ウォーターサーバーのレンタル代やお水代が無料のからくりを解説！詐欺や罠ではない！？

家電量販店や期間限定物販、イベントホールなどで「今ならウォーターサーバーが無料！」と出店されているのを見た事がある人も多いかと思います。
ウォーターサーバーは、水の節約や災害時に役立ちますが、無料と聞くと、「怪しい」「胡散臭い」と感じたり、罠があると構えてしまうこともあるでしょう。

「ウォーターサーバー無料」には、どのようなからくりがあるのでしょうか。
実は、理に適ったからくりがあり、決して「詐欺」ではない事がほとんどなのです。

この記事では、後悔しないために、知っておくべき「ウォーターサーバー無料」のからくりと勧誘理由について徹底解説していきます。ぜひ、無料になるからくりを理解して、満足のいくウォーターサーバーとの契約に役立ててみてください。

無料レンタルのからくりは罠ではない！

一般的に、ウォーターサーバーに契約する場合、「初期費用」「ウォーターサーバー機器」「水購入」「メンテ費」がかかります。
ただ、ウォーターサーバー会社の直営店や代理店によっては、通常かかる費用を「無料」で提供する場合があるのですが、そのからくりは様々です。
物販エリアなどで、ウォーターサーバー無料レンタルのからくりは、罠ではないと言える理由を見てきましょう。

お水代がかかるので機器代は無料になるからくり

ウォーターサーバーを設置する場合、初めに「ウォーターサーバー機器」と定期的に「水」が届けられます。
「ウォーターサーバー機器」を導入すれば、必然的に「水」を購入する必要があるので、まずは機器を家に置いて欲しいと考え、「無料」提供するのがからくりです。

つまり、からくりとしては、ウォーターサーバー機器が無料なら置いてもいいと導入した家庭に、毎月「水代金」を支払ってもらい、利益を得るというもの。
ウォーターサーバー機器を無料で設置しても、「水代」「メンテナンス費」などはかかります。
そのため、ウォーターサーバー会社としては、初期費用や機器費用を無料にしても利益が出るというからくりなのです。

また、ウォーターサーバー無料のからくりとして、「契約」と「解約金」の関連があります。「ウォーターサーバー無料」という勧誘を受けて契約したものの、定期的にかかる費用を知って、やめたい場合、解約料が発生します。
通常、ウォーターサーバー会社は、無料対象の契約期間を1年〜3年ほど設けています。
よって、契約期間内に無料ウォーターサーバーの利用を停止する場合は、解約金がかかる場合もあるので、契約事項をしっかりと読みましょう。
また、近年では「クーリングオフ制度」があるので、無料ウォーターサーバーの契約で解約金を払わず済む場合もあります。

無料ウォーターサーバーを解約する場合は、ウォーターサーバー機器の返却が求められる事が多いです。
ウォーターサーバーの輸送費が無料になるのか、自己負担になるかも事前にしっかりと把握しておきましょう。

上位機種はレンタル代がかかることもある

大体のウォーターサーバーはキャンペーンなどを使って無料契約が可能です。
しかし、一部の上位機種や洗練されたおしゃれなウォーターサーバーは無料にならない場合もあるので注意が必要。無料にならないウォーターサーバーのレンタル代は、月額1,000円以下のものが多いので、見ていきましょう。

ウォーターサーバーのレンタル代

水道直結型はレンタル代が有料

「ウォーターサーバー」には、「水の宅配型」の他に、「水道直下型」があります。
水道直下型のウォーターサーバーは、自宅の水道水を浄水して使うタイプなので、無料キャンペーン対象外の場合が多いです。
ウォーターサーバー無料のからくりは、機器を無料にしても水代やメンテ代で会社に利益があるという理由でした。
そのため、水代を払う必要のない水道直下型ウォーターサーバーでは、会社に利益がないため、無料にならないのです。

