【NURO光の速度】そんなにレベチ?NURO光の回線速度やみんなの評判は?

nuro 光 速度 アイキャッチ

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数あるインターネット回線サービスの中でも通信速度が速いと評判なのがNURO光ではないでしょうか。
ソフトバンクのスマートフォン(Y!モバイル、LINEMOは対象外)を利用しているユーザーなら、NURO光とのセット割が適応され、スマホ代金もお得に利用できます。
「NURO光 でんわ」の利用契約が必要となりますが、NURO光のセット割を利用するとソフトバンクのスマホ料金が最大1,100円割引になります。NURO光のセット割は同じ家計の中で契約しているソフトバンクのスマホの台数分すべてに適用され、ソフトバンクのスマホ4台を契約している家庭であれば、最大4,400円の割引となり大変お得です。「NURO光って本当に速いの?」「NURO光と他社の回線の速さの違いは?」といった疑問をもつ方もいるでしょう。NURO光を契約する前に、実際の通信速度やNURO光を利用しているユーザーの評判などを知りたいですよね。そこで今回の記事では、速度判定サイトでの平均速度やツイッター等のSNSでの評判等をもとにNURO光の通信速度や評判について調査しました。
また、日常のインターネット利用を快適にするために必要な通信速度も解説しています。
NURO光の導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

NURO光の最大速度は?

NURO光の最大速度は下りで2Gbpsという超高速通信。
bpsとは「bits per second」の略で、1秒間あたりに転送できるデータの大きさを示す通信速度の単位です。

動画ファイルの容量が動画時間1秒あたり0.25MBほどなので、NURO光では1秒間で最大15分程度の動画を転送できるということです。
NURO光の下り最大2Gbpsという速度は、一体どのくらい速いのでしょうか。
インターネット通信には「上り」「下り」という概念があります。
「下り」の速度とはサーバーからデータを受信・ダウンロードするときの速度を指し、その反対に、サーバーへデータを送信・アップロードするときの速度は「上り」の速度と表現されます。
普段の生活においてはWebサイトの閲覧や動画視聴など、データを受信・ダウンロードする用途のほうが多いでしょう。そのため、NURO光などの光回線を選ぶ際には用途の多い「下り」の通信速度を重視するとよいです。

NURO光は本当に他社より通信速度が速いの?

NURO光の下りの通信速度がどのくらい速いのか、NURO光と他社の光回線を比較してみましょう。

NURO光 2Gbps
auひかり 1Gbps
ソフトバンク光 1Gbps
ドコモ光 1Gbps
フレッツ光 1Gbps

※各社5Gbpsや10Gbpsなどのプランもありますが提供エリアや提供環境が限られているため、ここでは一般的なプランで比較しています
表からもわかるように、NURO光以外のほとんどの光回線の最大速度は1Gbpsで、NURO光は理論上、他社の光回線の2倍の最大速度となります。

NURO光の安定した高速通信の秘密は?

NURO光は下り最大速度2Gbpsという高速度での通信を安定して行うことができますが、他社の光回線とNURO光の通信速度の違いはどこから生まれるのでしょうか。
NURO光を含む光回線は「光コラボ系の回線」と「独自回線」の2種類に分けられます。
光コラボ系とは、NTTの光回線をほかの会社が仲介して提供する光回線サービスのことで、「○○光」というような名称がついており、具体的な名称だと「ソフトバンク光」や「ドコモ光」、「楽天ひかり」などが光コラボにあたります。
auひかりやコミュファ光などは、光コラボではありません。
光コラボに該当する各光回線は、サービスを提供しているプロバイダが違うだけで、光回線自体は全て同じフレッツ系の光回線が使用されています。
独自回線と呼ばれる光回線業者は、「ダークファイバー」と呼ばれるNTTの光回線では使用されていない回線を使用することで、高速度の通信回線を実現しています。
NURO光もその独自回線を用いた事業者の1つで、独自回線の規格に合わせたONUを使用していることも、NURO光の通信速度が速い理由です。
NURO光が採用している光回線の規格は、一般的な光回線が使用している「GE-PON」という規格とは異なる「G-PON」と呼ばれる規格。
「PON(Passive Optical Network)」というのが、1つの光ファイバーケーブルを複数ユーザーで共有する伝送技術のことで、「GE-PON」や「G-PON」も「PON」系統の規格になります。
「GE-PON」の特徴は、転送速度が下り最大1Gbpsであることです。
一方で、NURO光が採用している「G-PON」は、下り最大速度2Gbpsという転送速度で通信できます。
日本の光回線では「GE-PON」が主流ですが、欧米などではNURO光が採用している「G-PON」が主流の規格です。
なぜ日本の光回線では「G-PON」があまり採用されていないのでしょうか。
一度「GE-PON」で組み立てられた光回線のシステムを、NURO光などの「G-PON」に変更するには莫大なコストがかかります。

