【IIJmioひかりの速度】申込む前に知っておきたい!IIJmioひかりの回線速度やみんなの評判は?

iijmio 光 速度 アイキャッチ

本記事にはプロモーションが含まれている場合があります

「格安SIMに乗り換えたいけど、格安SIMと家のインターネットを一緒に契約できるところはないだろうか」「いろいろなひかりサービスはよく聞くが、通信速度はどうなのだろう」

これまで大手携帯会社を利用してきた方は大半の場合、スマートフォンと家のインターネットの契約が一緒だったのではないでしょうか。
スマートフォンと家のインターネットをまとめることで毎月スマートフォンの割引がありますが、根本的にスマートフォン代を節約するため格安SIMに乗り換えたい場合は、
家のインターネットをそのままにするべきなのか、新たに契約をし直すべきなのかわかりませんよね。

格安SIMiiJmioとiiJmioひかりのセット契約
はそんな疑問を抱いている方への解決策になる可能性があります。

iiJmioはスマートフォンと家のインターネットをセットで契約すれば毎月660円(税込み)が永年割引で利用できます。格安SIMでスマートフォン代を節約できて、インターネット代も割引があるiiJmioとiiJmioひかりのセット契約はかなりお得ですよね。
しかし、インターネットはもはや生活必需品となっているので、料金だけでなく通信速度やそれに関わるユーザーの評判も気になるのではないでしょうか。
iiJmioひかりの知名度は低いため、通信速度が本当に光回線の速さなのか、実際に使っているユーザーが通信速度やiiJmioのサービスに不満を持っていないかなどもしっかりチェックしておきたいところです。

そこで本記事では、iiJmioひかりの概要と通信速度や評判を他社と比較して解説していきます!
通信速度や評判は、速度判定サイトでの平均速度や、ツイッター等SNSでのコメントなどをもとに調査したものになります。

また、せっかく光回線にしても通信速度が遅くなってしまう原因やその解決方法についても併せて解説していきますので、iiJmioひかりを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

IIJmioひかりってなに?どんなサービスがあるの?値段は?

IIJmioひかりとは

IIJmioひかりとは、格安SIMカードで人気の株式会社インターネットイニシアティブが提供する光回線を使用できる、コラボレーションプランを指します。

何がコラボレーションなのかというと、NTTからフレッツ光回線を借りてサービスを提供しているため「コラボレーションプラン」と言われています。

モバイル回線にありがちな、時間帯によって通信制限に悩まされるようなことがほとんどありません。

IIJmioひかりはNTTフレッツ光の設備を利用しているので、IIJmioひかりの対応エリアはフレッツ光と同じでほぼ全国エリアになります。

提供エリア

東日本

北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡(一部地域を除く)


西日本

富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄(一部地域を除く)


フレッツ光以外を使用していて、乗り換えを考えている方は、NTTの各ホームページで回線サービスエリア内かどうか確認されることをおすすめします。

他社の光回線サービスとの値段比較


次に他社の光回線サービスとの値段を費目ごとに比較してみました。

戸建てタイプ月額 マンションタイプ月額 初期工事費 事務手数料
IIJmioひかり 5,456円 4,356円 16,500円~18,000円 フレッツ光を利用していた場合1,980円
初めての場合880円
BIGLOBE光 5,478円 4,378円 16,500円~19,800円 2年プラン1,100円~2,200円
3年プラン3,300円 
OCN光 5,610円 3,960円 16,500円~19,800円
3,300円
So-net光プラス 6,138円 4,928円 26,400円 3,300円
ぷらら光 5,280円 3,960円 2,200~19,800円 新規も転用も無料

※上記、表内は税込価格での記載です。

月額料金を他社と比べると少しの差ですが一番安いことがわかりますね。

実際に契約する場合は、工事費やキャンペーンが適用されるかなどを考え実質月額料金を計算することをおすすめします。
実質月額料金とは、(月額料金×契約月数−キャッシュバック額)÷契約月数で出される、全ての料金的要素を考慮したものになります。


付いてくるオプション

サービスを検討するときに、値段以外に外せないのが、契約時についてくるお得で便利なオプション。
どんなものがあるか見てみましょう。

  1. 携帯とセットでお得なmio割
  2. IPoEオプション
  3. ひかり電話サービス

の3つがあります。

1.携帯とセットでお得なmio割

IIJmioの携帯SIMを利用している方は、光回線とセットにすることで、毎月660円お得になります。


適用条件は、IIJmioひかりのサービスと「IIJmioモバイルサービス」または「IIJmioモバイルプラスサービス」に加入することです。適用後は自動的に日割りで割引が適用されるので特に申し込みが必要ありません。