ただ、「○年後から永久的にウォーターサーバー無料」という勧誘はたまに見られます。
こちらは、機器のレンタル代として契約年数以上払い続けた場合は、ウォーターサーバー機器をあげますという仕組み。
宅配型ウォーターサーバーの無料キャンペーンに対して、水道直下型ウォーターサーバーは、契約年数を超えたら月額費用を請求しないというものです。
一定期間を過ぎると、ウォーターサーバーの費用がかからなくなると知れば、利用者はお得に感じますよね。
宅配型ウォーターサーバーの水料金より安価な場合が多いので、ぜひ比較して検討してみてください。

お水が無料になるからくり

「ウォーターサーバー無料」と言っても「水代」が毎月請求されるからくりに対して、「水も無料」というキャンペーンもたまに見られます。
ウォーターサーバー機器に加えて水まで無料になれば、利用者としては嬉しいですが、そこにもからくりが隠れているので解説していきます。

初回契約のキャンペーンなどのからくりとなっている

残念ながら、水の宅配型ウォーターサーバーで水が完全無料で永久的に利用できることはまずありません。
完全無料でウォーターサーバーを提供してしまっては、ビジネスとして成り立たないからです。
ではなぜ、宅配型のウォーターサーバーでお水無料と勧誘されるのでしょうか。

それは、ウォーターサーバー契約時の「初月限定」「初めの2本が無料」というからくりがあるのです。
直営店や代理店では、ウォーターサーバーの販売ノルマが決められている事がほとんど。
そのため、少しでも多くの人に興味関心を持ってもらうため「ウォーターサーバー無料」という勧誘をするのです。

しかし、完全無料でウォーターサーバーが利用できるわけではないので、何にお金がかかるのかをしっかりと確認しましょう。
「お水はいつまで無料か」「メンテナンス費用はいくらかかるか」「契約期間と解約金」などを知った上で、ウォーターサーバー契約をする事が大切です。

人気のウォーターサーバーを紹介

2023年11月時点で人気の高い無料で利用できるウォーターサーバーをいくつかご紹介します。
紹介するほとんどのウォーターサーバーの「初期費用」「レンタル費」が無料になっているので、水料金や特徴を比較して検討してみてください。

無料で利用できるウォーターサーバーの一覧

amadanaスタンダードサーバー（プレミアムウォーター）

プレミアムウォーターが提供する無料ウォーターサーバーは、非加熱処理によって瑞々しさのある天然水を飲む事ができます。
厳選した採水地からとれた天然水を届けてくれて、モンドセクションの優秀品質金賞を受賞するほど、高い品質を誇っています。

さらに、プレミアムウォーターが提供する無料ウォーターサーバーは、回収不要な「ワンウェイボトル」が使用されています。
ペットボトルと同じ素材のため、ウォーターサーバーで使用後は、家庭ごみとして処分できるので、余分な場所を取りません。

プレミアムウォーターが提供する無料ウォーターサーバーの基本情報

※キャンペーンの内容は執筆時点での情報です。変更になる場合がございますのでご契約の際はご確認ください。

Smartプラス（コスモウォーター）

コスモウォーターが提供する無料ウォーターサーバーは、採水地から48時間以内に直送した「安心」「安全」な天然水を飲む事ができます。
実際、コスモウォーターのウォーターサーバーは、「水のアカデミー賞・金賞」「INternational Taste Awards最高得点賞」「モンドセクション最高金賞」「たまひよ赤ちゃんグッズ2021大賞」など国内外の賞を複数受賞。

また、「水代」「レンタル代」「電気代」を含めた費用を他のウォーターサーバーのメーカーと比べると、ランニングコストが最安価な点も魅力です。
コスモウォーターのウォーターサーバーが安価になるからくりには、電気代が安いという事が挙げられます。
他社と比較しても電気代が半額ほどで済むので、家計に優しいウォーターサーバーなのです。

コスモウォーターが提供する無料ウォーターサーバーの基本情報

※キャンペーンの内容は執筆時点での情報です。変更になる場合がございますのでご契約の際はご確認ください。

SIPHON＋（FRECIOUS)