そのため「G-PON」が日本の光回線では普及せず、通信速度の遅い「GE-PON」が使用され続けているのです。
「PON」にはほかにも、auひかりの一部で採用されている「10G-EPON」やBフレッツで採用されている「B-PON」などの規格があります。
NURO光には「NURO 光 10G(G10/G10T)」という上り下りともに最大速度10Gbpsという通信速度のプランがあり、そのプランには「XGS-PON」という規格が採用されています。
しかし、どれだけ光回線自体の通信速度が速くても、光回線から光信号を受け取るONU(終端装置)がその速度に対応していなければ意味がありません。
ONU(終端装置)とは、NURO光などの光回線から送られてきた光信号を、PCなどで受け取れるデジタル信号に変換する役割をもちます。
NURO光では、「G-PON」規格の通信速度に対応した独自のONU(終端装置)を無料で提供しているため、NURO光の最大の特徴である下り最大速度2Gbpsという高速度での通信が実現できるのです。

NURO光ユーザーからの評判は?

下り最大速度2Gbpsの通信速度をうたうNURO光ですが、実際にNURO光を利用しているユーザーからの評判はどうなのでしょうか。
Twitterや口コミサイトなどでNURO光の評判を調べてみると、多くの人がNURO光は他社と比較して通信速度が速いという評判が多くありました。

https://twitter.com/ToshiN309/status/1486591641570115584?s=20


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早速NURO光の速度を測定すると上下とも800Mbps以上。時間帯に関係なく速度を保っています。それで月額約4,800円。今までの苦役はなんだったんだ。NURO光の圏内の人には断然オススメします。

NURO光はNTTの光とは比較にならない速度だし、上りも異常に早くて驚きの結果でした。ADSLの速度で困ってはいなかったのですが、この速度に慣れてしまうともうADSLには戻れませんね。

NURO光はネットの速度も快適そのもの。上り下り500Mbsは出るので非常に快適です。

NURO光に申し込んでから1週間後に宅内・宅外同時工事で開通。速度は常に上下900Mbps以上出ており非常に満足。

口コミなどの評判からもわかるように、NURO光は他社の光回線と比較しても速い速度が出ており、満足度もかなり高いことが伺えます。
NURO光は価格もお手頃で通信速度も十分なのでコストパフォーマンス抜群です。

NURO光の実際の速さは?

NURO光を含め多くの光回線業者は契約時に通信速度の最大値を提示します。
これは「ベストエフォート」といい、光回線業者が提示した最大速度を上限に、最大限努力した通信速度を表示する方式が設定されているからです。
反対に提示した速度を下回らない速度のインターネット通信を提供する方式を「ギャランティ」といいます。
「ギャランティ」方式でインターネット通信を提供するには、専用の施設などに多くの費用がかかってしまうため、低価格で提供できる「ベストエフォート」方式が採用されることが多いのです。

