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【ビッグローブ光の速度】申込む前に知っておきたい!ビッグローブ光の回線速度やみんなの評判は?
インターネットが普及し始めてから、今では誰でも利用するのが当たり前になりました。
今日までの間、インターネットにかかる料金は徐々に値下がりし、通信速度もどんどん改善されてきています。
もはやインターネットは娯楽や職場のためだけではなく、個人や家庭にとっても生活必需品となったといっても過言ではありませんよね。
買い物や支払い、そして最近ではYouTuberなどビジネスとして個人がインターネットを使うことも珍しくありません。
インターネットが当たり前の文化になるということは、それにともない大勢の人々はインターネットにクオリティもコスパも求めるようになるということ。
快適な通信速度のため、インターネットには不可欠な光回線についても、さまざまな業者が多くのプランを出しており、どれを選んでいいのか迷ってしまうくらいです。
しかし、おそらくほとんどの人が光回線を選ぶにあたり、通信速度、コスト、評判を気にするのではないでしょうか。
今回は、光回線の中でもビッグローブ光について、通信速度を中心に解説していきます。
ビッグローブ光はビッグローブ株式会社が運営するインターネットの光回線のサービスです。
後ほど詳しく記載しますが、ビッグローブ光はNTT東日本とNTT西日本が提供するフレッツ光とコラボしている、いわゆる光コラボというサービスで、提供エリアも全国に渡る人気の光回線です。
ビッグローブ光はauユーザーのスマホ料金が最大1,100円(税込)契約台数分安くなるスマートバリュー、もしくはビッグローブ光の料金が最大1,320円(税込)安くなるauセット割から利用状況に応じて受ける割引を選べるサービスです。※auセット割は現在新規受付を終了しています。
auユーザーでこれからインターネットを始める方には非常に魅力的なサービスです。
ただし、Povoは対象外なので注意してください。
特に集合住宅などにお住まいのauユーザーで「auひかりの設備はないけれどNTTの光設備は入っている」という人にとって、ビッグローブ光はお得に使えるおすすめの光回線のひとつです。
もちろん、ビッグローブ光をおすすめするポイントはお得なプランだけではなく、通信速度を見てもおすすめできます。
本記事では最大速度や速度判定サイトでの平均速度、ツイッター等のSNSでの評判などをもとに、ビッグローブ光の通信速度や評判について調査しました。
ビッグローブ光の通信速度に関する評判のなかには、「せっかく光回線にしたのに通信速度が上がらない」という声もありました。
ビッグローブ光に限らず、光回線の通信速度が遅くなるのには原因や、それに応じた対策があります。
そちらについてもあわせて解説していきますので、ビッグローブ光を検討中の方やご利用していて速度にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
また、「とにかく通信速度の速いタイプの回線を探している」という方は、こちらの記事でビッグローブ光以外にもおすすめのネット回線をお使いの携帯キャリアに合わせてご紹介をしているので、こちらも参考にしてみてください。
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ビッグローブ光の最大速度は?
auユーザーにとってお得な割引があるビッグローブ光の回線速度は果たして速いのでしょうか?
「通信速度が遅い光回線は契約したくない」
「auユーザーだからビッグローブ光を考えているけれど通信速度はどうなの?」
など、ビッグローブ光の通信速度について心配されている方も少なくないでしょう。
まずはビッグローブ光の通信速度について解説していきます。
ビッグローブ光と他社の最大速度を比較すると?
それでは、代表的な6つの光回線の最大通信速度を比較してみましょう。
それぞれの最大通信速度をまとめたものが以下の表です。
最大通信速度(下り) | 最大通信速度(上り) | |
---|---|---|
ビッグローブ光 | 1Gbps | 1Gbps |
NURO光 | 2Gbps | 1Gbps |
auひかり | 1Gbps | 1Gbps |
ソフトバンク光 | 1Gbps | 1Gbps |
ドコモ光 | 1Gbps | 1Gbps |
フレッツ光 | 1Gbps | 1Gbps |
※各社5Gbpsや10Gbpsなどのプランもありますが提供エリアや提供環境が限られているため、ここでの最大通信速度は一般的なプランで比較しています。
ビッグローブ光の通信速度は、他社と比較してもほとんど差が無く、最大通信速度は下り上りともに1Gbpsで決して遅いわけではありません。
それぞれの用語について解説します。
通信速度における「下り」とは?
通信速度における「下り」とは、ダウンロード(データ受信)のことを指します。
たとえば、メールを受信したり、Webサイトを表示したり、Web上から画像や動画をパソコンやスマホに保存したり、こういった動作に影響してくるのが下りの速度です。
通信速度における「上り」とは?
