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【enひかりの速度】申込む前に知っておきたい!enひかりの回線速度やみんなの評判は?
enひかりは、他社と比べると月額料金が安く、さらに契約期間の縛りがない光コラボレーションサービスです。
また、UQモバイルかahamoをご利用の方は、enひかりの月額料金からさらに110円割り引くというサービスも行っています。
enひかりの110円割引サービスは、契約期間内ずっと自動的に継続されるので、光回線を安く利用したい方や、UQやahamoユーザーにはおすすめのサービスです。
とはいえ、月額料金が安くても快適なインターネット利用ができなければ、安易に乗り換えをするわけにはいきませんよね。
そこで今回は、enひかりの通信速度やenひかりの評判について調査してみました。
速度が遅くなる原因や対策についても併せて解説していきますので、enひかりの利用を検討中の方はぜひ参考にしてみてください!
enひかりとは?
enひかりとは株式会社縁人が提供している、光インターネット回線とプロバイダーがセットになった光コラボレーションサービスです。
光コラボレーションとはNTTのフレッツ光回線を各事業者(プロバイダ)が借り受けて、自社のサービスとして提供しているサービスで
最大通信速度など基本的な性能はどこと契約してもフレッツ光と大きな違いはありません。
フレッツ光の場合はNTTと光回線を契約し、別でプロバイダを契約しないといけませんでしたが、光コラボレーションの場合は回線とプロバイダが一括で契約できることもあり
インターネットをシンプルにお安く提供できる光回線サービスとして、2017年にサービスを開始し、安い月額料金と安定した光インターネット回線の提供で多くの人から支持されています。
enひかりの基本情報は次の通りです。
《基本情報》
ここからは、enひかりの特徴とお得なキャンペーンをご紹介します。
enひかりの特徴
基本情報からもわかりますが、enひかりには他の事業者にはない3つの特徴があります。
【enひかりの特徴】
|
それでは1つずつ見ていきましょう。
他の光回線サービスと比べて月額利用料金が安い
他社の光回線サービスと、enひかりの月額料金と初期工事費を比較してみましょう。
※価格は全て税込み
5つの光回線サービスの中で月額料金が最も高いSo-netと比べると、戸建てタイプでは、1,518円。マンションタイプでは、1,408円もenひかりは安値で利用できます。
また他社の光回線サービスでは、インターネットの利用通信量や接続機器レンタルの有無などに応じてさまざまな料金プランを用意しています。
インターネットの利用に合わせたプランを選べるというメリットはあるものの、プランの内容がよく分からずどれを選べばいいのか迷うというデメリットも。
enひかりでは、料金プランを1つにまとめているので、プラン選びに迷うことはありません。
わかりやすい料金システムも利用者から好評を得ています。
契約期間の縛りがない!いつ辞めても解約手数料ゼロ
多くの光回線サービスは、初期工事費無料や期間限定で月額料金を安くするなどの特典を付ける代わりに、2~3年の契約期間の制限を設けています。
また契約期間内での解約、更新月以外の解約をする場合、ペナルティとして以下の違約金が発生することがほとんどです。
《光サービス回線の違約金比較表》
サービス名 | 違約金 |
enひかり | なし |
ビッグローブ光 | 11,900円 |
So-net(ソネット)光 | 20,000円 |
OCN光 | 11,000円 |
nifty光 | 22,000円 |
しかし、enひかりは契約期間の縛りがなく、契約後にいつ解約しても違約金が発生しません。
そのためサービスに満足できなかった場合、すぐに解約できる安心感も多くの利用者から支持されています。
WiFiレンタルサービス3泊4日がいつでも無料
enひかりを運営している株式会社縁人は、光回線サービスとは別に日本国内専用のモバイルWi-Fiレンタルサービスを展開しています。
enひかりを契約中の方で、1泊2日以上のWi-Fiレンタルサービスを利用した場合、特典として3泊4日分のWiFiレンタルサービスが無料で提供されます。
つまり、Wi-Fiレンタルサービス1泊2日の料金で5泊6日分利用できるのです。なお、Wi-Fiレンタルサービスの1泊2日の料金が390円~となっているので、これは破格のサービスですよね。
旅行や出張、引っ越し、入院など外出先でも安全で快適なインターネットを利用できる、モバイルWi-Fiレンタルサービスを安価で利用できるのもenひかりのメリットです。
enひかりキャンペーン
enひかりでは2022年2月現在、2つのお得なキャンペーンを実施しています。
- UQモバイル・ahamoの人は110円引き「勝手に割り」
- v6プラス対応無線LANルーター大特価キャンペーン
それでは1つずつ見ていきましょう。
UQモバイル・ahamoの人は110円引き「勝手に割り」
enひかりを契約中で、UQモバイルまたはahamoを利用している方は、「勝手に割り」サービスの対象となり、月額料金が110円割引されます。
【割引適用後のenひかり月額料金】
プラン名 | 月額料金 |
マンションタイプ | 3,410円 |
ファミリー(戸建て)タイプ | 4,510円 |
最初から安価な月額料金がさらに割引されるなんて、太っ腹なサービスですよね!