この660円お得になる割引は限定的なキャンペーンでなく半永久的で、自動で適用されるのは嬉しいですよね。

2.IPoEプション

インターネットの速度が遅かった時にIPoEオプションといって、新しい回線ルートを使ってインターネットの速度を速めることができます。

IPoEについては後ほど詳しく説明していきます。


いますぐに詳しい説明が知りたい方はこちらの記事をどうぞ→リンク


3.ひかり電話サービス


IIJmioひかりでは、NTTのひかり電話と同様のサービスがあります。

フレッツ光からIIJmioひかりに変更する方は工事をせずに引き継ぎをすることが可能です。


新規の場合は工事が必要になります。工事費は3500円程かかります。

また、IIJmioにはひかり電話サービスはあってもテレビサービスオプションはないので注意してください。フレッツ光から転用する場合のみNTT側で「フレッツ・テレビ」のオプションのみの契約を継続できます。フレッツ光以外からIIJmioひかりに乗り換えた場合には「フレッツ・テレビ」に加入はできません。

以前の電話番号を残しておきたい場合はナンバーポータビリティを利用することで電話番号を残すことができます。

しかし全ての場合で電話番号を引き継げる訳ではないので、事前に問い合わせて確認しておきましょう。

また電話番号を維持する場合は移行工事に2,200円かかることも合わせて注意してください。

IIJmioひかりの最大速度ってどのくらい?

IIJmioひかりが安いことはわかりましたが、インターネットが生活必需品になったいま、快適にインターネットを使うためには料金だけでなく通信速度の快適さも回線を選ぶ大きな決め手の一つになってきます。


IIJmioひかりが、他社の光回線と比べて速いのか遅いのか各社のホームページを参考に比較してみました。


最大通信速度(下り) 最大通信速度(上り) 回線名
IIJmioひかり 1Gbps 1Gbps NTT
ドコモ光 1Gbps
1Gbps
NTT
ソフトバンク光 1Gbps 1Gbps NTT
フレッツ光 1Gbps 1Gbps NTT
NURO光 2Gbps 1Gbps 独自回線
auひかり 1Gbps 1Gbps 独自回線

※最大通信速度については各社5Gbpsや10Gbpsなどのプランもありますが提供エリアや提供環境が限られているため、ここでは一般的なプランで比較しています

「bps」とは、1秒間に送信できるデータ量を表した値。数値が大きいほど通信速度が速いです。
下りと上りは通信の向きを表す用語で、「下り=ダウンロード」「上り=アップロード」を意味します。
メール受信や動画の視聴、インターネットでWebサイトを見たりする時に関わってくるのが下りの速度、メール送信や動画のアップロード、SNSの書き込みなどには上りの速度が関係しています。

NURO光の最大速度以外、どの項目も最大通信速度は変わりませんね。

IIJmioひかりは、NTTから光回線を借りた光コラボレーションプランであることは先ほど述べましたが、実はソフトバンク光もフレッツ光もドコモ光も光コラボサービスでIIJmioと同じNTTの光回線を使っているのです。

光回線を提供している会社が違うだけで、同じ光回線を使用しているということになります。異なる会社が提供していても同じ光回線を使用しているのであれば、理論値では差がないことがわかります。

IIJmioひかりの評判はどう?速度の評判は?

光回線の速さを比較する時に、最大通信速度だけで比較しても良いのでしょうか?
最大通信速度は理論上の最大値であって、実際に利用する際は環境によって差が生まれます。

一戸建てか集合住宅かなどの利用している場所の違いや、回線を利用している人数、使っている機器などの様々な影響を受けるからです。


光回線の速さを知る場合には、理論値を参考にして、「実際の利用者の声」や「平均速度」から判断する必要があります。


平均速度には上り・下りの2種類があり、一般的に重要となるのは、下りの速度平均です。

まずは実際の利用者の声から判断するために、ツイッターとインスタグラムで評判や口コミを収集しました。2020年〜2022年1月の間に新しく投稿されたものを対象に実施しています。


