フレッツ光を法人契約する方法・料金プランやメリットも解説

NTTのフレッツ光を店舗やオフィス・個人事業主などが法人契約する場合の料金プラン、個人契約との違いについて解説しています。
フレッツ光を法人契約するメリットや契約窓口についても解説しているので、新規出店や開業などで申込みする場合の参考にしてください！

フレッツ光の法人契約と個人契約の違い

フレッツ光を法人で契約する場合も、契約する事務所や店舗などの規模によっては、個人契約とプランは同じでも問題はありません。

フレッツ光ではいくつかのプランが用意されていますが、契約する法人や事務所の規模によって個人契約と同じプランを契約するか、オフィス専用のプランを契約するか選ぶことができます。

ではフレッツ光の法人契約と個人契約とでは違いは何なのでしょうか？

フレッツ光の契約名義が法人か個人かの違い

結論から言うと、フレッツ光の法人契約か個人契約かは契約名義が法人名義か個人名義かの違いだけです。
契約名義は申込者の自由ですが、一般的に個人事業主や店舗など事業用でフレッツ光を契約する場合は、法人名義で契約をする人が多いです。

理由は法人名義で契約をすることでフレッツ光の毎月の通信費を経費計上できるためです。

フレッツ光は法人契約でも価格・プランは個人契約と同じ

フレッツ光にはいくつかのプランが存在しますが、法人契約でも個人契約でも価格は同じです。

一部の法人専用プランは個人名義だと契約できない場合などがありますが、通常のプランは名義が個人でも法人でも同価格、プラン内容も変わりません。

例えば東日本エリアで1番メジャーなフレッツ光のプランは、フレッツ光ネクストファミリータイプ(戸建て向け)、マンションタイプ(集合住宅向け)ですが、法人でも契約をすることができます。

中には法人向けのプラン・オプションもある

フレッツ光のプランの中には法人向けのプランやオプションもあります。
法人専用のプランの場合には、わかりやすくプラン名に「オフィスタイプ」とついています。

価格は個人でも契約できるプランに比べて高めに設定されていますが、その分24時間のサポートがつくなど、万が一ネットワークの不具合や故障に見舞われた際に迅速にサポートが受けられるような内容になっています。

フレッツ光を法人契約する時のプラン・月額料金

フレッツ光を法人契約する時のプラン選びですが、10ギガ以上の速度が欲しい法人や、優先帯域やVPNなどが必要な場合は専用のプランを選ぶのがおすすめですが、多くの法人の場合は個人契約と同じプランの選択で問題ない場合が多いです。

法人・店舗でも個人と同じプランでOK

基本的には法人や店舗、個人事業主の場合、個人契約と同じフレッツ光ネクストの契約で問題ありません。
導入先の建物のタイプや、その建物にNTTフレッツ光の設備が備わっているかどうかで、ファミリータイプ(戸建て向け)かマンションタイプ(集合住宅向け)での導入になるかが変わってきます。

また、NTTは東日本エリアと西日本エリアでNTT東日本と西日本の担当区域が分かれていて、料金も若干異なります。

導入先がNTT東日本と西日本のどちらの管轄になるかは下記を参考にしてください。
長野県より北が東日本、静岡県(一部のエリアを除く)、富山県は西日本側というのがおおよその境目になっています。

NTT東日本と西日本のサービス提供地域

東日本	西日本
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県	富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

NTT東日本：フレッツ光ネクストの月額料金

戸建て向け	集合住宅向け
フレッツ光ネクスト ファミリーギガラインタイプ	フレッツ光ネクスト マンションギガラインタイプ
	プラン2	プラン1	ミニ
5,940円	3,355円	3,795円	4,455円

NTT西日本：フレッツ光ネクストの月額料金

戸建て向け	集合住宅向け
フレッツ光ネクスト ファミリースーパーハイスピード	フレッツ光ネクスト マンションスーパーハイスピード
	プラン2	プラン1	ミニ
4,730円	3,135円	3,575円	4,345円

フレッツ光を法人契約する時の初期費用

フレッツ光を法人契約する時にかかる初期費用は東日本も西日本エリアも同じで、「契約料」と「初期工事費」のみです。
価格も全国で同じで、個人契約の場合も費用は変わりません。

契約料	880円
初期工事費	22,000円(一括もしくは分割払い) 土日祝の場合+3,300円(分割の場合初回に請求)

フレッツ光の開通までにかかる期間は申込みからおよそ2週間〜1ヶ月です。
工事の日程は申込みをした順に予約が可能に。工事が混み合う期間は工事日程の予約が入れづらく、開通までの期間が1ヶ月を超えることもあるので余裕を持った申込みがおすすめです。

最大速度10ギガのフレッツ光クロスも登場

フレッツ光ネクストは最大速度1ギガのタイプで、通常のビジネス利用では全く問題なく使えます。
ウェブ会議やオンラインゲームの配信など高画質で大容量な通信を安定させたい法人様では、最大速度10ギガのフレッツ光クロスも選ばれています。

フレッツ光クロスの月額料金は、戸建てや集合住宅などには関係なく一律で、東日本エリアと西日本エリアで若干料金が異なります。

また現在では、東日本も西日本も一部のエリアでの提供になるので、ご希望の場合は事前に提供エリアを確認してくださいね！

フレッツ光クロスの月額料金

フレッツ光クロス月額料金
東日本エリア	西日本エリア
6,050円	5,720円 (割引適用時の価格)