こちらのサービスは、KDDIやドコモの公式キャンペーンではなく、文字通りenひかりが「勝手に」実施しているキャンペーンです。
割引を適用するためには、enひかりカスタマーセンターへ「勝手に割り」の申請をする必要があるのでご注意ください。
v6プラス対応無線LANルーター大特価キャンペーン
光回線サービスを契約しても、LANルーターが古いと回線速度が遅くなったり、繋がらなかったりする恐れがあります。
快適なインターネット利用のためには、光回線サービスに対応する高性能なLANルーターが欠かせません。
とはいえ、自分で選ぶにはどれにすればいいのか迷いますし、価格も10,000円以上するものもあるので、購入を迷う方も少なくないでしょう。
enひかりでは、新規申込の方を対象に【v6プラス対応】無線LANルーターを破格の値段で、購入できるキャンペーンを実施しています。
期間内にenひかりを申込むと、NECプラットフォームズ社製の無線LANルーターをなんと1,100円で購入することができます。
通常価格が6,000円前後するので、これはお得ですよね。なお、このキャンペーンは2022年4月末までの申し込み、2022年9月末までに導入の利用者限定のキャンペーンとなっています。
enひかりの契約を検討している方は、早めの申込みがおすすめです。
enひかりの最大速度は?
enひかりは月額料金が他の光回線サービスよりも安いことから、「通信速度が遅いのでは?」と思われることもあります。
しかし、enひかりの最大速度は「1Gbps」となっており、他の光コラボサービスと大差ありません。
光回線サービス | 最大通信速度(上り) | 最大通信速度(下り) |
enひかり | 1Gbps | 1Gbps |
ビッグローブ光 | 1Gbps | 1Gbps |
So-net(ソネット)光 | 1Gbps | 1Gbps |
OCN光 | 1Gbps | 1Gbps |
nifty光 | 1Gbps | 1Gbps |
※最大通信速度については各社5Gbpsや10Gbpsなどのプランもありますが提供エリアや提供環境が限られているため、ここでは一般的なプランで比較しています
なお、「bps」とは1秒当たりに転送できるデータ量を表しています。数値が大きいほど、通信速度が速くなります。
また、通信速度の下りと上りの意味は次の通りです。
- 下り…ダウンロードの速度
- 上り…アップロードの速度
たとえば、動画やSNS、Webページの閲覧のときの速度は下り速度、動画のアップロード、音声配信、ブログの投稿などは上り速度が関わります。
表をみてもわかるように、上り・下りの最大通信速度は全て同じ1Gbpsです。
なぜなら、enひかりを含めこの表に挙げた、光回線サービスはすべて同じフレッツ光回線を利用しているから。
光回線を提供している会社が異なるだけで、同じ回線を利用しているので、最大通信速度に差は生じないのです。
enひかりクロスなら最大速度10Gbps
さらにenひかりでは、2021年8月より超高速インターネットサービス「enひかりクロス」を展開しており、このサービスの最大速度はなんと10Gbpsとなっています。
対象エリアは限られていますが、月額料金は6,270円(税込)で提供されています。
他の10Gbps対応の光回線サービスと比べても安く利用することができます。
《他社の10Gbps高速インターネット光回線の価格》※プロバイダー料込み
サービス名 | 月額料金 |
enひかり | 6,270円 |
ドコモ光 | 6,930円 |
ソフトバンク光 | 6,380円 |
auひかり | 7,018円 |
なお、enひかりクロスもenひかりと同じように、契約期間の縛りがなくいつ辞めても解約金は発生しません。
enひかりの実際の速度は?
