【固定IPアドレス】おすすめの取得方法は?

【固定IPアドレス】おすすめの取得方法は?

本記事にはプロモーションが含まれている場合があります

固定IPアドレスはリモートワークやネットワークカメラを利用する際に必要になります。

ネットワークカメラの導入やリモートワークを始めるにあたり、固定IPアドレスをこれから新たに取得したいという人もいるでしょう。

固定IPアドレスの取得方法はいくつかあります。

本記事では固定IPアドレスのおすすめの取得方法とおすすめのサービスについて解説していきます。

目次

固定IPアドレスとは

固定IPアドレスは、簡単に言うとネットワークに何度接続をしてもずっと同じIPアドレスを使い続けられる仕組みです。

これに対して、動的IPアドレスは、ネットワークに接続するたびにIPアドレスが変わってしまう仕組みになっています。

そして一般的なインターネット回線の契約の場合は、基本的にこの動的IPアドレスになります。

固定IPアドレスを利用するとしては、主に以下の4つの方法が挙げられます。

  • 固定IPアドレスを提供している回線を契約する
  • 固定IPアドレスを提供しているプロバイダと契約する
  • 固定IPアドレスを提供しているポケットWi-Fiを契約する
  • VPNを利用した固定IPアドレスの提供サービスを利用する←おすすめ

次項からそれぞれで見ていきましょう。

固定IPアドレスについては次の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

➊ 固定IPアドレスを提供している回線を契約する

固定IPアドレスを取得する1つ目の方法は、固定IPアドレスの提供をしているインターネット回線と契約する方法です。

固定IPアドレスの提供をしているインターネット回線を契約し、固定IPアドレスオプションの契約をすることで固定IPアドレスの利用ができるようになります。

この方法であれば基本的に固定IPアドレスでの提供が始まれば特別難しい設定作業をしなくても、固定IPアドレスが利用可能です。

ただし、この方法は現在インターネット回線の契約をしていない人にはおすすめの方法ですが、現在既にインターネット回線の契約をしている人は、回線を乗り換える必要がありますので、他の方法を検討したほうが良いでしょう。

以下で固定IPアドレスを提供している光コラボサービスと料金をご紹介しますので参考までにどうぞ。
おすすめは月額料金も固定IPアドレスのオプション料金も安く設定されているASAHIネット光です。

スクロールできます
ASAHIネット光
(プロモーション)
So-net 光 プラス
(プロモーション)
ビッグローブ光
(プロモーション)
回線月額【戸建て】
5,698円

【マンション】
4,488円
【戸建て】
6,138円

【マンション】
4,928円
3年プラン
【戸建て】
5,478円

【マンション】
4,378円
月額割引
キャンペーン
【戸建て】
780円

【マンション】
680円

最大36カ月割引
(※税抜き)
月額キャンペーンは
無いが
50,000円
キャッシュバックあり
月額キャンペーンは
無いが
33,000円
キャッシュバックあり
固定IP月額880円1,320円3,850円
合計月額
(キャンペーン適用後)
【戸建て】
5,720円

【マンション】
4,620円
【戸建て】
7,458円

【マンション】
6,248円
【戸建て】
9,328円

【マンション】
8,228円
回線初期費用880円3,500円3年プラン
3,300円
回線工事費【戸建て】
19,800円

【マンション】
16,500円
【派遣工事】
初回2,200円
2-23回目1,100円
(26,400円の分割払い)

【無派遣工事】
2,200円
【戸建て】
550円の36回
(19,800円の分割払い)

【マンション】
初回715円
2-36回目451円
(16,500円の分割払い)
初期費用
キャンペーン
【戸建て】
19,800円

【マンション】
16,500円

キャッシュバックで
工事費分実質無料
【派遣工事】
初回2,200円
2-23回目1,100円
(26,400円)

【無派遣工事】2,200円

月額割引で
工事費分実質無料
【戸建て】
550円の36回
(19,800円)

【マンション】
初回715円
2-36回目451円
(16,500円)

