日、雨の日も風の日も録画できていないといけないため、非常に過酷な環境です。駐車場に設置する防犯カメラでいつでも安定した録画を行うために、上記の機能は必須と言っても過言ではありません。今回紹介した防犯カメラには上記の機能をすべて搭載しているため、ぜひご自身の駐車場に適したモデルを選んでみてください。