enひかりの最大速度は1Gbpsです。しかし、この数値はあくまでも理論上の最大値であり、最良の条件が揃ったとしてもこの通信速度はほぼ出ません。
実際の通信速度は、回線の込み具合やルーターなど周辺機器の性能、OSのスペックなどによって異なります。これはenひかりだけでなく、他の光回線サービスを提供している業者も同様です。
そのため、「通信速度が速い光回線サービスを選びたい!」のであれば、最大速度だけでなく、実際の速度を確認する必要があるでしょう。
今回は、各業者の光回線サービスを利用しているユーザーの通信速度レポートの投稿により、通信速度の平均値を公開している「みんなのネット回線速度」から、enひかりと他者の速度をまとめました。
参照:enひかりの速度測定結果(実測値) | 下り速度・上り速度の平均値を公開中! | みんなのネット回線速度(みんそく)
独自回線を持つNURO光の通信速度には及びませんが、その他大手の光回線サービスの通信速度と比べてみると、enひかりの通信速度は大差ありません。
なお、インターネットの利用に必要な通信速度の目安は次の通りです。
目的ごとに必要な通信速度の目安(概要)
・LINEなどのSNS→1Mbps ・Webサイトの閲覧→3Mbps ・動画の再生(1本分)→5〜10Mbps ・オンラインゲームやビデオ会議など→50Mbps以上 |
enひかりは最も通信速度を必要とするオンラインゲームの通信速度、100Mbpsよりも速い平均通信速度を提供していることから、快適にインターネットを利用できるはずです。
また、enひかりを提供している株式会社縁人では、別事業でWiFiルーターのレンタルを行っています。
enひかりは工事までの間もネットが使えるよう、WiFiルーターのレンタルをしてくれるのでネットの導入をお急ぎの方も安心です。
enひかりのお申込みをお考えの方はこちらの窓口がオススメですよ。
→申込①
主要な光回線サービスの通信速度については、以下の記事に詳しく書かれていますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
⇒記事①「【光回線】速度で選ぶならどこ?回線速度をランキングで比較!対処法も解説!」の記事へ
enひかりユーザーからの評判は?
enひかりの平均速度はわかったものの、各家庭によって使用しているルーターや周辺機器の性能、OSやスペックさらに住んでいる地域によって通信速度は異なります。
また、利用する人の感度によっても通信速度の「速い」「遅い」は異なるでしょう。そのため、実際の速度の「値」だけではenひかりの通信速度の速さは測れません。
そこで、ここからは実際にenひかりを利用している人の「通信速度」に関する口コミをTwitterから集めてみました。
なおTwitterは、2021年1月1日~2022年2月1日までに投稿されたものを調査対象にしました。
その結果、enひかりの速度に関する投稿は全部で45件あり、「速い」・「遅い」と投稿された数は次の通りです。
速い | 遅い | 合計 | |
Twitterの投稿 | 40件 | 5件 | 45件 |
※Twitterの高度検索による調査(2022年2月現在)
今回はその中から5つの投稿を抜粋して、実際の利用者の声を見ていきます。
値と口コミを照らし合わせながら、enひかりの実際の速度が速いのか遅いのかを確認していきましょう。
【enひかりの通信速度が「速い」と投稿されたツイート】
https://twitter.com/pppyone_com/status/1488499448213049344?
https://twitter.com/_gamedad/status/1419461500591243265?
