ウォーターサーバーの天然水とRO水の違いは?どちらを選ぶべきか解説!

ウォーターサーバー天然水・RO水違い

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「お水にもこだわってみよう」

と考えた時、ウォーターサーバーを検討する方は多いですが、ウォーターサーバーには

  • RO水
  • 天然水

2つの水の種類があり、ここで悩まれる方も少なくありません。

正直、天然水は字を見てすぐにわかりますが、RO水ってパッと見てもなんなのか全然わからないですよね。

そこで今回、ウォーターサーバーを選ぶときに重要な天然水とRO水についてお話しします。

最初は難しいと感じても、知ってみるとこんなに簡単な話だったと驚きますよ!
それほど簡単なので、是非ご一読ください。

目次

天然水とRO水の違いは何?

まず簡潔に、天然水とRO水の違いからいきましょう。

天然水とRO水にはどんな違いがあるのか、簡単にまとめてみましたのでご覧ください。

天然水地下や川などからの自然由来の水を最低限の処理(殺菌処理など)をした上で、ミネラル分などはそのまま残した水。
RO水水道水や天然水をRO膜(フィルター)を通し綺麗にした水、ミネラルなども除去されているため、ものによってはあとからミネラルを添加しているものと、添加していない純水とがある。

要は天然水もRO水もフィルターを通しますが、RO水のフィルターのほうが強力でミネラル分などもすべて取り除いてしまう、ということですね。

もっと詳しいお話をするとRO(アールオー)水で使われているフィルターは0.0001ミクロンのとんでもなく細かなフィルターを使っているので、ミネラルをもキャッチし、水を限りなく綺麗な状態にできるわけです。

ただ綺麗な水と言えば聞こえはいいですが、純水に近くなるため美味しいとは言えず、体に良いミネラルをも取り除いてしまうため、RO水が良いとは一概には言えません。

ここで結論を言うと「総合的に考えて天然水が良い」のですが、では何故良いのか、結論だけじゃわかりづらいのでもっと詳しく違いを見ていきましょう。

成分で選ぶならどちらでもOK、しかしRO水の場合はしっかり調べること!

成分で選ぶなら天然水、RO水どちらでも良いでしょう。

ただどちらを選ぶにしても成分チェックはしておきたいですね。

例えば天然水もミネラル・カリウム・カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・シリカ・ゲリマニウム・亜鉛など含まれていますが、その量は水源地により異なります。

RO水もミネラル成分を添加してあれば社によって成分量が異なるので、どちらにしても成分チェックはしておいた方が良いのです。

特にRO水はミネラルが添加されていないものもありますので必ずチェックしてください。

もし水の成分チェックなんてよくわからないという場合は、ミネラル分もしっかり残っている天然水を選んでおくと安心です。

安さで選ぶならRO水

もし値段で選ぶならRO水がおすすめです。

RO水は特定の水源地でなくても、言ってしまえば水道水で作れるお手軽さがあるのでコストが安いまま作れる水なのですね。

そのため特定の水源地まで汲みにいかないといけない天然水よりも安い値段で提供できるという強みがあります。

提供する値段も天然水よりも安いので安さで選ぶなら断然RO水ですが、原産地や美味しさなどに拘るなら天然水が良いでしょう。

衛生面で選ぶなら天然水のウォーターサーバー

ウォーターサーバーに限って言うなら、衛生面で安心な天然水のウォーターサーバーがオススメです。
というのも、天然水とRO水でウォーターサーバーのボトルにも違いがあるからです。

全てのボトルに当てはまるわけではありませんが、実は天然水のボトルは使い捨てのことが多く、RO水のボトルはメーカー回収のものが多いのです。

メーカーが回収するボトルはリーズナブルでエコですが、水も雑菌がわくものですから、一度も開けてない新しいボトルが安心です。

また、一般的に回収式のガロンボトルは外気を取り込みやすく、ボトルの中の水が空気に触れやすい傾向があります。

その点、天然水サーバーに多い使い捨てボトルは外気を取り込みにくい構造になっているものが多く、水の鮮度が保たれやすいメリットもあります。

あまりそのあたりを気にしないよと言う場合はどちらでも問題ないですが、例えば家族も一緒に使うものなどはこういった衛生面も考えて選んであげると親切ですね。

天然水とRO水の安全性の違いは?