NURO光などの光回線の測定される通信速度は、光回線に同時接続しているユーザーの数や、PCなどインターネット利用機器のスペックによって変動します。
全ての条件が最高の状態の時に、NURO光の回線が出せる最大の速度が2Gbpsということです。
他社の光回線も同じように、最大速度での通信ができるわけではなく、回線を利用する時に測定される通信速度は最大通信速度の3〜6割程度といわれています。
光回線の速度の実測値が最大速度よりも遅い原因は、LANとWANの違いである場合が多いです。
LANとは、ONUやルーターとPCをつないでいる部分を、WANとは、ONUやルーターと光回線をつないでいる部分を指します。
NURO光やそれ以外の光回線において、近くの電柱から部屋のONUに接続している部分がWANにあたり、部屋のONUからPCに接続している部分がLANです。
NURO光の光ファイバーケーブルから送られてくる光回線、WAN部分の通信速度は下り最大2Gbpsですが、光信号を受け取るONUより先のLAN部分は端末1台につき下り最大1Gbpsの通信速度までしか出せません。
つまり、NURO光などの光回線でインターネットを利用する際の通信速度の実測値はONUやルーターの性能が大きく影響しているということです。
しかし、LAN部分で最大速度が出ないからといってWAN部分の通信速度に意味がないわけではありません。
1本の光回線を複数端末で共有する際には、WAN部分までの光回線の容量を接続されている端末の数で分け合うことになります。
以下で解説をしていきますが、ここでは1本の光回線に5台の端末を同時に接続した場合の平均速度を考えます。
もっとも一般的な、最大速度が1Gbpsの光回線を5台の端末で利用すると
1Gbps ÷ 5台 = 0.2Gbps
となり、同じ光回線での1台あたりの最大通信速度は0.2Gbpsということになります。
NURO光の最大通信速度は2Gbpsですので、5台の同時接続の場合以下の通りです。
2Gbps ÷ 5台 = 0.4Gbps
このように、1台あたり0.4Gbpsの最大通信速度で利用できるということです。
対応している速度が1Gbpsまでのルーターを使用する場合、NURO光も一般的な光回線もLAN環境下で1台の端末を使用する際の最大速度は1Gbpsと変わりませんが、複数台の端末を同時接続した際の平均速度にその差がはっきりと現れるのです。
NURO光などの光回線を選ぶときは、最大速度ではなく利用時の実測値の平均から比較するのもよいでしょう。
ここでは、「みんなのネット回線速度」という光回線の速度の測定値をシェアできるサイトのデータから、NURO光とそれ以外の光回線の平均速度をご紹介します。

光回線 下平均速度 上り平均速度
NURO光 509.49Mbps
452.97Mbps
auひかり 425.39Mbps
366.57Mbps
ソフトバンク光 314.62Mbps
213.33Mbps
ドコモ光 268.58Mbps
207.11Mbps
フレッツ光 277.09Mbps
206.32Mbps

NURO光は、最大速度のように2倍とはいきませんが、他社の光回線と比較してダントツの速度が測定されています。
通信速度がもっとも速いと評判の光回線、コミュファ光とNURO光の測定速度を比較してみましょう。

光回線 下り平均速度 上り平均速度
NURO光 509.49Mbps
452.97Mbps
コミュファ光 544.66Mbps
373.91Mbps

下りの測定速度の平均は、コミュファ光の方よりNURO光の方が遅いという結果になりましたが、上りの測定速度の平均はNURO光の方が速いです。
下りの測定速度の平均が500Mbpsを超えるのは、家庭向けの光回線ではNURO光とコミュファ光の2つのみなんです!

快適なインターネット生活に必要な速度は?

NURO光などの光回線の通信速度が速いということは、快適にインターネットを利用できるということです。遅延の少ない快適なインターネット利用をするにはどのくらいの速度が必要なのでしょうか。
PCやスマホなどでインターネットを使う際、PCやスマホはサービスを提供するサーバーと通信をします。
サーバーとの通信で送受信されるデータの量はサービスによって異なりますが、容量の大きな通信ほど送受信に時間がかかります。
テキストなど小さなデータの通信なら早く済みますが、動画などの大きなデータの通信ではより長い時間が必要で、光回線の通信速度が速いほどデータの送受信にかかる時間が短くなります。
とくに日常生活でのインターネット利用ではデータを受信することの方が多いため、「下り」の速度はとても重要です。
ここでは、具体的なインターネットの利用用途とそのデータ送受信を快適に行うために必要な下りの通信速度を紹介します。
インターネット通信の中でも送受信するデータの容量が小さく、速い速度を必要としないのが、LINEやメールなどのテキストの通信です。
テキスト通信では、125kbps〜1Mbpsほどの速度があれば快適に利用できます。
ネットサーフィンなどでWebページを閲覧するのに1Mbps〜10Mbpsほどの速度で十分です。
画像などが豊富なWebサイトの閲覧には3Mbpsほどの速度が必要とされていますが、テキストメインのWebサイトでは1Mbpsほどの速度で問題ありません。
動画を視聴する場合は、5〜20Mbpsが快適な速度の目安となります。
YouTubeなどで4Kの動画を視聴する場合の速度は25Mbpsほど確保できるとよいといわれています。
最近ではZoomなどを用いたオンライン会議やオンライン授業なども増えており、そのためにNURO光を利用したいと考えている方もいるでしょう。
オンライン会議を快適にするために必要な通信速度は下り10〜30Mbps、上り1Mbpsです。
よく皆さんが利用するインターネットの内容にあわせて、必要な通信速度をまとめました。