3月末に申し込んだ新居のネットが開通しました。
今回はenひかりのv6プラスにしたのですが、ビビるぐらい速度出てます!!今までで最高速じゃないかしら。
前のマンションのアップロード1Mとか考えたら天と地ほど差がありますね。めっちゃうれしい(^^) pic.twitter.com/lXBOIVvio8
— 本濱 寿明 (@nobuakmotohama) June 1, 2021
投稿された口コミの内容を見てみると、「通信が快適!」「光回線を乗り換えてよかった!」など利用者がenひかりの通信速度に満足している様子がうかがえます。
また、enひかりは2021年7月~8月の期間に【お中元】として利用者全員にそうめんを贈っています。
enひかりから突然、お中元が贈られてきた利用者は、驚きつつもenひかりの心遣いに感動したようで、お中元について投稿しているツイートも多く見られました。
【enひかりの通信速度が「遅い」と投稿されたツイート】
https://twitter.com/renshuki/status/1356506504111640576?
https://twitter.com/mikkegt/status/1487980839913025538?
一方で、enひかりの通信速度が「遅い!」と投稿している口コミの内容を見てみると、「 v6プラスに申込めばよかった」「開設したばかりなのに有り得ない!」など、契約してすぐに通信速度の遅さにショックを受けている利用者が多い傾向があります。
また、通信速度を計測したときの画像を貼りつけているツイートが多かったので確認すると、「13Mbps~180Mbps」と幅広い速度が計測されていました。
13MbpsだとWebページの閲覧はできますが、動画の視聴やZoomの会議などに視聴が出るレベルなので、文句の1つや2つは言いたくなるでしょう。
また、enひかりのオプションメニュー「v6プラス」に加入していなかったことを後悔する利用者もいました。
enひかりの速度に関するツイートの大半は、「速い」と好評でしたが、一部の利用者では「遅い」と批判の声が出ていることを覚えておきましょう。
enひかりの速度はなぜ遅くなるの?対策や改善策は?
enひかりの実際の速度と口コミをみたところ、多くの利用者はenひかりの通信速度に満足しているようです。
しかしながら、口コミの一部には「動画が途中で固まる」、「遅くてイライラする」という声もあります。
enひかりの通信速度は、最大1Gbpsの光回線でさらにIPv6通信対応です。通常のインターネット利用に支障はないはずなのに、なぜ遅くなったり、繋がらなかったりするのでしょうか。
ここからは、enひかりの通信速度が遅くなる原因と速度を改善するための対策をご紹介します。
enひかりの速度が遅くなる・繋がらない原因
enひかりの速度が遅くなる・繋がらない原因として次の6つが考えられます。
《enひかりが遅くなる・繋がらない原因》
- 利用ユーザーの多いNTT回線を利用している
- マンションタイプの配線方式がVDSLまたはLAN配線方式である
- 光回線がIPv6 IPoEに対応していない
- PCやスマホが重い
- LANケーブルやWi-Fiルーターが古い
- 無線Wi-Fiルーターからデバイスまでの距離が遠い・障害物がある
それでは1つずつ見ていきましょう。
利用ユーザーの多いNTT回線を利用している
enひかりは、NTTフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスを提供しています。
enひかりと同じようにNTTフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスは次の通りです。
- ドコモ光
- So-net光
- OCN光
- ビッグローブ光
- @nify光
これら以外にもさまざまな事業者が光コラボレーションサービスを提供しており、多くの利用者が同じNTTフレッツ光回線を利用します。
そうすると、多くの人がインターネットを利用する夜の時間帯に回線が混雑し、遅延が生じてしまう恐れがあります。
そうならないよう、enひかりを含め各事業者は、設備の整備・増設を進めています。
マンションタイプの配線方式がVDSLまたはLAN配線方式である