通信速度における「上り」とは、いわゆるアップロード(データ送信)のことを指します。
ダウンロードとは反対で、自分のパソコンやスマホからデータをインターネット上にアップすることです。
メールの送信や自分のブログやSNSなどでコメントをしたり、画像や動画を投稿することなどが挙げられます。
アップするコンテンツの容量が大きく(重く)なるほど、アップロードには時間がかかります。
あまりに容量が大きい場合は、アップロードが完了するまでの時間がかかりすぎることが原因で途中でタイムアウトになり、完了しないという場合もあります。
そのため、大きなデータのやり取りをよくされる方にとっては特に、下りだけでなく上りの速度も重要になってきます。
それでは次に、通信速度の単位について見ていきましょう。
「Gbps」は速いのか?
光回線のサイトなどを調べていると「最大通信速度〇Gbps」いう表記を目にすることが多いですよね。
今や1Gbpsの通信速度は当たり前となってきており、なかには10倍の10Gbpsまで対応している光回線も珍しくなくなってきました。
Gbpsとは「ギガビーピーエス」と読み、データの通信速度を表す単位のひとつで、この単位が大きくなるほど、データが流れるスピードもアップしていきます。
bpsの単位をまとめると、以下の表のようになります。
単位 | bpsに換算した場合 |
---|---|
Kbps(キロビーピーエス) | 1000bps |
Mbps(メガビーピーエス) | 1000Kbps(100万bps) |
Gbps(ギガビーピーエス) | 1000Mbps(10億bps) |
この表からもわかるように、1Gbpsは非常に大きな数字です。
1999年に普及したADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)が上り、下りともに最大50Mbpsだったことを踏まえると、光回線はここ数十年という短期間で非常に速いスピードで進化していることが伺えます。
「1Gbps」はインターネットで何ができる?
上記の表で1Gbpsは非常に大きな数字であり、通信速度としてはかなり速いということがわかりました。
では、実際に1Gbpsの光回線はインターネット上でどのようなことができるのでしょうか。
1Gbpsの環境下での各コンテンツの所要時間を以下でまとめました。
- サイト閲覧:0.005~0.1秒
- メールやLINE:0.00001~0.005秒
- SNS写真・動画投稿0.015~0.1秒
- 動画視聴:0.025~0.2秒
- スマホでのオンラインゲーム:0.025秒~
これらの時間は平均的なものであり、通信状況によって上下します。
しかし、どのコンテンツを利用するにしてもどれも1秒をはるかに下回る数値です。
1番時間を要する動画視聴であっても必要なデータ通信速度の目安は20~30Mbpsほどとされており、1Gbpsあればほとんどのコンテンツを、スピードが遅いと感じることなく楽しむことができるでしょう。
ただし、各社の通信速度の表記において気を付けなければならないことがあります。
それは、最大通信速度はあくまでも「理論上の最大値」であるということです。
そのため、通信環境や建物の設備の状況によって、通信速度は左右されるので、1Gbpsという通信速度が出る事はまずありえません。
後述しますが、光回線はベストエフォート型のサービスであり、導入することで1Gbpsという通信速度が保証されるというわけではないのです。
ですので、光回線が遅いと感じられる場合には、お住まいやご利用される環境の影響による可能性が高く、状況に応じた対策をとることで改善できる場合もあります。
なぜビッグローブ光と他社の最大速度はほぼ同じなの?
前述の最大速度の表を見てもわかるように、他社の光回線であっても1~2Gbpsと同等の最大通信速度です。
それぞれが異なる会社であるにもかかわらず、なぜ最大通信速度はほぼ同じような速度になっているのでしょうか。
そのキーワードとなるのが「フレッツ光」と「光コラボ」という2つの言葉です。
ビッグローブ光の公式サイトを見ると「光コラボとは、NTT東西の光回線を借り受けた事業者が、光回線を提供するサービス」という表記があります。
そして、他の光回線の公式サイトにもフレッツ光や光コラボの文字がたびたび見られます。
光コラボとは?
光コラボは、NTT東日本とNTT西日本が、プロバイダや携帯キャリアなどの事業者に対して光回線の卸販売をするサービスモデルのことをいいます。
もともと光回線はNTT東日本とNTT西日本が提供するフレッツ光が先駆けでしたが、より光回線を広めていくため、他企業への卸し提供も始めました。
その名残もあってか、「光回線=フレッツ光」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。
ビッグローブ光の他には、光コラボのサービスを提供しているコラボ光事業者は、OCN、@nifty、So-net、Softbankなど、これ以外にも様々な事業者があります。
ベースが同じフレッツ光の光回線が提供されるようになったおかげで、平等な価格競争や通信速度が広まりました。
「じゃあ、今の時点でフレッツ光の契約であれば乗り換える意味はないの?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。
フレッツ光から光コラボへの乗り換えであっても、さまざまな恩恵を受けられる場合があります。
なぜなら、通信速度が一定化されている分、各光コラボ事業者は独自のサービスとのセット割引やキャンペーンなどのオプションに力を入れて差別化を図っているからです。
ビッグローブ光の場合だと、契約時にキャッシュバック、工事費実質無料、auスマホとのセット割引などがあります。
また、光コラボに乗り換えることによって契約が一元管理できるというメリットもあります。
NTTのフレッツ光の場合、フレッツ光はあくまで光回線のみの契約のため、別途プロバイダと契約する必要がありました。
フレッツ光とプロバイダを別々で契約しているということは、請求元や問い合わせ先も2つになってしまうということです。
中にはフレッツ光と請求を一括にできるプロバイダもありますが、結局のところ問い合わせ内容によって窓口が変わるため、問い合わせをした時にたらい回しにされるなどのうんざりした経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
光コラボの場合、回線とプロバイダがセットになっているため、ほとんどのサービスが請求も問い合わせも1カ所で済みます。
そして、フレッツ光から光コラボに乗り換える機会は、普段は内容を把握する機会が少ない光回線やプロバイダの契約を見直すチャンスです。
必要以上のオプションサービスが付帯されていて無駄な料金を支払っていないか、契約内容は同等でもよりお得に利用できるプランがないかなど、インターネットの契約にも見直すポイントは多々あります。
光コラボについてまとめると、様々な光コラボ事業者が存在していますが、いずれも同じNTTのフレッツ回線を使用したサービスのため原則として通信速度に大きな差はありません。
その分、各光コラボ事業者は携帯電話や自社のSIMなどとのセット割引や充実したオプション、独自のキャンペーンなどに力を入れて差別化を図っており、消費者としては光回線をよりお得に使える選択肢が増えたと言えるでしょう。
ビッグローブ光ユーザーからの通信速度の評判は?