・LINEなどのSNS→1Mbps
・Webサイトの閲覧→3Mbps
・動画の再生(1本分)→5〜10Mbps
・オンラインゲームやビデオ会議など→50Mbps以上

NURO光の実測値の下り平均速度は509.49Mbpsで、光回線の混雑時に通信速度が低下してしまうことを考慮しても、NURO光なら間違いなく快適な速度で利用できるということです。

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NURO光はなぜ速いの?デメリットは?

NURO光は多くの光回線業者が使用しているNTTの光回線とは異なる独自の光回線を用いているため、光回線の混雑を避け安定した高速度での通信を行えます。
また、NURO光が日本の光回線のほとんどで採用されている「GE-PON」規格ではなく、下り最大2Gbpsの通信速度を実現する「G-PON」規格を採用し、その速度に対応できるONUを使用していることも高速度での通信ができる秘訣です。

IPv6対応の独自回線で抜群の速度を実現

IPv6」を標準採用していることもNURO光の通信速度が速くなる要因のひとつです。
世界中にあるインターネットに接続する機器にはそれぞれ「IPアドレス」という固有の住所のようなものが割り当てられています。
IPアドレスの割り当て方式を定めているのが「IP(インターネットプロトコル)」です。
現在の主流であり、多くの光回線で採用されているIPは「IPv4」と呼ばれるもので、約43億のIPアドレスを管理できます。
しかしインターネットが普及した現在において、IPの上限が43億程度では不足するようになってしまいました。
そこで約340澗(かん)のIPアドレスを管理できる「IPv6」が、新しく生み出されました。
340澗(かん)は43億の8×10の28乗倍で、実質無限のIPアドレスを管理できるといわれています。
NURO光などが「IPv6」を採用することで通信速度が速くなるとされている理由は、「IPoE」という通信方式にあります。
「IPoE」はIP over Ethernetの略で、IPに従ってNTTなどの企業内LANなどと同じ通信規格「イーサネット」(Ethernet)で、直接インターネットに接続する方式のことです。
これまでは「PPPoE(PPP over Ethernet)」という電話回線の使用を前提とした「PPP(Point-to-Point Protocol)」という規格をイーサネットへ応用した接続方式が主流でした。
PPPは、電話回線を使ったダイヤルアップ接続でインターネットに接続していた時代に用いられていました。
インターネット通信の技術が発達していくと、ADSLなどの高速インターネット回線が出てきましたが、ADSLを利用するときにはPCとモデム間をイーサネットで接続する必要があり、これを解決するために「PPPoE」が開発されたのです。
「PPPoE」ではインターネットに接続するために、ルーターやアダプターなど専用の通信機器を設置しなければいけません。
「IPoE」は簡単な設定だけでインターネットへ接続できます。
「IPoE」は接続設備の大容量化など余裕をもたせた通信設備設計になっているため、安定した通信ができます。
混雑の原因となりやすい通信を他の通信用途と切り分けられるように設定することで、夜など通信が混雑する時間帯や利用者の多い都市エリアでも安定した速度で通信できるのです。
「IPoE」は「IPv6」に対応した機器でのみ利用可能です。
現状「IPv6」に対応している機器は多くないので、アクセスが集中して速度が遅くなる心配もありません。
「IPv6」を標準採用している光回線は少なく、NURO光ならではの強みといえます。
NURO光の下り最大速度2Gbpsという通信速度は、

  • NURO光独自の回線を使用している
  • 他社のものより速度の速い通信規格を採用している
  • IPv6に対応し、IPoEでの通信を可能にしている

などの理由で実現できているのです。

インターネットの速度が遅くなるのはなぜ?

