NTTアナログ回線電話と光電話を比較!それぞれのメリットデメリットも解説

nttアナログ回線

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NTTでアナログ回線の固定電話サービスと光電話どちらがお得なの?アナログ回線の加入電話とひかり電話の違いやそれぞれのメリットデメリットを解説します。

オフィスや店舗など事業用の固定電話の契約を検討中の方は必見です!

目次

NTTのアナログ回線電話とは?

NTTのアナログ回線電話とは、アナログ信号を活用して通話を行う固定電話回線で、戦後のインフラ整備とともに普及してきました。

アナログ回線の銅線には電流が流れていて、電子の振動によって音声通話が可能に。
波形で音声を伝える仕組みのため、通話相手の距離が遠くなるほど通信速度が遅くなる特徴があります。

また1度に1つの通話処理しかできないので、ひかり電話などのデジタル回線のように同時にインターネットを利用することができません。

NTTアナログ回線電話の料金

NTTのアナログ回線の固定電話サービスは「加入電話」という名称です。

NTTのアナログ加入電話は個人の『住宅用』と会社や店舗などの『事業用』とで月額料金が若干異なり、事業用は住宅用よりも若干金額が高くなります。

また加入電話の中でも『加入電話』と『加入電話ライト』というプランに分かれていて、『加入電話』は初回の契約時に39,600円の施設設置負担金が必要な代わりに、月額料金が少しお得、『加入電話ライト』は施設設置負担金が不要な代わりに、月額料金が若干割高になっています。

加入電話と加入電話ライトの料金体系を下記の表にまとめました。

加入電話料金プラン

契約料880円
施設設置負担金39,600円
回線数1
住宅用月額基本料1,870円
事業用月額基本料2,750円
工事費用22,000円
※月額料金は3級取扱所の場合の金額

加入電話ライト料金プラン

契約料880円
施設設置負担金不要 0円
回線数1
住宅用月額基本料2,145円
事業用月額基本料3,025円
工事費用22,000円
※月額料金は3級取扱所の場合の金額

NTTアナログ回線電話は2024年にサービス終了した!?

携帯電話の普及で、特に個人の住居に固定電話を引く世帯は減少しています。

アナログ電話に使用されている中継交換機の老朽化が進んでいて2025年には維持限界を迎えると言われています。

そういった背景からアナログ回線電話はサービス終了はしていないものの、アナログ電話の設備切替について2024年にNTTが公表しました。

現在使用中のアナログ回線電話の番号は引き続き利用できるそうです。

NTTアナログ回線電話のメリット・デメリット

NTTアナログ回線電話の契約を考えている人に、アナログ加入電話のメリット・デメリットを解説していきます。

緊急時の回線として使える

アナログ電話のメリットはエレベーター内の非常電話や消防回線など緊急事態に利用できる点です。

アナログ電話は停電などにより電力供給が途絶えてしまっても一定期間は通話ができるというメリットが。

現在はアナログ回線の電話よりも光ファイバーを利用したひかり電話が主流ですが、緊急事態の通信手段としてあえてアナログ回線電話を置いている企業もあります。

事業用は光電話より割高

NTTでは固定電話サービスとしてアナログ回線の加入電話と、光回線のひかり電話というサービスがあります。

現在の固定電話サービスの主流はひかり電話となっていて、アナログ回線で使っていた電話番号をそのままひかり電話に移行することができます。

特に会社や店舗などの事業用で固定電話を契約する場合、アナログ回線の加入電話はひかり電話よりも月額料金や通話料が割高です。

サービス自体もひかり電話の方が新しく、法人利用向けのオプションサービスなども充実しているので、これから新しく事業用で固定電話番号や電話回線が必要な場合にはアナログ加入電話よりもひかり電話での契約がおすすめ。

ひかり電話、アナログ加入電話、加入電話ライトの月額基本料金比較表はこちら☟

ひかり
電話
アナログ
加入電話
アナログ
加入電話
ライト
契約料880円880円880円
施設設置
負担金
不要 0円39,600円不要 0円
回線数211
事業用
月額基本料
2,750円2,750円3,025円
工事費用22,000円22,000円22,000円