上記まででビッグローブ光は上下最大1Gbpsという通信速度を誇る光回線であることについて解説しました。
次は、ビッグローブ光を実際に利用しているユーザーの評判などを紹介していきます。
結論からお伝えすると、口コミの評判を見る限りビッグローブ光の評判は良くありません。
しかし、悪い口コミが多い理由があるんです。
以下で見ていきましょう。
ビッグローブ光の主なイマイチな評判の内容は?
そもそもビッグローブ光に限らず、「口コミに投稿されている=批判的なものが多い」という前提はありますが、中でも多かった口コミは以下の通りです。
- 光回線なのに通信速度が遅い
- 時間帯や使用環境によってスピードにムラがある
- 数年前の方が通信速度が速かった
それぞれについて詳しく見ていきます。
ビッグローブ光は通信速度が遅いという口コミ
Twitterや価格.comなどでの口コミを見るとだいたい1:3の割合で、ビッグローブ光の光回線は速い:遅いという回答がありました。
特にTwitterでの口コミ数が多く、「すごく遅い」「タイムラインの画像が読み込めない」という投稿が多くありました。
もちろん批判的な意見ばかりではなく、「自分は満足している」「YouTubeやネットサーフィンを利用するだけなら何も問題ない」という声もあります。
Twitterは口コミサイトなどに比べて気軽に発信しやすい場であり、批判的な意見も書きやすい傾向にあるので、批判的な意見が多くなっているのかもしれません。
ビッグローブ光は時間帯や使用環境によってスピードにムラがあるという口コミ
ビッグローブ光の通信速度について、時間帯によって通信速度が異なるという口コミも良く見受けられました。
なかには調子がいいときは200Mbps、調子が悪いと10Mbpsという差があるようです。
特に「昼はつながるが、夜を中心に他の時間帯はつながらない」という口コミが多く見られました。
ですが、これは夜の時間帯は特に多くの人がインターネットを使う時間帯のため、どうしてもアクセスが集中してつながりにくくなってしまう傾向にあり、ビッグローブ光に限ったものではありません。
特にマンションなどの集合住宅の場合は同じ設備から分岐した回線を複数世帯で共有しているため、このようなことは起こりやすくなっています。
ビッグローブ光は数年前の方が通信速度が速かったという口コミ
2018年ごろから徐々に通信速度が遅くなり、2019年には途切れるようになったという口コミも。
音声や映像もブツ切りになってしまったりと、「せっかく光回線を繋いでいるのに…」といったユーザーの声もありました。
しかしながら建物やパソコンおよびスマホ、その他の接続機器などの設備は経年劣化するため、光回線以外の原因が無いとも言い切れません。
また、ユーザー数が増えたことにより回線が混雑し、速度が出づらいという可能性も考えられます。
これまででご紹介した3種類の口コミは、主にビッグローブ光の通信速度に対する不満について書かれていました。
その一方で、「通信速度には満足しているが解約金や違約金が高い」「通信速度は問題ないのに開通まで時間がかかりすぎ」というような通信速度以外に対する不満が書かれた口コミもありました。
ただ、総じて言えるのは口コミは良いものも悪いものも鵜呑みにしすぎないことが大切です。
特に、悪い意見はネット上に書かれやすいため、良い口コミより目立つことも当然と言えるでしょう。
さらに光回線に限らず、インターネットは、回線自体が原因となる場合以外にも、パソコン、通信機器などのご利用環境によってもコンディションが左右されてしまいます。
通信速度が遅い場合には後述するような対策をとることで改善されることも多々あり、なぜ遅いのかの原因をしっかり確認し、それに応じた対策を取ることが大切です。
このような口コミを見て、乗り換えに不安を感じられる方は、実際にユーザーが通信速度判定をしている速度判定サイトなども併せて参考にしてみると良いでしょう。
ビッグローブ光の実際の速度は?