天然水とRO水について解説してきましたが、ここで気になるのが安全面です。
美味しいとか美味しくない、コスパが良い悪いの前に安全かどうか、ここはとても大切ですよね。

結論から言えば、どちらも安全に飲めることは変わりありません。
どうしてどちらも安全と言えるのかのお話をここで致します。

天然水とRO水、どちらも安全

上でもお話ししましたが、天然水とRO水は水をろ過するフィルター自体が違います。
より細かなフィルターを使っているのはRO水で、そのためRO水は純粋に近い状態になるわけですね。

よりまっさらな水、という点ならRO水に軍配が上がるでしょう。
しかし「なら天然水はRO水よりも汚いのか?」と言われればそうではなく、天然水もしっかりと汚染物質の基準値を超えていないか調べられた特定の水源地から汲まれた上でフィルターでろ過されているので安全面ではどちらも等しく安心して飲める水です。

RO水の方が検査が多いから安全!という話もありますが……

中にはRO水の方が検査が多いから安全!という話もあります。

確かに天然水の検査項目は14~39項目、RO水の場合は51項目あるのでそう考えるとより検査が多いRO水のほうが安全そうに思えます。

しかし考えてみると、そもそもRO水は水道水などからも作れるお水。
特定の水源地で汲む天然水と違って検査項目が多いのは当然と言えば当然なのです。

一定の場所ならある程度の安全性は確保できると言えますが、どこで汲んでも作れるRO水はむしろ検査項目が多くないと危ないと言えます。

かといって「ならばRO水は危ない」という両極端な話ではなく、どちらも検査項目の数は違えどどちらも安全に飲めるよということですので、ご安心ください!

味はどう違うの?

もしあなたが自然由来の美味しいお水を飲みたいと考えるなら天然水がおすすめです。

天然水とRO水は上でもお話しした通り、水源地が違います。

天然水は天然の各地の名水地など、特定の水源からくんでいるのに対してRO水は水道水や河川水などを利用し加工し作られています。

美味しい水の条件

さてここで、美味しい水の条件のお話です。

実は私たちが普段美味しいなと感じるお水にはミネラルが含まれていたり、水の硬度が合っていたり、酸素が含まれているなどの特徴があります。

そのため、ミネラル分が含まれた天然水を美味しいと感じるのですね。

しかしRO水は細かなフィルターを通してしまうので、不純物と一緒にミネラル分などの水のうまみもまるごと取ってしまいます。

後からミネラルを追加してミネラルウォーターとなるRO水もありますが、後から添加したミネラルは美味しくても水本来の味とは言えません。

美味しい水を飲むのなら、やはり水本来の味が生かされた天然水がおすすめです。

硬度でも味に違いが出る

水には軟水、硬水とがありこの硬度でも味に違いが出ます。
硬度というのは、水の硬度というのは、カルシウム、マグネシウム含有量を炭酸カルシウム量として計算したものをさします。

硬度100以下が軟水、101から299あたりが中硬水、300以上を硬水という目安があります。
わかりやすく言えば硬度が低ければ軟水、硬度が高ければ硬水ということですね。

マグネシウムには元々苦みがありますので、硬度が高ければ高いほど苦くなる特徴があります。
また、口当たりも重いので人によっては飲みづらいと感じます。

一方軟水はまろやかで飲みやすい特徴があります。
日本は特に水道水やミネラルウォーターのほとんどが軟水なので、私たち日本人になじみやすく美味しいと感じやすい水は軟水です。

なので、もしあなたが美味しいお水を選びたいと考えた時は、天然水でなおかつ軟水のお水を選ぶと間違いありませんよ。

赤ちゃんのミルク作りにおすすめなのはどっち?

まず初めに、赤ちゃんのミルクに使うお水の第一条件は「軟水」ということを知ってください。
RO水、天然水どちらを使うにしても、必ず軟水を使いましょう。

というのも、まず赤ちゃんの胃は未発達なので、硬度の高いお水は負担となってしまいます。
何より苦く感じますから、赤ちゃんのミルクに使うお水はまろやかな軟水がおすすめです。

では次に、RO水と天然水ならどうでしょう?
どちらが赤ちゃんのミルクに最適なのか、解説します。

RO水と天然水、赤ちゃんのミルクに最適なのはどっち?