集合住宅やマンションにお住いの方で光回線を契約する場合、各部屋まで光回線を届ける方法によって通信速度が異なります。
マンションで光回線を利用するときの配線方式は次の3種類です。
- 光回線方式
- VDSL方式
- LAN配線方式
それぞれの配線方式の特徴と通信速度は次の通りです。
※最大速度は各配線方式の一般的な最大速度です。
通信速度が最も速い配線方式が光回線方式です。
その名の通り、各部屋までの配線も光ファイバーケーブルを利用した光回線となっているので、通信速度が低下せず体感速度が速いインターネット接続が可能です。
全ての配線が光回線方式であれば問題ないのですが、古いマンションでは、VDSL方式を採用しているところもあります。
VDSL方式では、マンションの共有スペースまで光回線が通っており、各部屋への配線に電話回線を利用しています。
そのため、次の2点から通信速度が低下してしまうデメリットがあります。
- 光回線から電話回線を経る
- 1つの光回線を複数人で分ける
その結果、最大通信速度の100Mbpsから、さらに速度が低下してしまうのです。
LAN配線方式は、マンションの共有スペースまで光回線が通っており、各部屋への配線にLANケーブルを利用しています。
LANケーブルを利用しているので、引かれているLANケーブルの規格などによって通信速度が低下してしまいます。
そして、1つの光回線をLANケーブルによって複数人で分けることは、VDSL方式と同じです。
そのため、同時に利用している人が多いと混雑し、通信速度が低下します。
光回線がIPv6 IPoEに対応していない
enひかりの光回線は月額198円の「v6プラス」のオプション追加をすると、IPoEと呼ばれる接続方式に変更できます。
IPoEとはプロバイダーを介し、直接インターネットにアクセスするための接続方式のことです。
回線が混雑しやすい時間帯でも安定した通信速度で、インターネットを利用できます。
またIPoE方式は、IPv6でないと対応できません。IPv6とは、インターネットプロトコルの規格の1つ。
IPアドレス付け方の決まりというとわかりやすいかもしれません。
今まではIPv4という規格でIPアドレスが決まっていました。
IPv4の形式:「xxx.xxx.xxx.xxx」
IPアドレスはPCやスマホからインターネットへアクセスするときに必ず割り振られるものです。
IPv4の組み合わせは43億個となっており、インターネット利用者の増加からほぼ全世界に割り振られてしまっています。
このIPアドレスの枯渇を危惧してつくられたのがIPv6です。
IPv6の形式「xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx」
IPv6になったことで、組み合わせが「約43億個の4乗」となり、無限に近いIPアドレスの付与が可能となりました。
一方、従来の接続方式は、PPPoE方式と呼ばれています。
PPPoE方式では、インターネット接続でプロバイダーを介す前にネットワーク終端装置(NTE)を通過する必要があります。
このNTEはプロバイダーごとに複数設置されており、1つのNTEに対して接続できるユーザー数が決まっています。
そのため、混雑時にはNTEのキャパが足りなくなり、プロバイダーへの接続に時間がかかってしまうのです。
その結果、enひかりの通信速度が遅くなり、快適なインターネット利用ができなくなります。
なおPPPoE方式には、IPv4 PPPoE方式だけでなく、IPv6 PPPoE方式もあります。
この場合、IPアドレスの形式が異なるだけで、接続方法は同じのため、IPv6だからと言って通信速度が速くなるわけではないことを覚えておきましょう。
Pv6についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、さらに詳しく知りたいかたは参考にしてください
⇒記事②「IPv6とは」の記事
PCやスマホが重い
通信速度が遅い原因は、接続環境に問題があると思われがちですが、PCやスマホなどデバイス側が問題の場合もあります。
通信環境が改善されても、PCやスマホのデータ処理が遅く、重い状態であれば、体感速度は遅くなります。
通信速度が遅いときにデバイス側で考えられる原因は次の通りです。
OSのバージョンが古い