月額割引で
工事費分実質無料
固定IP
初期費用
880円0円8,800円
合計
初期費用

(キャンペーン適用後)
1,760円3,500円12,100円
適用可能な
スマホセット割
auセット割auスマートバリュー
UQ自宅セット割
NUROモバイル セット割
auスマートバリュー
UQ自宅セット割


以下の記事で詳しく解説していますのでこちらも参考にしてみてください。

➋固定IPアドレスを提供しているプロバイダと契約する

固定IPアドレスを取得する2つ目の方法は、固定IPアドレスを提供しているプロバイダと契約する方法です。

固定IPアドレスの提供をしているプロバイダを契約し、固定IPアドレスプランもしくはオプションの契約をすることで固定IPアドレスの利用ができるようになります。

この場合は固定IPアドレスを提供しているプロバイダとの契約が成立し、接続IDやパスワードが発行され次第、設定作業を行うことで固定IPアドレスが使えるようになります。

現在フレッツ光やNTT系の光コラボ回線を利用中の人はこの方法で固定IPアドレスを取得しても良いでしょう。

設定に必要なものと設定方法をご紹介します。

【必要なもの】

  • 固定IP提供プロバイダの接続IDとパスワード
  • ルーター(バッファロー、I-O DATA等)

ルーターは特別なものではなく、市販されている普通の無線ルーターなどで問題ありません。
ちなみに筆者は楽天ひかりを利用、プロバイダはGMOで契約し、数年前にAMAZONで1万円前後で購入したバッファローの無線ルーター(WSR-3200AX4S)で設定し問題なく使用できていました(現在はVPNで固定IPを利用しています)。

バッファローのルーターでの設定手順は以下のような流れになります。

STEP
ブラウザー(Chrome、Edge、Safari等)のURL欄に半角でWi-FiルーターのIPアドレス(初期値:192.168.11.1)またはhttp://192.168.11.1/ と入力する。
バッファローログイン画面
STEP
ログイン画面が表示されたら、「セットアップカードに記載されているユーザー名とパスワード」、または「ユーザー名:root、パスワード:(空白)」を入力すると、設定画面が表示されます。
STEP
ログインできたら「詳細設定」をクリック
バッファロー詳細設定選択画面
STEP
「Internet」をクリック→「PPoE」をクリック→「接続先の編集」をクリック
バッファロー接続先の編集
STEP
この際「PPPoE接続先リストの表示/操作」に状態が「有効」になっている項目があれば、「OFF」をクリックして無効にします。もともと「無効」の状態であればそのままで良いです
STEP
「接続先名」に任意の名称、「ユーザー名」にプロバイダの接続ID、「パスワード」に接続パスワードを入力し、「新規追加」をクリック
バッファロー設定
STEP
デフォルトの接続先に⑥で設定した接続先名称が表示されているか確認します。
STEP
1分ほど経過したら、ステータス→システムの順にクリックし、「Internet」内の「接続状態」が「通信中」となっているか確認します。
バッファロー接続確認
STEP
⑧の段階で設定した任意の名称で通信中になっていれば設定完了、同じ画面の「IPアドレス」に記載されている番号があなたの固定IPアドレスです。

上記の設定を行う前に、「確認くん」(https://www.ugtop.com/spill.shtml※利用したくない方はクリックしないでください。)などのサービスで設定変更前のIPアドレスやゲートウェイの名前などを確認しておき、設定変更後に再度確認してみれば、設定変更がうまくいったかどうか判断しやすいです。
が、安全性などの保障はできませんので、ご判断はお任せします。

ちなみに筆者が利用している楽天ひかりの場合は、「確認くん」でのゲートウェイの名前の後ろのドメインは「vectant.ne.jp」となっており、これがGMOでの設定後には「gmobb-fix.jp」になりました。