ここからはインターネットの速度が遅くなる理由をいくつかご紹介いたします。

VDSL方式は速度が遅い?

マンションなどの集合住宅でNURO光などの光回線を開通する場合、各部屋に光回線を接続する方式には以下の3つがあります。

  • VDSL方式
  • 光配線方式
  • LAN方式

NURO光などの光回線の開通で主に使われるのはVDSL方式と光配線方式の2つで、LAN方式を採用している建物はあまり多くはありません。
マンションなどの集合住宅の多くには、MDF(集線設備)という建物につながっている電話回線や光回線をまとめて管理する設備があります。
MDFはマンションの共用部にあり、建物の内外をつなぐ電話回線や光ファイバーケーブル、CATVなどの加入者回線は全てMDFを通じて各部屋・各フロアに配線されます。
接続状態を一ヶ所で集中して管理できるため、外部から各部屋に配線するよりも効率がよくなるのです。
高層マンションなどでは各階ごとにIDF(中間管理盤)という中継設備を設置し、IDFから各部屋へ配線しています。
VDSL方式では、マンションのMDFにつながった光回線を、電話回線を通して各部屋まで分配しています。
インターネット接続が光回線から電話回線に切り替わってしまうため、通信速度が低下してしまうということです。
とくに夜など同時に接続する利用者が多い時間帯には、回線の混雑が通信速度に大きな影響を与えてしまいます。
光配線方式は戸建てで多く採用されている方式ですが、一部の集合住宅でも取り入れられているものです。
光配線方式は、VDSL方式とは違い通信基地局から部屋までを全て光ファイバーケーブルでつなぎます。
光配線方式で接続された光回線は、通信速度が低下しにくいことが特徴で、その速度の測定値はVDSL方式の10倍ほどです。
LAN方式はモデムやONUなどを使用せず、部屋にある差し込み口にLANケーブルを直接つなぐことでインターネットに接続します。
通信速度はLANケーブルの規格によって変化しますが、最大速度は光配線方式と同程度の速度です。

PCやスマホの動作が重くなっている

NURO光などの光回線は高速で快適なインターネット接続を提供しますが、それでも速度が遅いと感じるときは、無線接続している端末に原因がある可能性があります。
使用している端末自体や、OSが古いとインターネットへの無線接続が不安定になってしまうことがあります。
利用可能なアップデートを全て完了させて、処理の遅い端末を再起動してから接続してみましょう。
CPUの型が古い端末では、最近のWebサイトなどで扱われている画像や動画などを処理できず、通信速度が低下してしまう可能性が高くなります。
メモリの不足により処理速度が遅いこともあるので、買い替えやメモリ増築などすることで改善できることもあります。

接続機器の性能が不十分

PCやスマホなどに問題がないにもかかわらず通信速度が遅いときは、光回線の接続機器自体に問題がある場合があります。
とくにルーターは常に電源をつけたままにしていることが多いため、熱をもってしまい正常に動作しなくなることがあるのです。
一度電源を切って5分間ほど放置した後、再度電源を入れて接続設定をすると速度が回復していることがあります。
モデムやONU(終端装置)でも同様のことがいえますが、それらを再起動する際は、電源を切っても大丈夫か取扱説明書などで確認してください。
ほかにリセットする方法が記載されている場合は、そちらの方法を先に試してみましょう。
接続機器への対応をしても速度が改善されない時は、LANケーブルが断線・劣化してしまっている可能性があります。

ルーターやアクセスポイントから遠い

NURO光などの光回線に無線接続するPCやスマホなどの端末がルーターやアクセスポイントから離れすぎていると、電波が届きづらくなり通信速度低下の原因になってしまいます。
アクセスポイントとは、PCやスマホなどの無線LANつきの端末複数台を、無線で家庭内LANに接続するための機器のことです。
障害物によって無線の電波が遮断されてしまうこともあり、ドアを開けることで遅い速度が改善されるケースも少なくありません。
とくにコンクリートや鉄筋などは無線接続を遮りやすいので注意が必要です。

快適な通信速度を維持するには?