赤ちゃんのミルクには軟水のお水が最適ですが、ではRO水と天然水ならどちらが良いのか結論から言うと天然水がおすすめ、ついでRO水ですね。

よりろ過された純水に近いRO水が良いのでは?と思われがちですが、ウォーターサーバーでやってくるお水のほとんどはミネラルウォーター、つまりRO水でも天然水でもミネラルが含まれた状態なのでどちらも条件は同じなのです。

しかしそれでもどちらかを選ぶとするならば、よりおいしい水本来の味を味わえる軟水の天然水をおすすめします。

天然水のウォーターサーバーは衛生面でも◎

上でもお話ししたように、ほとんどの天然水のウォーターサーバーボトルは使い捨てです。
使い終わったらまた新しいボトルを開け利用するので衛生面で見ても天然水が良いですね。

赤ちゃんに使うものだからこそ細心の注意を払いたい、ウォーターサーバーの衛生面を考えるなら新しいボトルがやってくる天然水のウォーターサーバーは安心できます。

ただボトルを毎回新しいものに替えるというと、ボトルを捨てるのが面倒そうだな、と考える方もいらっしゃいますよね。

確かにウォーターサーバーの大きなボトルを捨てるのは面倒です。
その場合は畳めるボトルを採用しているウォーターサーバーを選ぶと簡単に片づけられるのでおすすめです。

プレミアムウォーターなどの天然水サーバーでは、お水を使っていくとボトルが圧縮されていき、最終的にはぺたんこの状態になります。

こういったボトルであれば手間なくさっと片づけられますし空いたボトルが邪魔になるということもありませんね!

逆にボトル交換型の多いRO水は空いたボトルが邪魔になることもありますから、手間を省く意味でも天然水のウォーターサーバーをおすすめします。

ウォーターサーバーなら温水が出るものを!ママの負担を減らします

もしあなたがウォーターサーバーに悩んでいるなら温水が出るものを選びましょう。
ママの負担も減るので強くおすすめします。

例えばミルク・離乳食ともにお湯を利用しますが、いちいちお湯を沸かす手間が惜しい、育児ではそんな場面にいくつもぶち当たります。

少しの手間が惜しい、出産前は手間じゃなかったことが手間になる、それが育児ですからね。
ウォーターサーバーの温水機能はそんなママの手間を軽減してくれます。

ミルクを作りたい時にケトルを出して水を入れて待ちながらミルクの準備をする、この一連の動作の半分をウォーターサーバーに温水機能がついていればカットできます。

温水機能がついてウォーターサーバーならワンプッシュで温水が出てきますので、ミルクを作るなら容器にミルクを入れてお湯をそそぐだけ、簡単です♪

離乳食であっても今はお湯で溶かすだけの簡単なものもあったり、作り置き離乳食もお湯でといたりもしますから、やはりウォーターサーバーは活躍します。

何より温水機能は育児をしていなくても便利な機能、温かいお茶が飲みたい時、小腹がすいたときのカップラーメン、手軽にスープを飲みたい時などあって損はない機能なので、ウォーターサーバーで選んでいるなら温水機能がついたものがオススメですよ。

【まとめ】天然水とRO水の違いはフィルターと成分

天然水のRO水の違いについて解説しました。
まとめると天然水とRO水はフィルターと成分が違うということでした。

天然水よりもRO水のほうが細かなフィルターを使っており、ミネラルもまとめてとってしまうわけですね。
そのためRO水には不純物もまるごととれるというメリットがある一方でうま味も漉しとってしまうデメリットがあります。

水本来の美味しさを味わうならやはりうま味が残ったままの天然水がおすすめです。
ウォーターサーバーも天然水のものはボトルも毎回新品を届けてくれますし衛生面でも安心です。
折りたためるボトルを採用しているサーバーなら手間もなく更に使いやすいですね。

赤ちゃんに選ぶお水の場合は、天然水とRO水、どちらを使うにしても赤ちゃんの胃に負担をかけない軟水を選んでください。
安心して飲める美味しいお水の選び方の参考にしてください!

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この記事を書いた人

上場企業で商品企画やマーケティングを担当。自社サービスサイトの立ち上げから関わり1年で月間約40万アクセスを記録。
様々な企業の商品リサーチ、サービスの裏側を見てきたからこそ分かる、商品選びの際の着目するべきポイントなど役に立つ情報を発信していきます!

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