WiMAXのホームルーターはおすすめ?メリットや注意点まとめ

本記事にはプロモーションが含まれている場合があります

「WiMAXのホームルーターが気になるけど、モバイルWiFiとどう違うの?」
「ちゃんと繋がるの?」

 

WiMAXといえば手のひらサイズのポケットWi-Fiが有名ですが、家の中で使えるホームルーターも人気が高いです。
しかし、回線の安定性や使い勝手などの評判が気になる方は多いのではないでしょうか。結論からいうと、WiMAXのホームルーターは非常におすすめできるネット回線です。

 

この記事では、WiMAXのホームルーターについて以下の内容を解説しています。

  • WiMAXホームルーターのメリット・デメリット
  • 他社のホームルーターとの比較
  • WiMAXホームルーターの口コミ・評判
  • ホームルーターの機種
  • おすすめのプロバイダ
記事を読み終わった頃には、あなたがWiMAXのホームルーターを契約すべきか決断できるはずです。
目次

WiMAXのホームルーターとは

工事不要で使用できるWiMAXでは持ち運びに便利なモバイルルーターの他に、家の中で安定したネット回線を使えるホームルーターも提供しています。

 

ホームルーターの特徴は、端末を家のコンセントに繋ぐだけでネット回線に接続ができることです。
モバイルルーターとの違いは以下の3つです。

  • 持ち運びができない
  • 回線速度が速い
  • 同時接続台数が多い

また、独自の通信技術で複数のデバイスを接続しても安定して利用できる点も魅力と言えます。

WiMAXホームルーターのメリット9つ

WiMAXのホームルーターには、以下9つのメリットがあります。

  • 工事不要で即日利用できる
  • 端末の設定が簡単
  • データ容量が無制限
  • 光回線よりも費用が安い
  • モバイルルーターよりも安定して使用できる
  • 下り最大2.7Gbpsと高速通信が可能
  • 同時接続できる端末数が多い
  • 引越しの時の手続きは住所変更のみ
  • 最新セキュリティ技術で情報を守る

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

1. 工事不要で即日で利用できる

WiMAXは光回線と違って、工事不要で即日から利用できます。

基本的に光回線の場合、自宅にインターネットを利用できるようにするには、宅内に敷設工事をしなければいけません。

敷設工事を行う際は費用がかかったり、立ち会いが必要になったりしてしまいます。

 

 

また、開通時期の繁忙期によっては1ヶ月待ちになってしまうケースもあります。

しかしWiMAXのホームルーターは、端末が自宅に届いたその日に利用可能です。

利用するためにやることは、コンセントに繋ぐだけです。

工事不要で届いたその日にインターネットを利用できるのが、WiMAXの魅力だといえるでしょう。

2. 端末の設定が簡単

WiMAXのホームルーターは、設定が簡単です。
光回線の場合は、モデムとWi-Fiのルーターを繋いで初期設定をしなければならないので、かなり面倒です。

 

WiMAXのホームルーターの設定方法は、以下の3ステップです。

  1. 届いたSIMカードを本体に差す
  2. コンセントに繋いで電源を入れる
  3. 利用する端末のWi-Fi設定画面からパスワードを入力する

パスワードはホームルーター本体に記載されています。

WiMAXのホームルーターは機械操作が苦手な人でも簡単に設定できるため、安心して利用できるでしょう。

3. データ容量が無制限

WiMAXホームルーターは、データ容量無制限で利用できるのが特徴です。

Wi-FiサービスはWiMAX以外にもいくつかありますが、大半は通信量に制限があり、一定のデータ通信量を超えると速度制限がかかります。

 

特に、外出先でストリーミングや動画視聴などの大容量通信をすれば、あっという間に速度制限になるでしょう。

 

しかし、WiMAXではデータ容量が無制限のため、速度制限になる心配がありません。ホームルーターが端末に接続されていれば、データ量を気にすることなく利用できます。

 

ただし、WiMAXでも直近3日間の通信量が一定以上になってしまうと速度制限を受ける恐れがあるので、注意しましょう。速度制限が課せられる通信量はプランによって異なります。