FRECIOUSが提供する無料ウォーターサーバーは、「FRECIOUS富士」「FRECIOUS朝霧高原」「FRECIOUS木曽」の3つの天然水から選ぶ事ができます。
産地直送の水をウォーターサーバーで飲む事ができるので、天然水にこだわりを持っている人におすすめです。

また、誰でも簡単に水交換できる「軽量パック式」なので、女性やお子様でも運べて取り付けに力がいらないです。
生活スタイルやインテリアのタイプによって異なるデザインのウォーターサーバー機器を選ぶ事ができます。

自宅に馴染むようなデザイン性の高いウォーターサーバーの利用を検討している人にもピッタリ。
FRECIOUSのウォーターサーバーは、「グッドデザイン賞」を受賞しているほど、スタイリッシュな機器が用意されています。

FRECIOUSが提供する無料ウォーターサーバーの基本情報

※キャンペーンの内容は執筆時点での情報です。変更になる場合がございますのでご契約の際はご確認ください。

Smart（ワンウェイウォーター)

ワンウェイウォーターは、「水」「サイズ」「サポート」の3つに力を入れているメーカーです。
お得用サイズの水なので、ウォーターサーバーからたっぷりと使う事ができます。
さらに、小さいお子様から大人まで誰でも使いやすいような110cmのコンパクトサイズ。
故障・不具合が起きた時のサポートが無料でついてくるので、ウォーターサーバーを利用したことのない方でも安心です。

ワンウェイウォーターが提供する無料ウォーターサーバーは、業界最安値を売りにしています。
ウォーターサーバーの他のメーカーと比較して安価に提供できるからくりは、RO水にあります。
ワンウェイウォーターでは、ウォーターサーバー用の水を「天然水」もしくは「RO水」のどちらかから選択が可能。
つまり、価格を抑えながらきれいな水をウォーターサーバーで飲みたい人にピッタリなのです。

ワンウェイウォーターが提供する無料ウォーターサーバーの基本情報

※キャンペーンの内容は執筆時点での情報です。変更になる場合がございますのでご契約の際はご確認ください。

クリクラFit（クリクラ）

クリクラが提供する無料ウォーターサーバーは、全国560箇所の産院で導入されている実績を持つRO水を使った水が飲めます。
つまり、妊娠中の女性や小さなお子様でも「安心」して飲めるウォーターサーバーということ。

RO水なので、天然水と比較しても月々にかかる水代も安く抑える事ができるほか、ウォーターサーバーの無料トライアルや解約金がないなど、メリットが多くあります。
使ってみて合わないと感じた時に、すぐに解約できるウォーターサーバーは安心で、気軽に試してみようと思えますよね。

また、クリクラのウォーターサーバーでは、月額460円（税込）で安心サポートパックがついてきます。
「専門スタッフの対応」「故障時の無償対応」「年1回のサーバーメンテナンス」「お子様への安全対応（チャイルドロック、ドレインキャップカバー）」「快適サービス」の5つが対象です。
ウォーターサーバーは、長く使うものなので、手厚いサポートがついていると安心です。

クリクラが提供する無料ウォーターサーバーの基本情報

※キャンペーンの内容は執筆時点での情報です。変更になる場合がございますのでご契約の際はご確認ください。

ウォーターサーバー無料のからくりについてのまとめ

この記事では、「ウォーターサーバー無料からくり」について解説しました。
ショッピングモールやイベント会場で、「ウォーターサーバー無料なのでいかがですか！」という勧誘を受けて、胡散臭く感じたり、怪しく感じた経験がある人もいるかと思います。

ウォーターサーバーが無料というのは、基本的に「レンタル代」のことを指していて、別途で「水代」や「メンテナンス費用」がかかる場合がほとんどです。
また、ウォーターサーバーの水が無料という文言もほとんどが初月や最初のうちだけが対象となっています。

契約してから、想定外の請求に困った！という状況にならないためにも、ウォーターサーバー無料からくりをしっかりと把握しておきましょう。
そして、必ず契約前に「いつまで無料なのか」「無料期間を終えるといくらかかるのか」という確認をすることで未然にトラブルを避ける事ができます。