フレッツ光クロスの提供エリア

NTT東日本

NTT西日本

フレッツ光・フレッツ光クロスのオフィスタイプとは？

フレッツ光ネクスト、フレッツ光クロスにはオフィスタイプというプランがあります。

個人・法人で契約できる通常のフレッツ光ネクストやフレッツ光クロスと、フレッツ光ネクストオフィス、フレッツ光クロスオフィスの違いは、オフィスタイプには「故障・修理サポート」が付いている点です。

さらにオフィスタイプの中でもライトとスタンダードに分かれていて選ぶことができます。
ライトとスタンダードの違いは下記の表を参照ください。

	フレッツ光ネクスト/光クロス オフィススタンダード	フレッツ光ネクスト/光クロス オフィスライト
問い合わせ対応 電話問診	24時間 365日対応	24時間 365日対応
出張修理	24時間 365日対応	7:00~22:00

通常のNTTの故障修理対応は9:00~17:00での対応となるので、万が一に備えて夜間や早朝の故障修理対応をつけたい法人様は、オフィスタイプを選ぶと安心ですね。

通常の故障修理対応の9:00~17:00の間のサポートで十分という法人や店舗の場合は、オフィスタイプではなく、通常のフレッツ光ネクストで契約すればOKです！

NTTフレッツ光を法人契約するメリット

インターネット回線は多くのサービスがありますが、その中でも法人契約をするならNTTのフレッツ光での契約はメリットがあるのでいくつか紹介します。

法人契約は無料で請求書払いも対応

フレッツ光の支払い方法は、口座振替、クレジットカード支払い、請求書払いがあります。

法人契約でも個人契約でも、上記のどの支払い方法も選択することができます。

ただし、現在では口座振替のお知らせや請求書の発行を紙面倒で希望する場合、個人契約だと別途発行手数料がかかります。
一方で、法人契約ではこれらの書類の発行手数料は無料と優遇されています。

発行書類	発行手数料
口座振替のお知らせ	165円/月
料金請求書	220円/月

店舗や事務所が複数あって、インターネット回線をそれぞれ契約する場合などは特に、フレッツ光の法人契約なら請求書を1枚にまとめることができるので管理も楽に。

通信費を経費計上できる

NTTフレッツ光を法人契約するメリットとして、毎月の通信費を経費計上できるという点もあります。
個人名義でも経費にすることはできますが、できれば法人名義が理想です。

フレッツ光なら個人契約でも法人契約でもサービス料金は変わらず、むしろ請求書発行などが法人名義であれば無料になるなど優遇されるので業務利用であれば法人名義での契約がおすすめです。

法人向けのオプションが充実

NTTフレッツ光では、店舗やオフィスへの来訪客向けに提供できるフリーWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」や、レンタルで初期費用0円で手軽に導入できるクラウド型防犯カメラ「ギガらくカメラ」などの法人・業務用サービスが充実しています。

必要に応じてフレッツ光と同時に契約ができるので新規出店、開業準備などでの導入にも便利です。

固定IPアドレスが利用できる

店舗やオフィスの場合、固定IPアドレスを使用したい場合もあると思います。

例えば独自のサーバーを用意して企業のホームページを作成したり、複数ある店舗や拠点をプライベートなネットワークで繋ぐVPNを利用したい場合などに固定IPが必要です。

フレッツ光の法人契約ではプロバイダが固定IP対応のものを選べば固定IPアドレスを利用することができます。

NTTサービスだからサポートや保守が安心

フレッツ光の法人契約では通常のサポートも9:00〜17:00の間で受けることができますが、24時間365日サポートを受けることができる「24時間出張修理オプション」を付けることもできます。

他にもオフィスタイプと言って、24時間365日、故障や修理のプロが電話での相談対応に応じてくれる電話対応と、24時間365日出張修理が受けられるオプションがついたプランもあります。

通信大手のNTTが提供するサービスなので、万が一の故障や不具合の時のサポートや保守が充実していて、ビジネス利用でも安心です。

フレッツ光の法人契約におすすめの最短窓口

NTTのフレッツ光を新しく契約する場合、窓口は大きく分けて2つあります。

• NTTの窓口に直接電話する
• NTTの代理店の窓口で申し込む

1つ目はNTTの窓口に直接電話をして申込む方法です。
メリットとしては、NTTと直にやり取りできるので安心感があります。
デメリットとしては、NTTは契約者数が多いため窓口の電話が混み合いなかなか繋がらず何分も待つことが多い点や、申込みに必要な書類の提出、工事日程の調整、インターネット回線の設置場所の地図の図面を送ったりなどやり取りが煩雑な点です。

２つ目はNTTの代理店の窓口に申込む方法があります。
メリットとしては、NTTは新規のフレッツ光の申込みでお客様をお待たせしないために、代理店には新規申込みだけ任せています。
その為、代理店窓口の方が電話も繋がりやすくスムーズに契約を進めることができます。
さらに申込みに必要な書類や工事日程調整、ネットの設置場所の図面の送付など本来お客様とNTTとで直接やり取りしなくてはいけない手続き部分を代理店が代理で行なってくれるので手離れが良いという点があります。

デメリットは、代理店に任せて大丈夫なのかという不安があったり、すでにフレッツ光を契約済みで名義変更や解約などの手続きは代理店ではできないという点。

しかし、NTTのサービスはNTTの窓口で直接申込みをしても、代理店経由で申し込んでも価格やサービスは変わりません。
むしろ代理店経由の方が手続きもスムーズで手離れがよいので、フレッツ光を法人で新規契約する場合は代理店窓口での申込みがおすすめです。

下記の窓口は、フレッツ光の法人契約を最短で契約できる窓口なので、店舗やオフィスの新規出店や開業の際はぜひご利用ください！