マンションなどの集合住宅でNURO光などの光回線を契約する場合、集合住宅向けのプランを利用することが多いでしょう。
NURO光では「NURO光 for マンション」というのが集合住宅専用のプランです。
「NURO光 for マンション」などマンション向けのプランでは、すでにマンションにつながっている光ファイバーケーブルを利用するため、工事が簡単であったり、月額料金が安かったりします。
「NURO光 for マンション」は本来2回必要なNURO光の開通工事を1回で完了できます。
しかし、光回線のマンション専用プランではVDSL方式で部屋まで光回線を通す場合が多いです。

接続方式を変える

同じ光回線を利用している居住者が多いほど、光回線が混雑し通信速度が遅くなる可能性も高くなってしまいます。
部屋数や居住者数が多いマンションで混雑による速度低下が心配な場合は、NURO光の戸建て向けのプランに申し込むとよいでしょう。
NURO光の戸建て向けのプランなら光配線方式で光回線に接続できるため、光回線の混雑により通信速度が遅くなる心配がありません。
しかし、マンションでNURO光の戸建て向けのプランの工事をする際は、管理者の許可が必要です。
光ファイバーケーブルを通すための穴を開けるなど、建物に傷をつけてしまう工事をすることになるからです。

現状復帰が条件になることもあるため、しっかりと確認した上で申し込みをしましょう。
分譲の集合住宅では管理組合で議題にして了承を得なければいけない場合もあります。

PCやスマホの動作を軽くする

NURO光を利用していても、PCやスマホの動作が原因で通信速度が落ちてしまっているときは、端末の処理速度を上げる必要があります。
買い替えやメモリの増築にはコストがかかりますが、それ以外にも処理速度を上げる方法はあります。
不要な写真や動画は削除したり、別の記憶媒体に移したりするとよいでしょう。
またWebサイトやアプリを利用していると、一時的に作られるファイルが気づかないうちに大量にたまってしまい、処理速度の低下につながります。
削除できないファイルについても、ストレージの最適化などをして整理することが大切です。
不要なアプリを削除することでもストレージが空き、処理速度が速くなることが期待できます。
使わずに立ち上げているアプリも端末のメモリを使用するので、処理速度が遅い原因となります。
PCの場合は、起動時に自動で立ち上がるアプリの設定を解除しましょう。
起動時の負荷が軽減され動作を軽くでき、処理速度の改善につながります。

ルーターの性能を上げる

NURO光など契約している光回線の通信速度がどれだけ速くても、ルーターがその速度に対応していなければ力を発揮できません。
ではどのような基準でルーターを選ぶとよいのでしょうか。
ここではルーターを選ぶ上で指標となる基準として以下の3つを紹介します。

  • 規格
  • ストリーム数
  • 有線LANのスピード

まず規格ですが、この規格はWifiの名前の後ろについている「a」「g」などのアルファベットで判別します。
それぞれで対応している周波数帯や最大通信速度が違います。

規格 周波数帯 最大速度
11a 5GHz 54Mbps
11g 2.4GHz 54Mbps
11n 2.4GHz/5GHz 300Mbps
11ac 5GHz 6.9Gbps

NURO光などの光回線で使用するルーターは「通信規格:IEEE 802.11ac/n/g/b/a」と表記されているものを選びましょう。
また、複数台の端末を接続する場合はアンテナ数の多いものを選びましょう。
アンテナ数と無線接続できる端末の数に関係はありませんが、家族全員で利用する場合はアンテナ数が4本のものがオススメです。
動画視聴など比較的大容量の通信が多い方は有線LANのスピードも意識して選ぶとよいでしょう。
有線LANのスピードとは、モデムとWifiルーターがLANケーブルを通してつながる速度のことです。
NURO光などの高速度で通信ができる光回線を引いてきても、この速度が遅いとパフォーマンスが下がってしまいます。
ルーターの仕様の「有線LANのスピード」の欄に「1000BASE-T」や「ガビットイーサネット対応」と記載されているものを選びましょう。
せっかく通信速度の速い光回線を契約するのですから、それに対応できるルーターを選ぶことをおすすめいたします。
NURO光では開通時にWifiルーター機能のついたONUが無料で貸し出されますが、貸し出されるONUには以下の7つの種類があります。