固定IP提供プロバイダを以下でいくつかご紹介しますのでこちらもご参考までにどうぞ。

固定IPアドレス提供プロバイダ
スクロールできます
サービス月額
(固定IP1個)
公式ページ
(プロモーション)
ZOOT NATIVE
(インターリ
ンク)
1,100円
※固定IPは
別途2,200円
ZOOT NEXT
(インターリンク)
1,320円
GMOとくとくBB1,210円

ちなみに、前述の通り筆者は楽天ひかりを利用しながらGMOで固定IPアドレスの利用をしていましたが、GMOの固定IPプランはIPv4接続の為、通信速度が体感でも速度判定サイトでもかなり落ちてしまいました。

そのため、現在はGMOは解約し、楽天ひかりのIPv6接続に戻して固定IPアドレスを提供しているVPNサービスで利用しています。

IPv4とIPv6接続については以下の記事で詳しく解説していますのでこちらも参考にしてみてください。

➌固定IPアドレスを提供しているポケットWi-Fiを契約する

固定IPアドレスを取得する3つ目の方法は、固定IPアドレスを提供しているポケットWi-Fiを契約する方法です。

この場合はポケットWi-Fiを固定IPアドレスプランで契約すればそのポケットWi-Fiでインターネット接続している間は固定IPアドレスでの接続になります。

ASAHIネットのWiMAXであれば固定IPアドレスプランが用意されていますので参考にしてみてください。

また、こちらの記事でも詳しく解説していますので参考にしてみてください。

【おすすめ】❹VPNを利用した固定IPアドレスの提供サービスを利用する

固定IPアドレスを取得する4つ目の方法は、VPNを利用した固定IPアドレスの提供サービスを利用する方法です。

この方法で固定IPアドレスを利用する手順は以下の通りです。

  1. VPNサービスに登録する
  2. 固定IPアドレスを購入する
  3. VPNクライアントソフトウェアをインストールする
  4. VPNサーバーに接続する

これで固定IPアドレスが利用できるようになります。

この方法の場合、インターネット回線の契約をされていない人は別途インターネット回線の契約が必要になります。

すでにインターネット回線を契約中の人は基本的にどこのネット回線を利用していても固定IPアドレスが利用可能です。

また、PCやスマホにインストールしたソフトやアプリからVPNサーバーに接続すれば固定IPでの接続となり、接続を切れば通常のIPアドレスに戻ります。
ネット環境さえあれば外出先のフリーWiFiなどでも固定IPアドレスの利用が可能です。

筆者も現在この方法(Glocal社のVPNサービス)で固定IPを利用しており、友人宅でも旅行先でも固定IPアドレスが利用できるので、どこでも仕事ができるようになり非常に便利ですのでおすすめです。

固定IPアドレスの提供をしているVPNサービスを以下に紹介しておきますので参考までにどうぞ。

固定IPアドレス提供VPN
スクロールできます
サービス月額
(固定IP1個)
公式ページ
(プロモーション)
マイIP1,100円
セカイVPN1,100円
かんたん固定IP
(Glocal VPN)
1089円
せんぞく固定IP
(Glocal VPN)
5,500円
                         

まとめ

固定IPアドレスはリモートワークやネットワークカメラを利用する際に必要になります。

固定IPアドレスを利用するとしては、主に本記事で紹介したの4つの方法が挙げられます。

特におすすめなのは4つ目にご紹介したVPNを利用した固定IPアドレスの提供サービスを利用する方法です。

筆者も現在この方法で固定IPを利用しており、ネット環境があればどこでも固定IPアドレスが利用できるので、便利でおすすめです。

固定IPアドレス提供VPN
スクロールできます
サービス月額
(固定IP1個)
公式ページ
(プロモーション)
マイIP1,100円
セカイVPN1,100円
かんたん固定IP
(Glocal VPN)
1089円
せんぞく固定IP
(Glocal VPN)
5,500円
                         

この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

IT系の上場企業の管理職でライフラインやインターネットなどについて見識を深めました。
自身の紹介する商品を10年以上の期間で数万人に使って頂いた経験を活かし、ユーザー目線で鋭い角度で商品を比較します!

目次