実際の利用者の声

遅い 速い
ツイッター 8 7
インスタグラム 2 2

集計の結果、回答数に大きな差はありませんでした。口コミや評判だけで判断するのは難しそうです。


IIJmioひかりの回線速度に関するツイッターの投稿


Twitter、Instagramに投稿された速度に関する評判・口コミは以下の通りです。

速い方の口コミ

プロバイダをiijmioひかりに変えたら馬鹿っ速、PPPoE200/500Mbps、IPoE開通でもっと速くなる。
ソフバンをフレッツ速度アップと共に使ってた100M回線PPPoE: 30Mbps、200M回線PPPoE: 50Mbps、1G回線PPPoE: 70Mbps。
IPoEじゃないと遅いかなと楽天IPoE変更するが90MbpsでIPv6がブツブツ切れる先月障害。


UQWiMAXからIIJmioひかりに変更。当方広島人ですが、家庭内LANが超快適になりもうした。アレでリモートワークとか絶対無理。
知らなかったのは、IPoEが無料で使えるのだけど、プロバイダ情報を入れなくても良い点。BUFFALOのルータつけたら使えたので驚いた。


とりあえず、いまのところめちゃくちゃサクサクに繋がります。


有線超爆速で草、ちなみにiijmio光(690Mbps)。


遅い方の口コミ

IIJmioひかりに引っ越したけど異様に遅くてクソクソのクソ。ドコモ光より遅いってどういうことやねん。


IIJmioひかり IPv6接続 IPoE(transix)の測定結果 Ping値: 34.64ms
 下り速度: 69.14Mbps(速い)
 上り速度: 51.69Mbps(少し速い)
 minsoku.net #みんなのネット回線速度
 田舎だとフレッツ光ネクストでも遅い( ノД`)シクシク…
 マンションタイプというネックもあるのだが。


iijmioひかりのダウンロードが久しぶりに恐ろしく遅い。下り1MB上り200MBて極端すぎるだろ。台風のせいで混んでるんだろうな。



SNSでの利用者の声は賛否両論でした。

通信速度が速い人と遅い人では、実際の速度に大きな差がありました。


また今までは遅かったけれど、IPoEという無料オプションに加入して通信速度が改善したという声も多数見受けられました。


夜間や休日に速度が遅くて困っている方はIPoEに加入するのも手かもしれません。回線者が多くても混雑を回避して通信できるようになります。
IPoEについては後ほど説明しています。詳しい説明が欲しい方はこちらの記事もおすすめです。
記事②


実際の利用者の声は賛否両論なだけでなく速度にも個人差があるので、IIJmioひかりが適しているのか利用者の声だけでは見極めるのが難しいですね。


光回線の平均速度の比較

実際の光回線の速さを知るためには、「利用者の評判」「平均速度」から判断する必要がありましたね。
実際の利用者の声だけでは明確には判断しにくかったので、ここでは主な光回線会社ごとの平均速度を比較してみました。

平均速度(下り) 平均速度(上り) 応答速度
IIJmioひかり 324.48Mbps 246.6Mbps 27.12ms
ドコモ光
269.42Mbps 208.05Mbps 22.03ms
ソフトバンク光
315.5Mbps 213.04Mbps 17.73ms
フレッツ光
276.19Mbps 206.74Mbps 22.64ms
NURO光 508.75Mbps 452.57Mbps 12.5ms
auひかり 429.64Mbps 373.02Mbps 17.73ms

「みんなのネット回線速度」による、各インターネットサービスの平均速度を記載しています(2022年3月現在)
「bps」とは、1秒間に送信できるデータ量を表した値。数値が大きいほど通信速度が速いです。
ネットの応答速度を表す「ping値」という数値もあります。
「ms」とは、1回のデータの送受信にかかる時間を表した値、「ping値」のことで数値が低いほど応答が速いです。

光回線の「下り」「上り」は、通信の向きを表す用語で、「下り=ダウンロード」「上り=アップロード」を意味します。
動画を観たり、インターネットでサイトをみたりする時に関わるのが下りの速度で、動画のアップロード、SNSの書き込みなどには上りの速度が関係します。

独自回線をもつNURO光やauひかりよりは通信速度は遅いですが、同じNTT回線を使うドコモ光やソフトバンク光とはほとんど変わりません。


ただこれらの数字をみても実際、自分がインターネットを使う時に快適な回線速度なのかどうかは通信環境なども関わるため、わかりませんよね。

ネットで何をするかによって快適な回線速度は変わるので、一般的によく使うであろう目的ごとに必要な通信速度の目安を調べてみました。


目的ごとに必要な通信速度の目安(概要)