NURO光用ONU機種 無線LAN下り最大通信速度 無線LAN規格
ZXHN F660T 450Mbps IEEE 802.11a/b/g/n
HG8045j 450Mbps IEEE 802.11a/b/g/n
HG8045D 450Mbps IEEE 802.11a/b/g/n
ZXHN F660A
(新規提供終了)
1300Mbps IEEE 802.11a/b/g/n/ac
FG4023B 1300Mbps IEEE 802.11a/b/g/n/ac
SGP200W 1300Mbps IEEE 802.11a/b/g/n/ac
NSD-G1000T 4800Mbps IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax
ZXHN F660P 4800Mbps IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax

有線LANポートやTAポートの数、対応している周波数帯については全機種共通です。
現在NURO光から新規に貸し出されているものの中では「FG4023B」または「SGP200W」がよいでしょう。
どちらも11acの無線LAB規格に対応しており、無線LAN下り最大通信速度が1300Mbpsと速いからです。
しかし、NURO光から貸し出されるONUの種類は開通工事時点での状況で変わり、ユーザーが選択できません。
NURO光開通時に貸し出されたONUの通信速度で満足できればよいですが、満足のいく速度がでない場合は交換を申請しましょう。
NUROサポートデスクに「速度が遅い」「つながりにくい」などの状況を説明すると、無料で交換してもらえることがあります。
ただし、2015年9月以前にNURO光を開通している場合、ONUの交換には10,800円(税込)の交換手数料がかかってしまうので注意しましょう。

中継機を利用する

NURO光を使用していても、部屋が広かったり部屋の中に障害物が多かったりして速度が遅い場合は中継機を利用してみるとよいでしょう。
中継機とは離れた場所にあるルーターと端末の無線接続を中継するものです。
ルーターから出る電波を一旦受け止め、ルーターから離れた位置にあるPCやスマホなどの端末に無線で中継します。
中継機を使用することでNURO光回線の無線で使用可能な範囲を拡大でき、通信速度が低下してしまうのを防ぐことができるのです。
では中継機はどのような基準で選べばよいのでしょうか。
中継機にはそれぞれ対応できるルーターの規格が決まっています。
ルーターが11ac対応の無線LAN規格であるにもかかわらず11n対応の中継機を使ってしまうと、せっかくのNURO光の通信速度を生かすことができません。
対応する周波数帯にも注意しましょう。
ルーターと同じく2.4GHz・5GHz両方に対応できる中継機も増えてきています。
中継機には電源の取り方の違いで、「コンセントに直接差し込むタイプ」と「ケーブルで電源につなぐタイプ」2つのタイプがあります。
コンセントタイプは配線が複雑になりませんが、コンセントが離れている場合は延長コードが必要になってくるでしょう。
ケーブルタイプは場所を選ばず設置できるのが利点です。
上階など高いところに無線でNURO光の電波を飛ばしたい場合は棚の上などに置くこともできます。
また、ルーターも中継機の役割を代替できます。
ルーターには「RTモード(ルーターモード)」と「APモード(アクセスポイントモード)」の2つがあり、APモードに設定することで中継機として使用できます。
ルーター機能つきのモデムやWiffiルーターなどを2台使用したい場合はAPモードに設定し、ルーター機能を切って使うとよいでしょう。

LANケーブルを変えてみる

モデムやルーターをつなぐLANケーブルもNURO光の通信速度に影響を与えます。
LANケーブルにはカテゴリという分類があり、通信速度や周波数などの違いで以下のように分けられます。

最大通信速度 伝送帯域
カテゴリ5 100Mbps 100MHz
カテゴリ5e 1Gbps 100MHz
カテゴリ6 1Gbps 250MHz
カテゴリ6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ7 10Gbps 600MHz
カテゴリ7A 10Gbps 1000MHz
カテゴリ8 40Gbps 2000MHz

伝送とはデータや信号の形を変えて1ヶ所から別の場所に転送することを表し、伝送に使われる最高周波数と最低周波数の差を伝送帯域といいます。
伝送帯域の幅が大きくなるほど一定時間に送られる情報量も大きくなり、全体の通信速度が速くなるのです。
表の通り、カテゴリの数字が大きくなるほど通信速度も速くなります。
通信速度の面では、NURO光の最大2Gbpsの速度を生かせるカテゴリ6A以上のLANケーブルを使用するのがよいでしょう。
LANケーブルには上位互換性があるので、ルーターなどがカテゴリ5eまでの対応であってもカテゴリ6以上のLANケーブルを使用できます。
通信速度の速いNURO光を利用する場合でも、ルーターや中継機、部屋の状況に応じて適したLANケーブルを選択しましょう。

速度の速いNURO光のデメリットは?