ここまでビッグローブ光の最大速度と評判について解説しました。
最大速度はあくまで理論上の最大値であり、通信機器や使用環境、建物の状況で左右され、実際の通信速度は遅くなる可能性もあるということも併せて説明しました。
それでは、実際にビッグローブ光を利用したらどのくらいの速さになるのでしょうか。
その目安となるのが平均速度の数値です。
平均速度とは、実際に使用しているユーザーの通信速度を計測し、平均化したものです。
そのため、いかに昼間の通信速度が速くても夜が遅いと平均速度は下がりますし、1人のユーザーの通信速度が高速だったとしても、他のユーザーの通信速度が遅いと平均速度は下がってしまいます。
よって、平均速度とは最大速度よりもリアルな通信速度を計るための数値と言えるでしょう。
ビッグローブ光と他社の平均速度を比較すると?
ここでは、「みんなのネット回線速度」という、ユーザーが光回線の実測値の測定ができ、その測定値をシェアできるサイトのデータを参考に、先ほど最大速度を比較した表と同じ6社の平均速度を表で比較してみましょう。
平均速度(下り) | 平均速度(上り) | |
---|---|---|
ビッグローブ光 | 230Mbps | 182Mbps |
NURO光 | 459Mbps | 436Mbps |
auひかり | 369Mbps | 315Mbps |
ソフトバンク光 | 242Mbps | 170Mbps |
ドコモ光 | 217Mbps | 182Mbps |
フレッツ光 | 220Mbps | 187Mbps |
※ 平均速度の参考サイト:みんなのネット回線速度(2022年2月時点)
最大速度は大差が無かった一方、平均速度は各社によってばらつきがあります。
平均速度が速い順に並べると、以下のようになります。
- NURO光(459Mbps)
- auひかり(369Mbps)
- ソフトバンク光(242Mbps)
- ビッグローブ光(230Mbps)
- フレッツ光(220Mbps)
- ドコモ光(217Mbps)
上りの速度
- NURO光(436Mbps)
- auひかり(315Mbps)
- フレッツ光(187Mbps)
- ビッグローブ光(182Mbps)
- ドコモ光(182Mbps)
- ソフトバンク光(170Mbps)
この6社のなかではビッグローブ光は中間に位置しています。
NURO光とauひかりの通信速度が抜きんでており、その他は同じくらいという結果です。
しかし、ここに挙げていない他の光回線と比較すると、ビッグローブ光は通信速度の遅い方に分類されてしまいます。
『みんなのネット回線速度』によると、ビッグローブ光は光回線速度ランキングで50番中40位となっています。
みんなのネット回線速度というサイトは、戸建てや、マンションなどの集合住宅など、様々な利用環境のユーザーが、自分が利用している回線の速度を計測しています。
使用している回線やプロバイダ、時間帯もバラバラで、ユーザー数も回線やプロバイダ別に数千件から数万件におよぶため、平均値を算出することにも向いています。
みんなのネット回線速度では、ビッグローブ光は上りの平均通信速度が254.38Mbps、下りの平均通信速度が206.94Mbpsという数値でした。
直近3カ月で計測された8931件のビッグローブ光ユーザーのデータの平均値です。
先ほどの平均速度の表とあわせてみると、ビッグローブ光の平均速度は、上りは230~250Mbps、下りは180~210Mbpsくらいの範囲であると考えられます。
ビッグローブ光の平均速度を他社と比較すると決して速い方ではありませんが、実際に通信速度に満足しているユーザーも多数いるというのも事実であり、実測値で上り下り共に200Mbps程度出ていればインターネットを使用するほとんどの場面において問題なく、決して不便に感じるような速度ではないでしょう。
また、後述しますが、ビッグローブ光はしっかりと対策すれば通信速度をアップさせることも可能な光回線です。
さらに、ビッグローブ光ならではのメリットもあるため、ご自身にとってのメリットとご利用目的などいくつかの視点から照らし合わせて検討されることをおすすめします。
ビッグローブのメリットとは?