・LINEなどのSNS→1Mbps
・Webサイトの閲覧→3Mbps
・動画の再生(1本分)→5〜10Mbps
・オンラインゲームやビデオ会議など→50Mbps以上

メールやLINEをする場合

メールやLINEのメッセージ送信には上り1Mbps、受信には下り128Kbps〜1Mbpsが必要になります。

webサイトを閲覧する場合

ページ上の画像などの多さによって変わりますが、画像や動画が多いページは10Mbpsほど必要です。

動画を視聴する場合

youtubeが動画視聴に必要な回線速度の目安として、速度を表示しています。

画質 速度
4K 20Mbps
HD 1080p 5Mbps
HD 720p 2.5Mbps
SD 480p 1.1Mbps
SD 360p 0.7Mbps

動画を視聴する場合は20Mbps以上あれば良いとわかりますね。

オンラインゲームをする場合

快適にプレイするには30Mbps、動きが激しい場合は100Mbps程度が必要になってきます。

オンラインゲームなどのライブ配信の場合

上り速度が30Mbpsを安定して超えていることと、ping値が30ms以内である必要があります。

一番通信速度を必要とする場合でも対応できているので、他のサービスを利用する時でもIIJmioひかりは問題ないのではないでしょうか。


また光回線は実際に工事をして自宅内に回線を敷かないと使えるようにならないのですが、IIJmioは工事までの間もインターネットが使えるようにWiFiルーターの貸し出しをおこなっています。

光回線の工事は早くて2週間以内、長いと一ヶ月以上待たなくてはいけません。

今まで急いでインターネット環境を整えたくて光回線を選ぶことは難しかった方でも、安心して契約することが可能です。


これからIIJmioひかりのお申し込みをお考えの方はこちらの窓口がおすすめです。
申込①

光回線の通信速度が遅い場合の原因と対処法

「光回線を契約したのにインターネットが遅い…」

「マンションの光の設備上速度が出ないのは仕方がないと言われた…」

 

などのお困りごとを抱えていませんか?

せっかくインターネットの速度を速くするために光回線に変更したのに、速さを実感できなかったら悲しいですよね。

ここでは、光回線が遅くなる原因とその対策方法についてご説明します。

 

光回線の速度に影響を与えるものは主に3種類に分けることができます。 

  1. 回線網の種類
  2. マンションなどの集合住宅の時の配線方式
  3. 利用環境

以下にそれぞれ詳しく解説していきます。

1.回線網の種類

回線網は[NTT回線][独自回線]の2種類あります。

IIjimoひかり、フレッツ光などはNTT回線を利用していて、NURO光やauひかりは独自の回線を利用しています。

最大速度の点では先ほども比較したように大きな差はないのですが、混雑時に速度に差が出てきます。

NTT回線は光回線の70パーセントもシェアを占めており、多くの人が同じ回線を利用しているため回線が混雑しやすく、利用が集中する時間帯には速度が落ちてしまいがちです。

一方でNURO光やauひかりなどの独自回線はNTT回線と比べてユーザー数も少ないため回線が混雑することはめったにありません。
常に快適に速度の速いインターネットを利用できます。


2.マンションなどの集合住宅の時の配線方式
 

集合住宅の場合、同じ回線設備を数世帯で利用するので、契約者が多いほど速度が低下しやすくなります。また、共同スペースに引かれた光回線を各部屋までどのような方法でつないでいるかによって回線速度が変わります。

配線方式は、光配線方式、VDSL方式、LAN配線方式などがあります。

 それぞれの特徴と配線方式の確認方法は以下の通りです。


最大速度 特徴 確認方法
光回線方式 1Gbps
最も早い方式
各部屋まで光ファイバーケーブルを接続する
コンセント(プラグ差し込み口の横)に「光」「光コンセントSC」表記あり
VDSL方式
100Mbps
建物の入り口から各部屋まで電話回線で繋いでいる
電話線の端子からネット機器にケーブルが繋がっている。
コンセントに「TEL」や「NTT」表記あり
LAN配線方式
100Mbps
建物の入り口から各部屋までLAN回線で繋いでいる
コンセントに「LAN」や「CAT5e」や「CAT6」などの表記がある
LAN
ケーブルは電話線と似ているが一回り太い。