NURO光は業界最大級の通信速度で価格もお手頃なのがメリットですが、デメリットはあるのでしょうか。
NURO光を契約して使用を始めるととくに大きなデメリットはありませんが、NURO光の開通工事については不満の声が多く、評判はよくありません。

NURO光は下り最大2Gbpsという通信速度を実現するためにNURO光独自の回線を建物に引き込む必要があります。
そのため、通常の光回線の開通時に行われる宅内工事に加えて、NURO光特有の屋外工事をしなければいけません。
NURO光の開通工事では、宅内工事が完了してから屋外工事のスケジュールの設定などが行われるので、2回目の工事までに時間がかかることがあります。
NURO光の開通工事完了までには1〜2ヶ月ほどかかり、状況によっては新しい電柱を建設することもあり、工事の許可取りが必要なケースも少なくありません。
許可が得られなければ、NURO光の開通工事自体が中止になってしまうので注意しましょう。
「NURO光 for マンション」(旧マンションミニ)なら工事が不要ですし、「NURO光 G2T」などの戸建て向けの通常プランでもオプション利用で工事を1日で完了できることもあります。
戸建ての工事でオプションが使用できるかどうかは先着順で決まりますので、NURO光の申し込みを決めたら早めに手続きをするようにしましょう。
NURO光の開通工事についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
記事②

NURO光で快適なインターネット生活を!

口コミなどの評判からもわかるように、下り最大速度2Gbpsを誇るNURO光は他社の光回線より快適なインターネット生活を提供してくれます。
測定値の平均速度を基準にしても、NURO光は日常的なインターネット利用には十分すぎるほどの速度です。
少しでも速い光回線を探しているなら、NURO光を選んで間違いないでしょう。
すでにNUROのサービスや製品を使っている方にはとくにオススメの光回線です。
ソフトバンクのスマホとセットでの割引もあるのでソフトバンクユーザーの方はよりお得にNURO光を利用できます。
ただし、NURO光の開通工事については長引いたり不可となったりして不満を感じてしまう可能性がありますので、申し込みは早めにしておきしょう。
NURO光契約後に、思っていたよりも速度が遅い場合は、考えられる原因を確認し改善策を試していくことで速度をあげられます。
それでもNURO光の通信速度が遅いと感じるときは、他社の光回線の利用を検討してみましょう。

au光やNTTの光回線を使った光コラボの中で評判の良いものか、JCOMなどのCATVのインターネットサービスの中からご利用の環境に合わせて選択してください。
NURO光含め光回線の引き込み工事ができない建物では、設定しやすいホームルーターを利用するとよいでしょう。


これからNURO光を申し込むならキャッシュバックがもらえてお得なこちらの窓口がオススメです
申込①
NURO光の開通工事費が実質無料になるだけでなくキャッシュバックも受けられて工事日もその場で選べるので、安心かつお得にNURO光の利用をスタートできます。
NURO光以外の光回線の導入を検討している場合、ご自身の携帯キャリアに合わせたサービス会社を選択することをおすすめいたします。
申込②(各記事へのリンクもしくは各サービスのアフィリリンク)
 →ソフトバンク・Y!モバイル→ソフトバンク光
→ドコモ→ドコモ光
→au→auひかり、ビッグローブ光

また、こちらの記事で主要な光回線の速度について比較解説しているので、NURO光とほかの光回線の通信速度を比較してみたいという方は参考にしてみてください。
記事①

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この記事を書いた人

IT系の上場企業の管理職でライフラインやインターネットなどについて見識を深めました。
自身の紹介する商品を10年以上の期間で数万人に使って頂いた経験を活かし、ユーザー目線で鋭い角度で商品を比較します!

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