プレミアムウォーターのシリカ含有量は？赤ちゃんにあげても大丈夫？

2025年3月1日

シリカとは？

シリカとはそもそも、酸素とケイ素が結合した「二酸化ケイ素」（SiO2）のことです。二酸化ケイ素は決して珍しい物質ではなく、例えば宝石としてよく知られるオパールや水晶は二酸化ケイ素からできています。

シリカは関節を組み立てている骨・軟骨・靭帯・腱などを構成する重要なミネラルです。
体内では生成できない成分なので、ミネラルウォーターなどから摂取する必要があります。

健康や美容目的で販売されているお水やサプリメント等では、構成元素としてケイ素が含まれる物質が「シリカ」とされているケースが少なくありません。二酸化ケイ素に限らず、「ケイ素が含まれている」という広い意味で「シリカ」という表現が使われているといえるでしょう。

シリカはそもそも、人間の骨や皮膚等を構成している元素のひとつです。人間にとって必要不可欠な栄養素で、シリカが不足すると、身体に影響をもたらすとされています。

昨今では健康増進や美容といった目的でシリカ水やサプリメントが注目を集めていますが、シリカが健康や美容にプラスになるという明確な根拠はありません。
しかし、ケイ素（シリカ）そのものは人間の身体に必要な成分です。

シリカ入りの天然水を赤ちゃんのミルク作りに使ったり、水分補給として飲ませること自体は問題ありません。

注意が必要なのは、シリカ入りの天然水の中でも軟水を選ぶことです。

シリカも含め、天然水には様々なミネラル成分が含まれています。含まれるミネラル成分が多いほどお水は硬水に寄っていきます。

まだ消化器官の未熟な赤ちゃんにはミネラル成分が多すぎる硬水は消化の負担になり、下痢を起こしてしまうことも。

赤ちゃんのミルクや水分補給に天然水を使うならミネラルバランスの良い軟水にしましょう。

シリカ入りの天然水も販売されるなど美容や健康面でも注目されているシリカ。

実は天然水ウォーターサーバーの中でもシリカが含まれている水と含まれていないものがあって、採水地の水質によって含まれるミネラル成分はまちまち。

プレミアムウォーターの天然水は複数の採水地から、住まいに近い採水地の水が送られてきます。

採水地によってはシリカが含まれている地域と含まれていない地域があります。
残念ながら採水地の水を選ぶことはできないので、シリカ入りの天然水がいい人は、お住まいの近くの採水地にシリカが含まれていることを祈るしかありません！

プレミアムウォーターでは全国で８カ所の採水地があります。

そのうち6つの採水地にシリカが含まれています。残念ながら山梨県の富士エリアの採水地にはシリカは含まれていないようです。。

各採水地のシリカやその他のミネラル成分の含有量はこちら！

採水地		富士吉田	富士	北アルプス	岐阜北方	吉野	朝来	金城	南阿蘇
4大ミネラル（100mlあたり）	ナトリウム	0.68mg	1.24mg	0.56mg	0.48mg	0.9mg	0.8mg	1.3mg	0.54mg
	カルシウム	0.64mg	1.51mg	0.83mg	2.00mg	1.7mg	1.2mg	3.2mg	0.89mg
	マグネシウム	0.22mg	0.51mg	0.19mg	0.22mg	0.35mg	0.2mg	0.077mg	0.33mg
	カリウム	0.12mg	0.10mg	0.11mg	0.05mg	0.08mg	0.1mg	0.12mg	0.32mg
その他ミネラル（1,000mlあたり）	バナジウム	91μg	70μg	–	–	–	–	–	–
	亜鉛	10μg	–	–	–	–	–	–	–
	シリカ	–	–	27mg	15mg	15mg	14mg	40mg	49.7mg
	サルフェート	–	–	5mg	11mg	9.9mg	10mg	16mg	–
	炭酸水素イオン	–	–	–	–	–	–	120mg	–
水質（1,000mlあたり）	硬度	25mg/L	59mg/L	29mg/L	59mg/L	57mg/L	38mg/L	83mg/L	36mg/L
	溶存酸素	8.2mg	8.2mg	8mg	6.3mg	9.2mg	7.8mg	8.5mg	10.5mg
	pH値	8.3	8.2	7.1	7.7	7.9	7.1	8.0	7.5
	pH値	弱アルカリ性