※最大速度は各配線方式の一般的な最大速度です。
通信用のコンセントはテレビ裏やインターフォンの受話器の下、窓側などについていることが多いです。


3.利用環境

回線網種類・マンションなどの集合住宅の時の配線方式・利用環境の3つが速度に影響が出る主な原因でした。
次にそれぞれの原因に対しての対策は以下のようになります。

 

1.回線は独自回線を選ぶ、もしNTT回線を選びたい場合はIPoE対応の回線にする
2.6つのパターンの原因に対して、対処法を1つずつ試して原因を特定する。


利用環境が原因となるときは具体的に6つあります。

接続しているスマートフォンなどの電子機器の不調

ルーター(通信機器)の不調

スイッチングハブのスペックが低い

電子機器と通信機器のWi-Fiの性能が悪い

⑤Wi-Fiを受信する環境が悪い

⑥LANケーブルが古い、断線、接触不良を起こしている

 

対策を詳しく解説していきます。

 

1.回線は独自回線を選ぶ、もしNTT回線を選びたい場合はIPoE対応の回線にする

 

独自回線を選んだ方が、NTT回線よりも混雑時に速度の心配をせずにインターネットを使えるのはわかっていても、実際は住居の関係などで独自回線を選べないことも十分に考えられます。

それを解決できるのがIPoEという新しい接続方式です。

今回は一例としてインターネットの通信データを、手紙として例えてみます。

手紙を送る時に必要なのは送り先の住所。ネット上ではその住所のことをIPアドレスと言います。

IPアドレスは全ての電子機器にあり、住所があるから手紙を受け取れるように電子機器にIPアドレスがあるので情報を受け取ったり送ったりすることができるのです。

 

IPアドレスは元々IPv4という規格にしたがって管理されていたのですが、インターネットの普及によりIPv4だけでは管理しきれなくなってしまいました。

そこで生まれたのがIPv6という新しい規格。IPv4よりもたくさんのIPアドレスを実質無限に管理できるようになりました。

 

IPv6IPv4と比べてIPアドレスの管理数が多いだけではなく、回線速度も速いという利点があります。

IPv4PPPoEと呼ばれる回線方式を採用していて、IPv6IPoEという回線方式です。

これら2つの回線方式の差は道の幅で表現されることが多く、IPoEの方が道の幅が広いためアクセスが多い夜間でも回線が混雑しません。

回線が混雑しなければもちろんその分回線速度も速くなりますよね?

NTT回線はIPv6に対応しています。そのため独自回線より遅く夜間に回線が混雑する場合はIPv6オプションへ加入することで速度問題を解決できるはずです。


【注意!】

ただし、IPv6(IPoE)対応のルーターを用意する必要があります。自分で購入する方法のほか、無料レンタルやオブションサービスとして330円でレンタルする方法等、契約先により異なります。


もっとIPv6について詳しく知りたい方はこちらの記事で説明しているのでぜひ読んでみてください。
記事②

2.6パターンの原因が考えられるので、対処法を1つずつ試して特定する

 

接続しているスマートフォンなどの電子機器の不調

 

パソコンやスマートフォンを長時間使っているとたくさんのページやアプリを開いていて動作が遅くなることがありますよね?

そんなときは、一度端末の再起動をすることをお勧めします。

 

ルーター(通信機器)の不調

 

パソコンは夜寝る前にシャットダウンする、スリープ状態にさせるといった方でも、ルーターを毎晩切って寝る、という方はほとんどいないのではないでしょうか?

ルーターは24時間365日間連続で使い続けることが多いので、調子が悪くなってしまう時もあります。そのようなときは、一度パソコンやスマートフォンが不調な時と同じように再起動してみましょう。

またこの時、電源を切ったら10秒間待ってから再起動するようにしてください。

 

スイッチングハブのスペックが低い

 

スイッチングハブはルーターの接続口を増やす機器のことです。

このハブは、1Gbps以上の速度のものと100Mbpsまでしか速度が出ないものの2種類あります。

100Mbpsはゲーム機などを接続するには十分ではありません。

速度が遅くて困っているときは実はスイッチングハブのスペックが100Mbpsの低い方だったということがあるので、確認してみましょう。

 

④①であげた電子機器と通信機器のwifiの性能が悪い

 

パソコンやスマートフォンなどの電子機器は何年前から同じものを使っているでしょうか?