  • WiMAX2+:10GB以上
  • WiMAX+5G:ユーザーの利用状況による

ちなみに、10GBの通信量をYouTubeの動画視聴時間に換算した場合、以下のようになります。

画質 10GBの視聴時間
(目安)
超高画質 7時間
高画質 13時間
標準画質 47時間
低画質 83時間

上記の計算上では、超高画質の動画を1日に2時間以上を3日連続で視聴しない限り速度制限の対象にはなりません。

 

また、WiMAX+5Gの速度制限がかかる通信量については参考までに、2022年1月末までは直近3日間で15GBでした。

 

そのため、目安として15GB以上通信しているかを確認するといいでしょう。

4. 光回線よりも費用が安い

WiMAXは、光回線よりも費用が安く済むこともメリットの1つです。実際にUQWiMAXとフレッツ光の料金を、以下の表で比較してみました。

BIGLOBE
WiMAX
カシモ
WiMAX
GMOとくとくBB
WIMAX
フレッツ光
工事費 0円 0円 0円 19800円
月額 4378円 初月1408円
2ヵ月目以降4455円
1-2ヵ月:2079円
3-36ヵ月:4389円
<西日本>
4730円+
プロバイダー料(約1000円程)
<東日本>
5500円+
プロバイダー料(約1000円程)
2年間の
合計金額
105072円 103873円 100716円 <西日本>
113520円+
プロバイダ料(約24000円程)
<東日本>
132000円+
プロバイダ料(約24000円程)
解約手数料 0~12か月目:1100円
(自動更新なし)
0~12ヵ月:20900円
13~24ヵ月:15400円
更新月:0円
1~12ヶ月の解約:20900円
13~24ヶ月の解約:15400円
更新月以外の解約:10450円
10450円

上記の表から2年間利用した場合で例えば、フレッツ光(東日本)とGMOとくとくBB WIMAXを比較した場合、工事費を入れると2年間で56,604円もの支払合計額の差があります。

 

1年間あたりの費用に換算すると、28,302円もGMOとくとくBBWiMAXの方がお得です。

またその他のWIMAXも基本的にはフレッツ光よりも費用面では安く抑えられる結果になりました。

5. モバイルルーターよりも安定して利用できる

WiMAXのホームルーターは、モバイルルーターと比較して安定して利用できます。ホームルーターのほうが安定している理由は、電波を飛ばす力が強いとされているからです。

 

ホームルーターは電源供給がコンセント式となっているため、より強力なアンテナを搭載できます。

一方のモバイルルーターは持ち運びには最適ですが、ホームルーターほど電波を遠くに飛ばせません。

 

ホームルーターは屋内での使用を想定して設計されているので、より広範囲での利用が可能です。

 

自宅で安定したネット回線を利用したいなら、モバイルルーターよりもホームルーターがおすすめです。

6. 下り最大2.7Gbpsと高速通信が可能

WiMAXは、ホームルーターの中でも高速で通信できることに定評があります。

 

特に「ダウンロードの速さ」を表す下り速度が高速であるほど、快適にネットを楽しめます。

 

ちなみにWiMAXの最新ホームルーター「L12」の場合、理論値の下り最大速度は2.7Gbpsと、理論上では光回線よりも高速となっています。

 

ただし、ホームルーターの通信速度はあくまでも理論上の話であり、実際にこの速度は出ることはありません。
それでも、ホームルーターを利用すれば高速のネット回線を利用できることがわかるでしょう。

 

「L12」は​​​​WiMAX2+・au4GLTE・au 5Gの3回線を同時に使って通信しているので、安定してネットを利用できます。

7. 同時接続できる端末数が多い

WiMAXホームルーターは、同時接続できる端末台数が多いことが強みです。
例えば「L12」という端末では、最大40台までの同時接続が可能です。
さらに「L12」は​​​​WiMAX2+・au4GLTE・au 5Gの3回線を同時に使って通信しているので、安定してネットを利用できます。

 

ただし、あまりに多くの端末をつないでしまうと端末に負荷がかかってしまい、通信速度が遅くなってしまいます。回線速度が遅くなったと感じた時は、接続台数を減らしてみるといいでしょう。

8. 引越し時の手続きは住所変更のみ

WiMAXは引越しの際も少ない手続きで済ませられるため、お住まいを転々とされる方にもおすすめです。

 