OSのバージョンが古いと、アプリやシステムのパフォーマンスに影響を与え、データ処理が遅くなってしまう恐れがあります。
Webブラウザのキャッシュが溜まっている
キャッシュとは、ブラウザで表示したWebページの情報を一時的にPC内の作業ファイルに保存する機能のことです。
次に同じページにアクセスしたときに素早く表示できるというメリットがあります。
しかし、Webページを閲覧する度にキャッシュが溜まっていくので定期的削除しないとファイルがどんどん溜まります。
キャッシュが溜まり過ぎると、Webページに再度アクセスするときに、作業ファイル内の大量のデータから該当する情報を探すため、データ処理に時間を要します。
その結果、デバイスの重さを体感し、通信速度が遅いと勘違いしてしまうのです。
セキュリティのファイアウォール機能が妨害
PC内のセキュリティソフトのファイアウォール機能がインターネット接続を妨害していることも考えられます。
ファイアウォール機能とは、不正アクセスやサイバー攻撃からデバイスを守るためのセキュリティ機能の1つ。
デバイスをウイルスや不正アクセスから守るために必要な機能ですが、設定によってはデバイスからのインターネット接続を遮断してしまうこともあります。
また、1つのデバイスに複数のセキュリティソフトを入れると、重くなることもあるので注意が必要です。
メモリ不足
メモリとは、PCが一度に処理できる記憶装置のことです。
メモリの容量が大きいと、複数のソフトウェアを同時に扱ったり、処理速度を今よりも速くしたりすることができます。
一方でメモリが足りないと、PCが重くなったり固まったりしてしまいます。
たとえば、動画や音楽を視聴しながらWebページを閲覧すると、バックグラウンドで大量のデータ通信を行います。
その際に、メモリが不足しているとデータ通信の処理が追いつかず、一時的にインターネットが繋がりにくくなるので、覚えておきましょう。
LANケーブルやWi-Fiルーターが古い
「enひかりを開通したけど、LANケーブルやルータは今までのを使ってる」このような方は意外と多いのではないでしょうか?
でも実は、その古いLANケーブルとWi-Fiルーターがインターネットの通信速度に影響を与えているかもしれません。
まずは使用しているWi-Fiの規格を確認しましょう。
《Wi-Fiの規格》
2022年2月時点では、Wi-Fi6が最速です。しかし、Wi-Fi5でも体感速度に大きな差はないので、Wi-Fi5以上であれば問題ありません。
Wi-Fi4以下になると、最大通信速度が600Mbpsまで落ちます。
とはいえ、enひかりの平均速度が349.45Mbpsなので、問題ないと思う人もいるのではないでしょうか。
結論から言いますと、Wi-Fi4のルーターは買い替えを検討すべきです。
なぜなら、Wi-Fi4ルーターはデバイスとルーターの距離が遠かったり、複数のデバイスを同時に使用したりすると通信速度が低下してしまうからです。
そのため、最大速度600Mbpsに対応していたとしても、実際の通信速度が2桁台になってしまうこともあります。
さらに意外と見逃しがちなのが、LANケーブルの規格です。
「LANケーブルなんて、どれも同じだから安いやつでいいよね」と思っていませんか?
適当に選んだLANケーブルがenひかりのインターネット通信速度に影響を与えている可能性があります。
LANケーブルには、8つのカテゴリと呼ばれる規格があり、それぞれ通信速度や周波数が違います。
周波数の数値が大きいと、より多くのデータ転送が可能です。
《LANケーブルの規格》
enひかりの通信速度が遅い原因はもしかすると、接続しているLANケーブルがCAT5e以下の古い規格の可能性が考えられます。
快適にインターネットを利用したいのであれば、CAT6以上のものを選びましょう。
無線Wi-Fiルーターからデバイスまでの距離が遠い・障害物がある
無線Wi-Fiルーターを使って、インターネットを利用する場合、PCやスマホなどのデバイスとの距離が遠いと電波が届かずに通信速度が低下します。
無線Wi-Fiルーターは、設置すればどこでもインターネット接続できるわけではなく、カバーできる範囲には限りがあります。