毎年新しい機種が出るので頻繁に買い替える方もいれば、お気に入りの機種を長年愛用している方も多いはず。

しかしあまりにも古かったり安かったりすると電子機器のWiFi性能が悪いことも少なくありません。

確かに、インターネットが急速に発展したのは数年のことなのに、使っているパソコンが約10年以上も前のものだったら、最新のWiFiに対応できませんよね。

ルーターを買い直す場合はWiFi5と書かれたものがおすすめです。

 

⑤wifiを受信する環境が悪い

 

WiFiの速度が遅いときは、ルーターなどの通信機器とパソコンなどの電子機器の距離が遠すぎる、間に障害物が存在しているなどの理由が考えられます。

一軒家にルーターを置くときは、できる限り家の真ん中の高い位置に置くことを意識しましょう。

⑥LANケーブルが古い、断線、接触不良を起こしている

 

機器同士をつなぐLANケーブルが家具で潰されていたり、ペットが噛んでしまっていたりして断線が起きるなど接触不良を起こしていることがあります。

ケーブルの抜き差しをしても速度が遅いままの場合、ケーブル内で断線が起きている可能性が高いです。

 

またLANケーブルが古いと、古いスイッチングハブのようにそもそもの最大速度が100Mbpsであることが多いです。

LANケーブルは数百円で購入できるので、以下の表を見てLANケーブルが古かった場合買い直すことをおすすめします。

ケーブルの種類

最大速度

CAT8

40Gbps

CAT7/CAT7A

10Gbps

CAT6A/CAT6e

10Gbps

CAT6/CAT5e

1Gbps

CAT5

100Mbps

 

ケーブルを買い直す場合はCAT5e以上のものを買いましょう。

IIJmioひかりの契約の仕方

ここまで読んでIIJmioに決めて、契約をしようと思った方も多いのではないでしょうか。

IIJmioひかりの契約をする場合、以下の3パターンの申し込み方法があります。
また、通信速度が気に入らなくてやっぱり解約したい!となったりした時のために解約方法も合わせてお伝えします。

  1. IIJmioひかりへの新規申し込み
  2. フレッツ光からIIJmioひかりへの転用
  3. フレッツ光以外からIIJmioひかりへ乗り換え

それぞれの申し込み方法について紹介していきます。

1.IIJmioひかりへの新規申し込み

IIJmioひかりへの新規の申し込みは以下のような手順となります。

  1. 住所検索で新しく光回線を引く場所が提供エリア内か確認する
  2. IIJmio公式サイトで申し込む
  3. ひかりプロビジョンニングセンターから電話がくる
  4. 電話上で工事日程を決める
  5. 利用開始日が確定の連絡がメールでくる
  6. 工事日に回線工事を実施

この場合注意しなくてはいけないのは、申し込みをしてから実際に回線が開通してインターネットが使えるようになるまで戸建ての場合だと約1ヶ月、マンションのタイプだと約2週間かかることです。
それまで待てない人は、WiFiのルーターの貸し出しを申し込みの時に依頼しておきましょう。

工事日までに機器が届く場合もあります。

建物に既に回線が通っていた場合は自分で機器を設置して完了になります。

2.フレッツ光や光コラボからIIJmioひかりへの転用または事業者変更

NTT回線のフレッツ光を使っている人は工事が必要ありません。しかし、IIJmioに申し込む前にNTTに連絡して転用手続きと転用承諾番号を取得しなくてはいけません。
また「フレッツ・テレビ」のオプションの契約を続けたい場合もこのタイミングで伝えましょう。

  1. IIJmio公式サイトから転用承認番号を使用して申し込みをする
  2. ひかりプロビジョンニングセンターから電話がくる
  3. 回線切り替えの日程を電話で相談して決める
  4. 切り替え当日に、自分で設定する

申し込みをしてから、IIJmioひかりに切り替わるまでは、戸建てでもマンションの場合でも変わらずに約2週間ほどかかります。

3. フレッツ光や光コラボ以外からIIJmioひかりへ乗り換え

フレッツ光以外からIIJmioひかりへ乗り換える手順は以下の流れとなります。

  1. 住所検索で新しく光回線を引く場所が提供エリア内か確認する
  2. IIJmio公式サイトで申し込む
  3. ひかりプロビジョンニングセンターから電話がくる
  4. 電話上で工事日程を決める
  5. 利用開始日が確定の連絡がメールでくる
  6. 工事日に回線工事を実施