光回線を敷設した家から引っ越す場合、回線を撤去しなければいけません。さらに転居先への移転工事も必要になるため、非常に手間がかかります。

 

しかし、WiMAXの場合は工事不要のため、引越しの際は住所変更の手続きだけでOKです。

住所変更の手続きが完了したら、引越し先のコンセントに繋げば今まで通りネットが使えます。

 

ただし注意点として、引越し先が対応エリアであることは事前に確認しておきましょう。

9. 最新セキュリティ技術で情報を守る

WiMAXのホームルーターは、最新の暗号化規格WPA3を採用しているため、外部からの攻撃にも安心です。

 

Wi-Fiを利用していると気になるのは、セキュリティ面ではないでしょうか。
セキュリティが脆弱なネット回線を利用しているとハッキングに遭ったり、スマホやパソコンのデータが漏洩してしまったりする場合があります。

 

通信内容を守るためにWi-Fi通信の暗号化は、非常に重要です。従来の暗号化規格はWPA2でしたが、技術の進歩に伴いセキュリティ面で安全とは言えなくなりました。

 

しかし、最新の暗号化技術であるWPA3を搭載したWiMAXのホームルーターであれば、セキュリティ面でも安心してネットを使えます。

WiMAXホームルーターのデメリット4つ

WiMAXは利用者にとって非常に便利なサービスですが、その一方でデメリットも存在します。
ここからはWiMAXのデメリットを4つ解説していきます。

  • 光回線と比べるとやや不安定
  • 置き場所によっては電波を受信できない。
  • 外に持ち運べない
  • WiMAX2+回線は速度制限がある

順番に見ていきましょう。

1. 光回線に比べるとやや不安定

ホームルーターは無線ということもあり、光回線に比べるとやや通信が不安定な傾向にあります。

ホームルーターは理論上は光回線よりも高速での通信が可能となっていますが、安定面では有線に劣ってしまいます。

ネット回線に安定性を求める方は、ホームルーターではなく光回線を契約しましょう。

 

ただし、ホームルーターはモバイルルーターよりも安定しているため、無線Wi-Fiの中で選ぶのであればおすすめです。

 

そのため、光回線を敷設できない方で安定したネット回線が欲しい場合はホームルーターの契約を検討してみてください。

2. 置き場所によっては電波を受信できない

WiMAX回線は壁などの障害物に弱い傾向にあるため、場所によっては電波を受信しづらいことがあります。

 

電波を受信できない場合は「とにかく窓際の高い位置」に配置するのがおすすめです。
窓際であればWiMAX回線が苦手とする壁などの障害物が少ないため、電波を受信しやすくなるでしょう。

3. 外に持ち運べない

ホームルーターは自宅内での使用を前提としていることから、モバイルルーターと違って外に持ち運べません。

持ち運びができない代わりに、ホームルーターは安定したネット回線を利用できるため、家で過ごすことが多い人に向いています。

 

ちなみに高速ネット回線を外でも利用したい方に向けて、WiMAXはモバイルルーターも提供しているため、持ち運びたい方はそちらをどうぞ。

4. 速度制限がある?

WiMAXは直近3日間の通信量によって速度制限がかけられることがありましたが、

2022年2月1日から速度制限が撤廃されました。

※UQ WIMAX公式HP上で正式に発表されています。

  • WiMAX2+⇒3日で10GB
  • WiMAX+5G⇒速度制限が撤廃

ただし、WiMAX2+は「3日で10GB」の速度制限がまだあり、速度制限がかけられた場合の通信速度は最大1Mbps、時間帯はデータ量を超えた日の翌日18時頃~26時頃までです。

WIMAX+2エリアで速度制限になった場合でも、翌々日の2時頃に順次解除されるのでそこは安心できるかと思います。

WiMAXホームルーターをおすすめしたい人

ここまでのWiMAXのメリットデメリットを踏まえた上で、ホームルーターをおすすめしたい人は、以下の4つです。

  • 光回線の開通工事ができない人
  • 家で過ごすことが多い人
  • 引越しが多い人
  • Wi-Fiに接続する端末の数が多い世帯

1つずつ解説します。

光回線の開通工事ができない人

ホームルーターは光回線のように開通工事が必要ないため、それをせずにネット回線を使いたい人におすすめです。

光回線の工事を行う際は、物件によっては壁に穴を開けることもあるため、賃貸の場合は管理会社や大家さんに許可を得る必要があります。

もちろん管理会社や大家さんから工事の許可が下りなければ、光回線を開通できません。賃貸の規約によっては、回線工事を禁止しているところもあるでしょう。

 

