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水道水がまずい原因や対処法・水道水がまずい県ランキングも
日本の水道水はそのまま飲んでも安全と言われていますが、
「水道水がまずい」
「水道水を美味しく飲む方法はないのか?」
と感じている人も多いでしょう。
この記事では水道水がまずいと感じる原因や水道水がまずい時の対処法を解説します。
生活に欠かせない水道水のお悩みを解決しましょう!
水道水がまずい原因
残留塩素や不純物
浄水場の最終工程では、塩素で水を消毒します。
このとき水道水に残った塩素は「カルキ臭」という独特のにおいのもとになります。
衛生上、蛇口から出てくる水道水には雑菌が繁殖しないようにするために1リットルあたり0.1mg以上の塩素が入っていなければならないとされています。
カルキ臭によって水道水がまずいと感じる人は多いと思います。
また塩素で消毒されているとはいえ100%不純物を殺菌できているわけではありません。
水道管や蛇口などの衛生状況などによってカビ臭やプランクトンの異常繁殖が起こることも。
さらに近年では人体にも有害とされるPFASが一部の地域の河川や地下水を汚染していて、それらによって水道水も汚染の可能性がゼロではありません。
水道水の汚染状況が気になる人は下記の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
水道水の貯水槽の衛生面
マンションなどの大規模な集合住宅では、貯水槽水道が利用されています。
これは水道水を敷地内に引き込み、ポンプ等で建物屋上の貯水槽に送り、各戸に供給する方法です。
水道局の水質保証は貯水槽に入るまでなので、そこから先は施設管理者の責任になります。
水道管と違い、水槽は密閉性が高くなく常に外気にさらされているため、定期的な清掃など水槽の衛生管理がしっかりされていないと、水質に変化が現れる可能性も。
水道水の水温が高い
飲みやすいと感じる水の温度は10~15℃だと言われています。
暑い季節は水道水がぬるいと感じる人も多いと思いますが、水温は15℃以上になることも。
水道水の水温が高くなっていることで、「まずい」と感じる方がいる可能性はあります。
水道水がまずい県ランキング
都道府県別の水道水についての満足度調査より、水道水がまずい県がランキングされていたので紹介します。
水道水の満足度が低い都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 満足度 |
---|---|---|
1位 | 沖縄県 | 18.8 |
2位 | 山口県 | 21.4 |
3位 | 長崎県 | 25.0 |
4位 | 奈良県 | 26.7 |
5位 | 和歌山県 | 28.6 |
(参考:LOCAL BEST 都道府県別の水道水についての満足度調査)
美しい海、自然豊かなイメージの沖縄ですが水道水の満足度はワースト1位のよう。
理由は海に囲まれており、水源自体にミネラル成分が多くなるので水道水も硬度が高い傾向になるので、軟水が好きな日本人はまずいと感じてしまうようです。
熊本や鳥取県は満足度上位ではありますが、ワースト上位は関東よりも関西が多い結果になっていますね。
ちなみに東京都はワースト6位という結果でした。
水道水がまずい時の対処法
水道水がまずいと感じた時の対処法を紹介します。
- 水道水を煮沸する
- 水道水を冷やす
- レモンや炭を水道水に入れる
- 浄水ポットや浄水器
- ウォーターサーバーの導入
水道水の臭いや味を手軽に改善できるものから、さらに水道水中の不純物やPFASなどの有害物質の除去まで対処する方法などいくつかの方法があります。
下記の記事で水道水を美味しく飲むための対策を詳しく解説しているのであわせてチェックしてみてください!