東京ガス電気は再契約できない?どうすれば良いの?

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東京ガスの供給エリアにお住いの方は電気とガスを東京ガスの電気・ガスのセットプランで契約されているという方も少なくないでしょう。

また、プロパンガスなどの理由で東京ガスのセットプランにはできなくても、東京電力の管轄エリアであれば東京ガスで電気のみ契約することも可能なため、東京電力の一般料金と比べて若干お得に使える東京ガスでんきで電気のみ契約されているという方も少なくないのではないでしょうか。

そんな東京ガス電気ですが、一度解約になってしまうと再契約できないケースもあるようです。
本記事で解説していきます。

目次

東京ガスの電気が再契約できないケース

まず、東京ガスの電気の再契約ができないケースとして挙げられるのは以下の2つのパターンです。

  • 引越しに先で契約希望だが、引っ越し先がサービス提供エリア外
  • 料金の滞納による強制解約

それぞれ解説します。

①引っ越し先がサービス提供エリア外

東京ガスの電気の供給エリアは東京電力の管轄エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県(富士川以東))となっています。

そのため、今までの住居が提供エリア内で東京ガスと電気の契約ができていたとしても、引っ越し先がエリア外となる場合は、引っ越し先でも引き続き東京ガス電気の契約をすることはできません。

これは東京ガスの都市ガス供給エリアとは異なりますので、引っ越し先がプロパン・LPガス物件や東京ガスの都市ガス供給エリア外だったとしても、電気の供給エリア内であれば東京ガスの電気のみの契約は可能です。
ただし、この場合ガスとのセット契約にはできません。

②料金の滞納による強制解約

東京ガスでは電気料金の請求日の翌日から約30日が経過すると予告のうえで電気の契約が解約されます。
これが所謂「強制解約」です。

そして、東京ガス電気は電力の自由化に伴う新電力のサービスとなっており、新電力のサービスは一部の例外を除いて一度強制解約をされてしまうと同じ電力会社での再契約は一定期間出来なくなってしまいます。

これは強制解約後に延滞料金を全て清算したとしても同様で、電力会社の中で定められている一定の期間を経過するか、引っ越しをして住所が変わるまでは再契約をすることはできません。

そのため、電気の供給を再開させるためには、別の電力会社と新たに契約をする必要があります。

別の電力会社と新たに契約する場合も強制解約になってしまったり料金の滞納がある方との契約は受け付けてくれないことも少なくありません。

地域電力であれば契約ができる可能性が高いので、地域電力に連絡を取ってみるのも良いでしょう。

ただ、地域電力の場合、営業時間が新電力と比べて短かったり、カスタマーセンターの電話が繋がりづらかったりする場合もありますので、ご都合に合った窓口に相談してみてください。

下記にご紹介するライフラインのらくまるくんであればLINEで相談可能です。
当日から契約ができる電力会社の紹介もしてくれますのでお急ぎの方は相談してみてください。

ちなみに東京ガスでは電気が強制解約されるタイミングとガスが強制解約されるタイミングは異なりますので詳しくは東京ガスホームページのQ&Aをご確認ください。

東京ガスの電気は安いの?

東京電力・東京ガスの供給エリアにお住いの方でしたら、

「電気とガスは東京ガスでセットにしたほうが安い」

と思われている方も少なくないでしょう。

実際に安いのかどうか、東京電力の一般的な契約と比較してみましょう。

まずは基本料金を比較してみます。

スクロールできます
契約アンペア数東京電力規制料金
(従量電灯B)
東京電力自由化プラン
(スタンダードS)
東京ガス電気
(基本プラン)
10A311.75円311.75円295.24円
15A467.63円467.63円442.86円
20A623.50円623.50円590.48円
30A935.25円935.25円885.72円
40A1,247.00円1,247.00円1,180.96円
50A1,558.75円1,558.75円1,476.20円
60A1,870.50円1,870.50円1,771.44円

2024年3月31日までは東京ガス電気の基本料金は東京電力と同等でしたが、2024年4月1日より東京電力の基本料金が値上げになったため、東京ガス電気の基本料金の方が約5%ほど安くなっています。