しかしホームルーターであれば、光回線のように開通工事や許可取りをする必要がないため、簡単に設置できます。

賃貸に住んでいる等の理由で光回線の工事ができない人には、WiMAXがおすすめです。

家で過ごすことが多い人

家で過ごすことが多い人であれば、持ち運び不要でかつ安定したネット回線を利用できるホームルーターがおすすめです。

ホームルーターは光回線には安定度で劣ってしまいますが、自宅で仕事をしたり、動画を見たりする分には困ることはありません。

 

外出先でもインターネットを使いたい人は、モバイルルーターを利用しましょう。

引越しが多い人

WiMAXのホームルーターは、引越しが多い人にもおすすめです。

光回線の場合、引っ越す際に敷設した回線を撤去しなければいけないため、非常に手間がかかってしまいます。

 

しかし、ホームルーターは引越し時の手続きは住所変更のみで済むため、手間がかかりません。

 

また工事不要でコンセント式のため、対応エリアであればどこでも快適にインターネットが使えます。転勤の多い方は、光回線よりもホームルーターが断然おすすめです。

Wi-Fiに接続する端末の数が多い世帯

家族と同居しているなどでWi-Fiに接続する端末数が多い人にも、ホームルーターはおすすめです。

 

一例としてWiMAXホームルーターの最新端末「L12」なら、最大で40台の同時接続が行えます。

WiMAXのモバイルルーターでも最大16台の同時接続が可能ですが、ホームルーターには及びません。

 

同時接続台数が多いほどルーターの負荷が少ないため、ネット回線を安定して利用できます。

WiMAXホームルーターをおすすめできない人

WiMAXのホームルーターは、以下に当てはまる人には向いていません。

  • 家にいる時間が少ない人
  • 安定したネット回線を利用したい人

上記に該当する人は、ご自身のニーズに応じて光回線もしくはモバイルルーターを利用しましょう。

家にいる時間が少ない人

ホームルーターは持ち運びができない性質上、家にいる時間が少ない人にはおすすめできません。

 

外出することが多いのであれば、WiMAX回線の持ち運びができるモバイルルーターを検討しましょう。

 

自宅でインターネットの利用頻度が少ないのであれば、スマホのキャリア通信とモバイルルーターで十分です。WiMAXはモバイルルーターでも十分に高速通信が可能なため、外出先で困る心配はないでしょう。

安定したネット回線を利用したい人

ホームルーターは無線インターネットの中では最も安定しているものの、やはり光回線には敵いません。ホームルーターは、電波の周波数の影響で壁や障害物に弱い性質があります。

 

また、WiMAX対応エリアでも場所によっては電波が弱いところもあるでしょう。

せっかく自宅にホームルーターを置いても、ネット回線が不安定だったり遅かったりするようでは、導入する意味がありません。

 

賃貸物件にお住まいの方でも、大家さんや管理会社から許可が取れるようであれば、光回線を契約するのがおすすめです。

WiMAX・ドコモ・ソフトバンクのホームルーターの比較

ホームルーターはWiMAXだけではなく、大手スマホキャリアもサービスを提供しています。

それぞれのサービス名は、ドコモからは「docomo Home 5G」、SoftBankからは「SoftBank Air」です。

 