ビッグローブ光の代表的なメリットを挙げると、以下の6点があります。
- 他社に比べて月額料金が安い
- お得なセット割が多い
- IPv6接続が利用可能
- 開通工事実質無料キャンペーンがある
- フレッツ光や光コラボの契約者は工事不要で乗り換えられる
- ほぼ全国で提供可能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.他社に比べて月額料金が安い
ビッグローブ光の月額料金は戸建てプランが5,478円(税込)、マンションプランが4,378円(税込)です。
他の光回線を見てみると、戸建てプランは5,000~6,000円、マンションプランは4,500円ほどの月額料金のものも多いので、これらと比較すると安い方と言えます。
2.お得なセット割が多い
ビッグローブ光はもともとの月額料金だけではなく、セット割を適用することでよりお得に利用できるオプションが豊富です。
ビッグローブ光とセットで割引を適用できるのは、auユーザー、BIGLOBEモバイルユーザー、UQモバイルユーザーとなっています。
この3つのスマホユーザー向けに、ビッグローブ光には以下のようなお得なプランがあります。
【auセット割】
1台でもauのスマホやタブレット、携帯があれば適用されます。
auセット割が適用されれば、550円(税込)もしくは1,320円(税込)が月額から割引に。
戸建てプランが定価5,478円(税込)、マンションプランが4,378円(税込)なので、かなりお得な割引になりますね。
戸建てプランは550円引きであれば4,928円(税込)、1,320円引きであれば4,158円(税込)。
マンションプランは550円引きであれば3,828円(税込)、1,320円引きであれば3,058円(税込)になります。
月々数百円から数千円の割合は、年間に直すと数万円になることもあり、コストダウンを考えている人にとって、かなり魅力的な割引ではないでしょうか。
【auスマートバリュー】
auスマートバリューは自動で付帯されるのではなく、自分で申し込みをする必要があるため注意してください。
auスマートバリューとは、『ネットと電話』もしくは『auスマートポートやルーター、Wi-Fi』などのサービスをauスマホとセットで契約すると、割引が適用されます。
割引金額は毎月最大1,100円(税込)、家族回線も含めて最大10回線まで適用されます。
auセット割はスマホの台数にかかわらずビッグローブ光の料金が割引になるのに対し、auスマートバリューはauスマホの料金が台数分割引になります。
また、auセット割とauスマートバリューの併用は不可なので注意が必要です。
上記のことから、auユーザーでスマホ1台ならauセット割、auユーザーで複数台のスマホ契約がある場合はauスマートバリューを適用するのが良いでしょう。
【光☆SIMセット割】。⇒受け付けが終了となりました。
光☆SIMセット割は、BIGLOBEの格安SIM『BIGLOBEモバイル』とビッグローブ光のセット割引。
BIGLOBEモバイル(3ギガ以上のタイプD)ユーザーは、対象のスマホ回線1つに対し、ビッグローブ光から毎月330円(税込)の料金割引を受けられます。
ただし、この光☆SIMセット割は2021年9月21日から新規の受付を停止しています。
再開見込みは今のところ未定ですが、再開時期が決まれば公式サイトなどからお知らせされるのでチェックしておきましょう
【ギガMAX月割】
ギガMAX月割は、ビッグローブ光と対象のUQモバイルプランを契約している場合、スマホ料金を割引にできるサービス。
ビッグローブ光と対象のUQモバイルプランの組み合わせには、以下のようなものがあります。
- 固定通信サービス/スマホプラン(月額割引額550円:税込)
- WiMAX 2+ サービス/スマホプラン(月額割引額550円:税込)
- WiMAX 2+ サービス/おしゃべりプラン(月額割引額330円:税込)
- WiMAX 2+ サービス/ぴったりプラン(月額割引額330円:税込)
この割引は契約している間ずっと続くので、非常にお得です。
ただし、ビッグローブ光とUQモバイルプランの契約者が同一であることが必須なので注意してください。
また、ギガMAX月割の適用にはビッグローブ光電話の契約が必須。
ビッグローブ光電話は月額550円(税込)のオプション料金がかかるため、光電話を使用する人向けの割引とも言えます。
3.IPv6接続が利用可能
ビッグローブ光は最新のIPv6接続を利用でき、IPv6接続にすることでより快適なインターネット環境が期待できます。
IPv6接続とは、『Internet Protocol Version 6(インターネット プロトコル バージョン6)』の略で、インターネット上の規格のバージョン6です。
現在、主流で使われている規格はIPv4なので、その最新版ということになります。
IPv6は『IPoE(IP over Ethernet)』という接続方式を採用しています。
一方でIPv4は『PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)』という接続方式になります。
Ethernet(イーサネット)とは通信上の規格のような意味で、簡単に言えばIPv4とIPv6は通信の流れ方が異なるということです。