また、無線Wi-Fiルーターとデバイスの距離が短くても、壁や家具、他の家電の電波が障害となり、インターネットが繋がりにくくなることもあるので覚えておきましょう。
enひかりの速度を改善するための対策
enひかりの速度が遅くなる・繋がらない原因がわかったところで、ここからは、enひかりの速度を改善するための対策についてご紹介します。
「IPv6(IPoE)」に対応する契約内容に変更
マンションや集合住宅に住んでいる場合、配線方式によってenひかりの通信速度が遅くなることがわかりました。
しかしながら、マンションの配線方式を変えてもらうには、管理会社に問い合わせたり、大規模な工事が必要になったりと現実的ではありません。
この問題を解決する方法が、IPv6 IPoE方式と呼ばれる新しい接続方式です。
enひかりの場合、オプション追加メニューの1つ「v6プラス」を付けるとIPv6 IPoE方式でのインターネット接続をすることができます。
このオプション追加は、マンションタイプに限った話ではありません。
戸建てタイプでもベーシックな契約だと、従来のIPv4 PPPoE方式でのインターネット接続となり、混雑する時間帯では通信速度が低下する恐れがあります。
enひかりを利用しているのにも関わらず、通信速度が遅いと感じたら、まずは契約内容を確認してみましょう。
なお、enひかりの「v6プラス」は月額料金+198円で利用できます。
《V6プラス加入後の月額料金》
V6プラスを追加しても、月額料金は他社よりも割安となっています。
「遅い!」「繋がらない!」というストレスを感じず、快適なインターネット利用をするためにも、加入をおすすめします。
PCやスマホを軽くすることで速度を改善
enひかりの通信速度に問題がなくても、PCやスマートフォンなどのデバイスが重いと体感速度が遅くなり、「通信速度に問題があるのでは?」と考えてしまいがちです。
ここでは、PCやスマホを軽くする方法をご紹介します。
OSのバージョンをできるだけ最新のものにする
OSのバージョンが古いと、アプリやシステムのパフォーマンスに影響を与え、データ処理速度の低下を招きます。
OSのバージョンを確認し、できるだけ最新のものに更新しましょう。
なお、サポートが終了している古いOSはセキュリティに問題が生じるので、PCやスマホの買い替えをおすすめします。
Webブラウザのキャッシュを削除
ブラウザで表示したWebページを一時ファイルに保存し、再度アクセスしたときにすぐに表示できるキャッシュ機能。
しかし、キャッシュで保存した一時ファイルが溜まり過ぎると、一時ファイルの検索に時間がかかり、Webページにアクセスするまでの体感速度が低下します。
キャッシュは定期的に削除し、Webページから一時ファイルに接続するのではなく、直接Webページに接続するようにしましょう。
セキュリティのファイアウォール機能が妨害し速度が低下している
PCやスマホのデータ流出やウイルス感染を防ぐセキュリティのファイアウォール機能。
しかし設定によっては、デバイスからインタネットの接続を遮断してしまうこともあります。
インターネット接続ができないときは、試しにセキュリティのファイアウォール機能を一時的にOFFにしましょう。
OFFにして繋がった場合は、セキュリティのファイアウォール機能の設定を見直し、デバイスからのインターネット接続を遮断させないようにするといいでしょう。
また、1つのデバイスに対してセキュリティソフトが複数あると、互いに干渉してパソコンやスマホが重くなってしまう原因にもなります。
セキュリティソフトは1つあれば十分なので、不要なソフトは削除しましょう。
メモリの増設をすることで速度を改善
PCのメモリ容量が足りないと、複数のWebページを開いたり、動画や画像のダウンロードを行なったりするとデータ処理が追いつかず、フリーズすることがあります。
Webページを閲覧しながら、ソフトウェアを立ち上げて仕事をする、高画質な動画を視聴することが多い方は、メモリの容量不足になる恐れがあるので、増設をおすすめします。
ただし、PCが古く性能が悪いとメモリを増設してもデータ処理の速度が変わらないことも。
古いPCを使っている方は、メモリ増設よりも買い替えをおすすめします。
インターネット接続機器を再起動させる
インターネット接続機器である、モデム・光回線終端装置(ONU)・ルーターなどの不具合が原因で、インターネット接続の体感速度が低下している場合もあります。