次に電力量料金(使用料)を比較してみましょう。

スクロールできます
電力量東京電力規制料金
(従量電灯B)
東京電力自由化プラン
(スタンダードS)
東京ガス電気
(基本プラン)
~120kWh
(第1段階)
29.80円29.80円29.90円
121~300kWh
(第2段階)
36.40円36.40円35.41円
301kWh~
(第3段階)
40.49円40.49円37.48円
※全て1kWhあたりの料金です。

1Kwhあたりの電力量料金は第1段階だけ東京電力の方が約0.3%安いですが、第2段階は東京ガスが約0.2%、第3段階は東京ガスが約7%ほど安いです。

さらに東京ガス電気はガスとセットで契約することで毎月の電気料金の基本料金および電力量料金の合計額(税込)から、当該合計額に0.5%を乗じた金額が割引になります。

そのため、電気料金だけを東京電力と比較すると東京ガス電気の方が安いと言えるでしょう。

ただし、東京ガスの電気・ガスセットプランにしても、ガス料金は一般料金となり、特別な割引はありません。
反対に、東京電力でも電気・ガスのセットプランがあり、東京電力のセットプランの場合、ガス料金が東京ガスの一般料金より3%安く、電気代が毎月102円割引になります。

東京ガスの一般料金と、東京電力セットのとくとくガスプランのガス料金を比較してみましょう。

スクロールできます
料金表1カ月の
ガス使用量
東京ガス
一般料金
東京電力
とくとくガス
基本料金
(円/月)
従量料金(円/m³)基本料金
(円/月)
従量料金(円/m³)
A0m³から
20m³まで
759.00円145.31円736.23円140.94円
B20m³をこえ
80m³まで
1,056.00円130.46円1,024.32円126.54円
C80m³をこえ
200m³まで
1,232.00円128.26円1,195.04円124.40円
D200m³をこえ
500m³まで
1,892.00円124.96円1,835.24円121.20円
E500m³をこえ
800m³まで
6,292.00円116.16円6,103.24円112.67円
F800m³を
こえる場合
12,452.00円108.46円12,078.44円105.20円
※従量料金は原料費調整制度に基づき毎月変動があります。

このように、セットにした場合ガス料金は東京電力の方が安くなっています。

電気を使用する量が多いのか、ガスを使用する量が多いのかによってもどちらが安いというのは変わってくるでしょう。

また、新電力の中にはこれらのセットプランにするよりも単体契約で電気代が安く設定されている電力会社もあり、同様に新ガスのサービスの中には単体契約でガス代が安く設定されているガス会社もありますので、「セットにするのが最安」というわけでもありません。

ですので、東京ガス電気が再契約できないのであれば、東京ガスにこだわる必要も無いのではないでしょうか。

前項でもご紹介したライフラインのらくまるくんであれば、電気代やガス代の見直しもLINEで相談可能です。
現在契約中の電力会社やガス会社の変更を検討されている方もぜひ一度相談してみてください。

まとめ

東京ガスの電気の再契約ができないケースとして挙げられるのは

  • 引越しに先で契約希望だが、引っ越し先がサービス提供エリア外
  • 料金の滞納による強制解約

上記の二つです。

料金の滞納により強制解約となってしまった場合には、滞納している料金を精算したとしても再契約はできませんので、電気の供給を再開させるには別の電力会社と新たに契約する必要があります。

ライフラインのらくまるくんであればLINEで相談可能です。当日から契約ができる電力会社の紹介もしてくれますのでお急ぎの方は相談してみてください。

また、電気代の支払いはクレジットカード払いにしておくことで、支払い漏れを防ぐことが可能です。
クレジットカード払いにすることでクレジットカードのポイントも溜まっていきますので、同じ料金を支払う上で請求書や口座振替でお支払いされるよりもお得です。

クレジットカードをお持ちでない方はこの機会にクレジットカードを作って、カード払いに変更しておくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

IT系の上場企業の管理職でライフラインやインターネットなどについて見識を深めました。
自身の紹介する商品を10年以上の期間で数万人に使って頂いた経験を活かし、ユーザー目線で鋭い角度で商品を比較します!

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