流れ自体は新規契約と同じなのですが、1つ違うのはIIJmioひかりに乗り換える前の契約を解約する必要があることです。
ただ解約するのは4番の「電話上で工事日程を決める」以降に行いましょう。

IIJmioひかりの工事日の予約がなかなか取れず、待つ期間が長くなることが予想できるためです。Wi-Fiがない期間ができてしまわないようにするためにも、解約するタイミングには注意が必要ですね。

引越しをする場合

引越しをする場合は再度引越し先での工事が必要になります。 工事の詳細は引越し先の状況でケースバイケースになるので必ず事前に確認しましょう。
また、建物によっては旧居の撤去の工事も必要な場合もあり、引越し直前で手続きをすると、退去日までに撤去が間に合わないなどの問題が発生してしまう可能性もあるので
引越しが決まったら早めに確認することをおすすめします。

解約したいとき

まず、公式サイトから解約するための電話コンサルティングの予約を申し込みます。

その後、電話上で光回線の廃止日の相談などを行なったり、場合によっては派遣工事が必要になる時もあるのでその確認を行います。

すぐにやめたいと思っても、サイト上だけで契約を終わらせることができないのは少し厄介ですね。

IIJmioひかりの最低利用期間は24ヶ月なので、24ヶ月以内に解約すると5,000円の違約金がかかるので忘れないようにしましょう。

24ヶ月利用した後は契約月だけではなくいつ解約しても違約金はかかりません。

IIJmioひかりで問い合わせたいことがあった場合は、IIJmioひかりサポート窓口に電話をすることができます。

この窓口は、光回線専用のものではなく、IIJmio全体の窓口になっています。
また電話でのサポートのみで、メールによる問い合わせ窓口はありません。

問い合わせ番号: 03-5205-4433
受け付け時間: 午前9時〜午後7時


インターネットの初期設定の手順

光回線が引けたら、インターネットの初期設定を行いましょう。

設定の流れには5つのステップがあります。

  1. インターネットの接続環境の確認
  2. プロバイダ情報を確認する
  3. LANケーブルを接続し電源を入れる
  4. wifiルーターのアプリからの設定
  5. 接続したい機器を増やしたい時

以上の5つになります。それぞれ詳しく説明していきます。

1.インターネットの接続環境の確認

まずは、利用しているインターネットの接続状況を確認しましょう。

設定方法は環境によって変わってきます。

今回は

  • 回線の種類:IIJmioひかり
  • 接続台数:スマートフォン3台
  • 光電話なし

という想定で説明していきます。

IIJmioひかりはNTT 回線を使っている光コラボレーションの一つで、NTT回線を使用したひかりコラボレーションは設定方法は同じになります。

光電話を利用していて、電話が終端装置に接続されている場合は終端装置のルーター機能を一時的にOFFにする必要があります。

詳しくは申し込みをしたプロバイダに確認してください。


2.プロバイダ情報を確認する


インターネットの初期設定に必ず必要なのがプロバイダ情報です。

回線工事をした時に送られてきたメールや、プロバイダのマイページでも確認ができます。


必要な情報は認証IDとパスワードです。

NTT回線以外では他の情報が必要な時もありますが、ほとんどの場合補足としてメールやマイページ上で確認できる情報になります。


認証IDはユーザーIDなどと表記されていることもあります。

認証IDはIDの語尾が「.ne.jp」になっていて、パスワードが英数字の組み合わせになっていることが多いです。


この2つの情報がわからないと次に進めないので、どうしてもわからない場合はプロバイダに問い合わせましょう。


3.LANケーブルを接続し電源を入れる


WiFiルーターにLANケーブルを挿して接続させましょう。

終端装置から出ているLANケーブルをWiFIルーターに繋ぎます。

ルーター側ポートはWANと表記があるものを選びます。


LANケーブルを接続したら、電源ケーブルを接続します。

電源が入ったら緑のランプが点滅するはずです。点滅しない場合は電源ボタンを押してみましょう。


数分後に緑のランプが点滅をやめて点灯に変わります。点灯に変わったのは、ルーターがケーブルと接続できたという合図です。


4.wifiルーターのアプリからの設定


ルーターの設定になります。

スマートフォンから設定する場合WiFIルーター専用アプリを、パソコンから設定する場合はルーターのホームページからになります。
アプリの場合を例に説明します。
アプリのダウンロード後、アプリを起動しルーターの箱に同封されていたセットアップカード記載のQRコードを読み取ります。読み取りに成功すると自動でWiFiの設定が始まります。
設定が完了したら、ブラウザへと移動して、ルーターの設定画面に移動します。画面上の説明に従ってユーザー名とパスワードを入力すると認証が始まります。
入力に誤りがなければ、インターネットの設定が完了できているはずです。
5.接続したい機器を増やしたい時 
接続したい機器の設定からWiFiを選択し、パスワードを入力するだけで簡単に接続できます。パスワードはセットアップカードに記載のあった暗号化キーになります。

IIjmioひかりはどんな人に向いている?