不具合の主な原因は、帯電です。インターネット接続機器は、常に電源が入っている状態で使用されるので、機器に電気が帯びやすく、トラブルが起きる元となります。
帯電によるトラブルは、電源を入れ直す「再起動」をすることで解決します。
コンセントやLANケーブルを全て抜いて、5分ほど待ってから電源を入れ直しましょう。
LANケーブルやWi-Fiルーターの性能を確認・買い替え
LANケーブルやルーターが古いと最新の接続方式であるIPv6 IPoE方式に対応していなかったり、最大通信速度が少なく快適な通信を妨げたりする恐れがあります。
今まで使っていたLANケーブルやWi-Fiルータをそのまま利用して、enひかりを利用している場合は、念のためLANケーブル・ルーターの規格を確認しましょう。
なお、enひかりの通信速度を最大限に生かすLANケーブル・Wi-Fiルーターの規格は次の通りです。
上記の規格よりも古いLANケーブルやWi-Fiルーターを利用している場合は、早めの買い替えをおすすめします。
Wi-Fi中継器を設置し速度を改善
無線Wi-Fiルーターからデバイスまでの距離が遠い、または家具や壁などの障害物によって、電波が届きにくく、インターネットが接続できない場合は、Wi-Fi中継器を設置しましょう。
親機と無線Wi-Fiルーターの間に中継器を置くことで、電波の届く範囲が拡大します。
無線Wi-Fiルーターの電波がデバイスに届きやすくなるので、快適な通信速度でインターネットを楽しむことができます。
独自回線を持つ光回線業者への乗り換えを検討
enひかりを「IPv6(IPoE)」に対応する契約内容を変更したり、デバイスの設定を変えたりと、通信速度を改善させるための対策をしても満足のいく速度が得られなかった場合は、独自回線を持つ光回線業者を選択することを考慮しましょう。
enひかりもフレッツ光回線を利用しているので、混雑時はどうしても通信速度の低下の影響を受けてしまいがちです。
混雑時の通信速度低下を改善するには、NURO光など独自回線を持っているプロバイダへの契約も検討する必要があります。
NURO光をお考えの方はこちらから申し込みできます。
→申込②
【enひかりの速度】まとめ
enひかりは、NTTフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスです。
enひかりには他の光回線サービスと異なる3つの特徴があります。
《enひかりの特徴》
- 他の光回線サービスと比べて月額利用料金が安い
- 契約期間の縛りがない!いつ辞めても解約手数料ゼロ
- WiFiレンタルサービス3泊4日がいつでも無料
このことから、光回線を安く利用したい方にenひかりはおすすめです。
これからenひかりのお申込みをお考えの方はこちらの窓口がオススメですよ。
→申込①
とはいえ、月額料金が安くても、通信速度が遅いと利用しようとは思いませんよね。
enひかりの通信速度は、実際の通信速度の平均や口コミからもわかるように、一般的な利用にあたっては問題ありません。
もし速度が出ない場合は考えられる原因し、自ら改善策を試してみましょう。
それでもenひかりの通信速度が速くならない場合は、残念ですが他のプロバイダのサービスへ切り替えることも視野に入れる必要があります。
enひかりから他のプロバイダの光回線サービスを利用するのであれば、NTTフレッツ光以外の独自回線を持つ会社がおすすめです。
なぜなら、独自回線を利用する利用者はフレッツ光と比べると少なく、混雑する時間帯の通信速度低下の心配も少ないから。
いつでも安定した通信速度でインターネットを利用できるでしょう。
速度重視で直接引き込みが可能な建物なら、NURO光がおすすめです。
NURO光をお考えの方はこちらのリンクからお得にお申込みができます。
→申込②
しかしながら、マンションや集合住宅の場合は、独自回線のプロバイダへの対応をしていないところもあるでしょう。
その場合は、ホームルーターで対応すると工事なしで快適なインターネットを楽しめますよ。
また、こちらの記事では主要な光回線の通信速度を比較・解説しているので、enひかりと他の光回線の通信速度を比べてみたい方はぜひ参考にされてください。
⇒記事①