これは、しばしば道路のように例えられます。
IPv4のPPPoEは一車線の道路であるのに対し、IPv6のIPoEは複数車線ある広い道路のイメージです。
さらに、PPPoEは途中でトンネルのような幅を制限されたような障害物がありますが、IPoEはそのトンネルを取り払っています。
インターネットにアクセスするユーザーを車とすれば、どちらが混雑時でも渋滞することなくスムーズに通行できるかは一目瞭然ですよね。
ビッグローブ光に限らず、光回線の通信速度を最大限生かすのであれば、IPv6の利用は不可欠とも言えます。
ただし、ビッグローブ光のIPv6は自動では付加させていません。
別途オプションで付ける必要があるため、IPv6接続をご希望の場合は別途申し込みしてください。
4.開通工事実質無料キャンペーンがある
光回線を乗り換えるにあたって、工事費は大きなネックとなります。
通常であれば、戸建てかマンションか、過去に光回線の工事をしたことがあるかどうかにもよりますが、光回線の工事費は約2万円程かかってしまいます。
最近では『工事費が本当に無料』ということを謳う光回線業者も増えてきました。
ビッグローブ光は『工事費実質無料』のキャンペーンがあります。
工事費実質無料とは、どのようなものでしょうか。
まず、工事費を一括ではなく分割払いにし、その分割した工事費を月々の料金に上乗せします。そして月々の料金から、分割した工事費と同額になるように割引します。
例えば、工事費を36カ月に分割し、1か月500円払うとします。
月々に何かしら500円の割引をすると、36カ月後には工事費分の料金になるということ。
上記の例のように、工事費実質無料は長い年月をかけて契約を継続して初めて成り立ちます。
よって、早期解約や早期のプラン変更などを行うと、違約金や解約金が発生する可能性があるため注意してください。
ビッグローブ光の場合、戸建ての工事費は21,780円(税込)、マンションの工事費は18,150円(税込)です。
それぞれ、36カ月以内の解約をすると、未払いの工事費を一括で支払う必要があります。
5.フレッツや光コラボの契約者は工事不要で乗り換えられる
ビッグローブ光は光コラボのカテゴリーなので、フレッツ光や他のコラボ光事業者と回線が同じという特徴があります。
そのため、『転用』や『事業者変更』をする場合、工事不要で乗り換えが可能です。
転用とは、フレッツ光から光コラボへ工事不要で乗り換えることです。
事業者変更とは、光コラボから光コラボへ工事不要で乗り換えることを言います。
工事不要ということは、工事費が発生しないというだけでなく、工事に立ち会う手間も省けるということです。
工事の日程が合わず、工事が遅くなり、いつまでも光回線を開通できないという心配も防げますね。
さらに、フレッツ光からの転用であれば、乗り換え時の違約金も不要というメリットもあります。
光回線の契約は基本的に年単位という縛りがあるため、違約金を発生させないタイミングで解約することは簡単ではありません。
違約金を気にしなくてもいいのであれば、好きなタイミングで光回線を乗り換えたいという人も多いのではないでしょうか。
6.提供エリアが全国レベル
ビッグローブ光はフレッツ光の回線網を利用した光コラボサービスです。
つまり、NTT東日本とNTT西日本の光回線提供エリアと同じということです。
地方に住んでいる人にとっては、自分の住んでいる場所が希望する光回線対象外エリアで、光回線をあきらめざるを得なかったということがもあるのではないでしょうか。
NTTの光回線対応エリアはサービス提供エリアがとても広いので、その心配もいりません。
ただし都道府県に関わらず、建物自体が光回線非対応の場合や、提供エリアでも特定の番地のみ未提供の場合もあるので、事前にチェックしておきましょう。
ビッグローブ光の提供エリアは、ビッグローブ光のホームページや、回線を借り受けているフレッツ光のホームページから確認できます。
ビッグローブ光は工夫すれば通信速度もコスパも両方取りできる
ここまでをまとめると、ビッグローブ光は他社回線と平均速度を比較する限りが通信速度が速い光回線ではありません。一方で、ビッグローブ光の通信速度は遅いというわけでもありません。
お得なプランや割引、工事不要などのオプションのメリットもあり、検討する価値はおおいにあります。
口コミなどでも言われている「ビッグローブ光は通信速度が遅い」という問題にも、対応策があるんです。
その対応策については、次の章からご紹介します。
ビッグローブ光は、対策次第では通信速度もコスパもとてもバランスの取れた光回線です。
ビッグローブ光の申し込みをお考えの方は公式サイトよりもお得な最大30,000円キャッシュバックやルータープレゼントが選べるこちらの窓口がおすすめです!
ビッグローブ光はなぜ通信速度が遅くなるの?対策や改善策は?
上記で、ビッグローブ光は平均速度が遅くなることへの対策をすれば、さまざまなメリットがあるおすすめの光回線であると述べました。
それではまず、ビッグローブ光の平均速度が遅くなってしまう原因とは何でしょうか。
ここでは、ビッグローブ光の平均速度が遅くなってしまう原因と、その対策や改善策について解説していきます。
ビッグローブ光の通信速度が遅くなる原因は?