通話料金が高い

NTTのアナログ回線加入電話は2024年1月以前は、電話をかける相手の距離に応じて通話料金が変動していて、県外など遠くに電話するほど高い通話料でした。

2024年1月からアナログ回線の通話料金もようやく全国一律料金となりましたが、それでもやはりひかり電話の通話料金もよりも高い料金設定になっています。

事業用で固定電話を契約する場合、月額の基本料金ももちろん大事ですが通話料金がお得かどうかも契約を決めるポイントですよね。

月額の基本料金もアナログ回線の加入電話と光回線のひかり電話では同じ料金か、むしろアナログの加入電話ライトを選べばひかり電話よりも高くなります。

そして通話料金もひかり電話より高いので、緊急時の連絡手段として以外はアナログ回線で固定電話を契約するメリットはなくなっていると言ってもいいと思います。

種類県内・県間通話料金
加入電話全国一律 9.35円/3分
ひかり電話全国一律 8.8円/3分
固定電話の申込み・インターネット契約

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電話番号を増やす場合は高額に

事業用で電話番号を取得する時に、例えば2番号取得して1つは電話用、もう一つはFAX用といったように分けたい場合もありますよね。

アナログ回線の加入電話の場合は設備上、同時発着信数が1つになるので2番号契約したい場合には2回線分の契約が必要です。

例えば加入電話プランで2番号契約する場合、月額基本料金2,750円×2回線分で5,500円に。

ひかり電話の場合は単純に2番号持つ場合の月額料金は基本料金2,750円と番号追加サービス「マイナンバー」110円で合計2,860円。
同時通話が必要な場合にはプラス「ダブルチャネル」月額220円の申込みが必要ですが、合計しても3,080円で済みます。

知らずにアナログ加入電話で契約してしまうと毎月2,420円も高く支払うことに。

インターネットと同時に使えない

アナログ回線は光回線のように電話とインターネットを同時に使用することができません。

ADSLが普及する前はアナログ回線でインターネットも使われていましたが、現在ではアナログ回線はインターネットの回線として使われることはほぼありません。

固定電話をアナログ加入電話で契約し、インターネットを利用したい場合は別途インターネットの基本料金を支払わなくてはいけません。

それに比べて光回線フレッツ光を利用したひかり電話なら、インターネットを利用したい場合はネットの基本料金にプラス月額550円支払うだけでひかり電話を利用できるようになるので事業用としての契約にもお得でおすすめです。

NTTアナログ電話とひかり電話の違い

NTTのアナログ回線の加入電話とひかり電話では、そもそも利用されている回線の種別が異なり、光ファイバーを利用したひかり電話の方が新しい固定電話サービスです。

事業用で契約する場合、月額基本料金の差はあまりありませんがひかり電話の方が安く契約することができます。

通話料金や2番号以上の電話番号を契約する場合にはひかり電話で契約する方がメリットが大きいと言えます。

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NTTひかり電話のメリット・デメリット

アナログ回線の加入電話に代わる固定電話サービスとして主流になっているNTTのひかり電話。

アナログ加入電話に比べてメリットが大きいですが、デメリットもあるので解説します。

通話料が安い

上でも触れたのですが、アナログ回線の加入電話よりもひかり電話の方が通話料金の設定が安くなっています。

事業用などで固定電話を使う場合、基本料金と合わせて通話料金のお得さも重要なポイント。

NTTのひかり電話は国内通話が全国一律3分間8.8円と国内の固定電話サービスの中でもお得な料金設定になっています。

種類県内・県間通話料金
加入電話全国一律 9.35円/3分
ひかり電話全国一律 8.8円/3分

インターネットとセットで月額料金がお得

ひかり電話はインターネット「フレッツ光」と同じ光回線を利用した電話サービス。

そのため、インターネットのフレッツ光とセットで契約すると月額料金がお得に!

ひかり電話のみ契約する場合は月額基本料金は2,750円ですが、フレッツ光と同時契約の場合にはひかり電話の月額料金は500円に!

会社や店舗などでは固定電話と併せてインターネットも利用することが多いと思うので、事業用で契約するならNTTのフレッツ光とひかり電話をセットで契約するとお得です。

停電時は使えない

メリットが多いひかり電話ですがデメリットは停電時に使えないこと。

停電時は緊急通報も含めて使えないので注意が必要です。

ただし別途無停電電源装置を用意し、ひかり電話対応機器・回線終端装置・電話機などを接続することで停電時もひかり電話を利用することができるのでマストな場合はこれらの機器を揃える必要があります。

それでも今では光回線が普及し多くの企業・個人宅の固定電話としてNTTのひかり電話は利用されています。

もしこれから新しく固定電話の契約を検討していて、アナログ回線の加入電話か光回線のひかり電話か迷われているならひかり電話の方がメリットが大きいのでおすすめします。

ひかり電話のご契約、電話番号の取得についてのご相談は下記の最短窓口に相談しましょう!

詳細はバナーかボタンから特設ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

上場企業で商品企画やマーケティングを担当。自社サービスサイトの立ち上げから関わり1年で月間約40万アクセスを記録。
様々な企業の商品リサーチ、サービスの裏側を見てきたからこそ分かる、商品選びの際の着目するべきポイントなど役に立つ情報を発信していきます!

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