これまでのことから、IIJmioひかりのデメリットとメリットをまとめました。

メリット

  1. モバイルセット割がある
  2. フレッツ光からは工事なしで乗り換えが可能
  3. 2年間使えば違約金はない

メリットは上記の3つです。

1.モバイルセット割がある


IIJmioは格安SIMスマートフォンの契約もあるので、スマートフォンとのセット割り引き「mio割」があります。
毎月660円割り引きが、半永久的にあるのはとてもお得です。
大半の割り引きは期限付きのことが多いので、一つのプランに決めたらあまり変えたくない方にはおすすめです。

2.フレッツ光からは工事なしで乗り換えが可能

基本的にフレッツ光からの転用の場合には工事の必要がないのはありがたいですよね。
工事の必要がないとルーターをわざわざ借りなくても。インターネットが使えなくなる期間が無くなるのでスムーズに切り替えができます。

3.2年間使えば違約金はない

IIJmioひかりは2年以上使えば、その後はいつ解約しても違約金は発生しません。
他社の場合だと、2年以降に解約する場合でも契約月に解約しないと違約金を取られることが多いです。
2年後にお得なサービスが出たら違約金のことを考えずにすぐに乗り換えができます。

デメリット

デメリットは以下の4つです。

  1. キャッシュバッグなどのキャンペーンがない
  2. メールアドレスがもらえない
  3. セキュリティ対策ツールが入っていない

1)キャッシュバッグなどのキャンペーンがない

IIJmioひかりは「mio割」のスマートフォンとセットでの割り引きはありますが、その他のキャッシュバッグなどのキャンペーンは現在は行なっていません。
そのため、いくら月額費用が他社の光回線と比べて安くても、数万円のキャッシュバッグを行なっていることや新規の人は工事費もかかることを加味すると実額月額では他社と変わらなかったり、実は高かったなんて可能性もあります。
他社のキャンペーンにも注意を払っておく必要がありますね。

2)メールアドレスがもらえない

プロバイダ込みのサービスではほとんどの場合独自のメールアドレスがもらえますが、IIJmioひかりでは、メールアドレスの付与がありません。そのためGmailなどのフリーメールを利用する必要があります。

3)セキュリティ対策ツールが入っていない


IIJmioひかりではセキュリティ対策のサービスを一切提供していません。

申し込みをする際は自身のパソコンを守るためにもセキュリティソフトを導入されることをお勧めします。

以上のことからIIJmioひかりが向いている人は、以下の4つの特徴がある人です。

  1. IPoEIPv6接続で快適な速度でインターネットを楽しみたい人
  2. 格安SIMのIIJmioを既に使っているもしくは乗り換える予定がある人
  3. フレッツ光からの乗り換え先を探している人
  4. 一度プランを決めたら使い続けたい人

これら4つのうちのどれかに当てはまる方はぜひIIJmioを検討してみてください。
これからIIJmioひかりのお申し込みをお考えの方はこちらの窓口がおすすめです
申込①

IIJmioの評判は賛否両論でしたが、デメリットで挙げた速度に関しては速度が遅い原因を確認し改善策を試すことで解決すると思います。
独自回線が引けず、NTT光回線でも速度が速くならない場合はホームルーターがおすすめです。

光回線を引くなら絶対に速度重視!速度で悩みたくない!という方は、独自回線のaNURO光を選びましょう。
NURO光をお考えの方にはこちらのリンクからお得にお申し込みができます。
申込②

またこちらの記事で主要な光回線の速度について比較解説しているので、他の回線とも比べてみたいという方は参考にしてみてください。
記事①

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この記事を書いた人

IT系の上場企業の管理職でライフラインやインターネットなどについて見識を深めました。
自身の紹介する商品を10年以上の期間で数万人に使って頂いた経験を活かし、ユーザー目線で鋭い角度で商品を比較します!

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