ビッグローブ光の通信速度が遅くなる原因としては、以下のような事が考えられます。
①IPv6が機能していない
ビッグローブ光は自動ではIPv6接続にはなっておらず、デフォルトはIPv4接続になっています。
IPv4接続の場合、回線が混雑しやすく、それにより通信速度が遅くなってしまいがちです。
自分が使用している接続環境がIPv6に対応しているかどうかは、以下のサイトにアクセスするだけで確認できます。
IPv6接続をチェックするサイト
※安全性の保証はありませんので、心配な方はクリックしないでください。
②周辺機器の不具合
「光回線を導入したのに通信速度が遅い」と感じたら、使用している周辺機器もチェックしてみましょう。
よくあるのは、使用しているルーターが古いタイプのものというパターンです。
光回線を最新の高機能なものに変えたとしても、ルーターが古いだけで、その機能に対応できず通信速度が遅くなってしまうことがあります。
ルーターにも経年劣化、次世代機種などの型があります。
例えば、「IEEE802.11b」という規格が最大通信速度11Mbpsという遅い速度なのに対し、最新の「IEEE802.11ax」は最大通信速度9.6Gbpsです。
また、同様にパソコンやスマホが古い場合にも、通信速度が遅くなることがあります。
LANケーブルも細い針金や繊維を使用しているため、劣化しやすい特徴があります。
LANケーブルにも規格があり、100BASE-TXという規格が100Mbpsであるのに対し、最新の40GBASE-Tという規格は40Gbpsの通信速度に対応しています。
ビッグローブ光に限らず、光回線の通信速度が遅いと感じたら、周辺機器の状態もチェックしましょう。
③建物や設備などの問題
光回線や周辺機器を最新版のものにしても、建物や設備、使用環境、また配線方式などによっても通信速度が遅くなる場合があります。
特にマンションタイプの設備などは複数の住人が1つの建物に住んでおり、共同の回線を共有している状態です。
そのため、同じ時間帯に一斉にアクセスすれば、回線が混雑し、通信速度が遅くなってしまいがちです。
よく「インターネットは夜に繋がりにくい。通信速度が遅い。」と感じることはありませんか?
これはインターネット利用者が集中しやすい時間帯にアクセスし、回線が混雑しているからなんです。
また、導入されている光回線がNTT回線などの「共有型回線」か「独自回線」かによっても、通信速度が遅いと感じるかどうかは左右されます。
共有型回線は独自回線よりも通信速度が遅いとされており、より速い通信速度を求める場合は、独自回線の光回線を選ぶといいでしょう。
さらに、マンションタイプの設備の場合、導入されている設備の配線方式によっても通信速度が変わってきます。
マンションの配線方式は、主に以下の3つがあります。
VDSL方式
VDSL方式は光回線のマンションタイプの設備のはしりで最も広く普及している配線方式ですが、後述する光配線方式と比べるとあまり性能は高くなく、通信速度が遅くなりやすい傾向があります。
VDSL方式の場合、近くの電柱とマンションの共同スペースまでは光回線で繋がっていますが、そこから先、各部屋までの回線は電話線でつながっています。
対応速度は上下最大50Mbps~100Mbps程度です。
そこからさらに各部屋まで電話線で分配するため、どうしても回線速度が落ちてしまいます。
ビッグローブ光の平均速度は上りが230~250Mbps、下りで180~210Mbpsくらいの範囲でしたが、VDSL方式のマンションだと、そもそもの対応速度が最大100Mbpsですので、そこからさらに電話線を経由し各部屋まで分配することを考えると戸建てや光配線方式のような通信速度は期待できませんよね。
LAN(イーサネット)配線方式
近くの電柱とマンションの共同スペースまでは光回線で繋がっているという点はVDSL方式と同様ですが、そこから先は各部屋までの回線はLANケーブルでつながっています。
LANケーブルの規格と建物の設備の対応速度によっては、最大通信速度は1Gbpsまで期待できます。
しかし、LAN配線方式は共同スペースまでつながっている最大50Mbps~1Gbpsの1本の光回線を、VDSL方式が電話線で各部屋に分配してるのと同様に、LANケーブルを使って各部屋で分け合っているという状態です。
そのため、設備が古く対応速度が低かったり、各部屋まで引いているLANケーブルの規格が古かったり、同時にインターネットを利用するマンションの住人が多いほど、通信速度も遅くなってしまうというデメリットがあります。
光配線方式
通信速度を重視する人は、光配線方式の設備を導入している建物、もしくは光回線を直接導入できる建物に住むことをおすすめします。
電柱からマンションの共同スペースまではもちろん、各部屋への配線も光回線で接続されています。
建物の共同スペースまで引かれた1本の光回線を分配する点は他の配線方式と同様ですが、共同スペースから各部屋へも1本ずつ光回線でつなぎます。
そのため、光配線方式はマンション設備の中では一番通信速度が期待できる配線方式と言えるでしょう。
光配線方式で対応している最大速度は1Gbps(最近では契約によって10Gbpsまで対応)なので、他の接続方式より最大速度も速くなっています。
なお、自分の住んでいる建物が光配線方式に対応しているかどうかは、申し込みをする窓口かNTTに電話などで確認が可能です。
通信速度が遅い場合の対策は?
前項で通信速度が遅い場合に考えられる代表的な原因について説明しました。
ここからは、通信速度が遅い場合の対策をご紹介します。
1.ルーターやパソコン、LANケーブルなどを買い替える
使っている機器が高速通信に対応していない可能性がある場合は、機器の交換をおすすめします。
通信回線に問題がなくても、高速通信に対応していない機器を使っていると通信速度は早くはなりません。
特に多い原因として考えられるのは、ルーターやLANケーブルが高速通信に対応していない場合です。
ルーターは手に取って使うものではなく、頻繁に買い替える機器でもないため、買い替えるタイミングが分からない方も多いでしょう。
そのため最新の通信回線に対応しきれないルーターを使い続けている方も一定数いるのではないでしょうか。
昔買った通信規格の古いルーターをそのまま使っている場合は、現在使っている機器の規格を確認しましょう。
対応している通信速度については、以下の規格表を参考にしてみてください。
高速通信に対応していないルーターを使っている場合は、高速通信に対応しているルーターに買い替えましょう。
規格 | 最大通信速度 | 1Gbpsへの対応 |
---|---|---|
IEEE802.11b | 11Mbps | × |
IEEE802.11g | 54Mbps | × |
IEEE802.11a | 54Mbps | × |
IEEE802.11n | 600Mbps | △ |
IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 〇 |
IEEE802.11ad | 6.8Gbps | 〇 |
IEEE802.11ax | 9.6Gbps | 〇 |
また、LANケーブルにもいくつかの種類があり、そのカテゴリによって最大速度が変わります。
規格 | 最大速度 |
---|---|
CAT8 | 40Gbps |
CAT7A | 10Gbps |
CAT7 | 10Gbps |
CAT6A | 10Gbps |
CAT6e | 10Gbps |
CAT6 | 1Gbps |
CAT5e | 1Gbps |
CAT5 | 100Mbps |
ビッグローブ光の最大通信速度は1Gbpsですが、使っているLANケーブルがCAT5の場合だと、100Mbpsまでしか速度が出ないということになります。
LANケーブルを買い替える際には、規格もしっかりチェックして買うようにしましょう。
2.IPv6にする
光回線の通信速度を改善するには、IPv6接続を利用できるように環境整備をおこなうことはかなり有効な方法です。
ビッグローブ光はIPv6接続に対応しているものの、IPv6対応のルーターを用意するだけで利用できるわけではありません。
簡単にですが、IPv6接続を利用するためのフローをご紹介します。
- ビッグローブ会員ページからIPv6オプションの申し込みをする
- IPv6対応機器を接続する
- IPv6オプション利用開始
IPv6対応端末を用意したうえで、ビッグローブの会員ページから「IPv6オプション」の申込みをおこなう必要があります。
この「IPv6オプション」への申込みに料金はかかりませんが、設備機器の用意と接続および会員ページからの申込みが必要だということを覚えておいてください。
IPv6対応機器のルーターをすでに持っていればそれを使用できますが、持っていない場合はビッグローブ光から無線LAN付きルーターを月額550円(税込)でレンタルすることも可能です。
ただし、この無線LAN付きルーターをレンタルできるのは、ビッグローブが提供する以下のサービスを契約している場合に限ります。
- ビッグローブ光「ひかり」コース
- 「ひかり」コース with ドコモ光
- BIGLOBE光パックNeo with フレッツ
- BIGLOBE光 with フレッツ
- 「ひかり」/「Bフレッツ」コース
- 「使いほーだい」コース
IPv6接続にすることで、住んでいるマンションがVDSL方式だった場合でも、通信速度を改善することができるかもしれません。
IPv6とは?
インターネット上にはさまざまな情報が溢れていますが、それらの情報を手紙として例えてみます。
手紙を送る時に必要なのは送り先の住所です。
ネット上ではその住所のことをIPアドレスと言います。
IPアドレスはインターネットにつながっている全ての電子機器にあり、住所があるから手紙を受け取れるように電子機器もIPアドレスがあるので情報を受け取ったり送ったりすることができるのです。
IPアドレスは元々IPv4という規格にしたがって管理されていたのですが、インターネットの普及によりIPv4だけでは管理しきれなくなってしまいました。
そこで生まれたのがIPv6という新しい規格です。
IPv6はIPv4よりもたくさんのIPアドレスを実質無限に管理できるようになりました。
IPv6はIPv4と比べてIPアドレスの管理数が多いだけではなく、回線速度も速いという利点があります。
IPv4はPPPoEと呼ばれる方式で、IPv6はIPoEという方式で接続します。
これら2つの接続方式の差は車と道路で表現されることが多く、道路で言うとPPPoEが片道一車線の一般道路、IPoEは片道3車線の高速道路といったイメージです。
IPoEは車線数が多いためアクセスが多い夜間でも回線が混雑しにくいのです。
また、車で言うとPPPoEの場合は混雑していてもその道路を走りつづけますが、IPoEは空いている車線を選んで走ってくれる特徴があります。
混雑しにくいだけではなく、混雑を避けるので安定して高速な通信速度が出やすくなっているのです。
IPv6については以下の記事でも詳しく解説しています。
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ビッグローブ光についてまとめ
今回の記事では、ビッグローブ光の速度や評判について解説しました。
ビッグローブ光は口コミでは賛否両論がありますが、平均速度などを見ても光回線として問題のない通信速度と言えます。
ビッグローブ光の通信速度が遅くなる原因としては以下のことが考えられます。
- IPv6接続の環境が整っていない
- 周辺機器が古い
- 建物の配線方式がの問題
また、以下の対策で改善できるかもしれません。
- IPv6対応機器を導入する
- 周辺機器を新しく買い替える
- マンションの場合光配線方式の建物を検討する
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