そこでここからは以下の3つの要素で、ドコモおよびソフトバンクの最新の端末で比較してみました。

  1. 料金
  2. 通信速度
  3. 5G対応エリア

1つずつ見ていきましょう。

1. 料金

各社のホームルーターにかかる料金を内訳ごとに比較してみました。なお、WiMAXの料金はGMOとくとくBB WiMAXのプランを元にしています。

  • WiMAX
  • docomo Home 5G
  • ソフトバンクエアー
    GMOとくとくBB WiMAX ドコモHome5G ソフトバンクエアー
    事務手数料 3300円 3300円 3300円
    端末代 0円 39600円
    ※36ヶ月間継続利用で
    実質0円
    59400円
    ※36ヶ月間継続利用で
    実質0円
    月額 1-2ヵ月:2079円
    3-36ヵ月:4389円
    37ヵ月目以降:4444円
    4950円 1-24か月:4180円
    25ヶ月以降:5368円
    3年間の総額 156684円 181500円 164736円
    解約金 1~12ヶ月目の解約:20900円
    13~24ヶ月の解約:15400円
    25ヶ月目以降更新月以外の解約:10450円
    解約金なし
    ※3年以内に解約の場合、
    端末代の残債が一括請求
    解約金なし
    ※3年以内に解約の場合、
    端末代の残債が一括請求

    2. 速度

    通信速度を3社で比較すると以下のようになります。

    下り最大速度

    • WiMAX・・・2.7Gbps
    • ドコモHome5G・・・4.2Gbps
    • ソフトバンク Air・・・2.1Gbps

      通信速度においてはWiMAX以上に、最大4.2GbpsのドコモHome5Gが最速の結果となりました。
      WiMAXの通信速度は、大手のドコモには劣りますが、まずまずといったところでしょう。ただしいずれのサービスとも、エリアによって最大通信速度が異なるので注意しておきましょう。

      3. 5G対応エリア

      WiMAXとドコモ、ソフトバンクの最新ホームルータは、3社とも5G回線に対応しています。

       

      しかし5G提供エリアに差があり、実際に5G通信ができないエリアも多いのが現状です。各社の5G対応エリアは、公式HPのエリアマップから閲覧できます。

       

      参考 :WiMAXエリアマップ
      参考:ドコモサービスエリアマップ
      参考:ソフトバンクサービスエリアマップ

       

      主要都市であれば全サービスとも充足している一方で、広さにおいてはドコモのが最も優れています。

      地方都市レベルの地域にお住まいの方で5G回線対応のホームルーターを利用したい人は、ドコモを検討してみましょう。

      WiMAXホームルーターと光回線の比較

      WiMAXホームルーターと光回線の違いを、以下の表で比較してみました。

      WiMAXホームルーター 光回線
      通信速度や安定性
      (場所や環境による)

      (有線のため安定性が高い)
      速度制限
      (無制限)
      月額料金 3,500~4,500円
      (プロバイダによって異なる)
      4,000〜5,500円
      (プロバイダによって異なる)
      工事費 0円 2万円前後
      手軽さ
      (工事なしで使える)
      ×
      (工事が必要)
      使える場所 コンセントさえあれば、
      自宅以外でも使用可能
      自宅のみ

      通信速度や安定性などは、光回線の方が圧倒的に高いです。

      その一方で、光回線は導入までのハードルが高く、月額料金も割高になってしまうため、おすすめできる人は限られてしまいます。

       

      また、光回線は自宅以外では使用できませんが、WiMAXホームルータはコンセントがある場所ならどこでも使えます。ただし、引っ越しをした際には変更届けが必要です。

      WiMAXホームルーターの機種を紹介

      WiMAXのホームルーターには、大きく分けて以下2種類の端末があります。

      • 5G対応
      • 4GLTE限定

      ここからは、2022年3月現在で提供しているWiMAXの機種を紹介していきます。

      WiMAX+5G対応

      WiMAX+5G対応のホームルーター端末は、以下の2種類です。

      機種名 Speed Wi-Fi HOME 5G L12 Speed Wi-Fi HOME 5G L11
      対応
      ネットワーク
      5G
      4G LTE
      WiMAX 2+
      5G
      4G LTE
      WiMAX 2+
      下り速度 2.7Gbps 2.7Gbps
      重さ 約446g 約599g
      接続台数 40台 30台

      通信速度は、どちらの機種も最大下り2.7Gbpsなので快適に利用できます。

      「L12」のほうが最新ということもあり、同時接続台数がL11よりも優れている40台となっています。

       

      同時接続台数が優れていることで回線の安定性もL12のほうが高いので、機種選びで迷ったときはこちらを選びましょう。

      ​​参考:WiMAX+5G対応ルーター|UQWiMAX

      WiMAX2+対応

      WiMAX2+に対応しているホームルーターは、以下の4機種です。

      機種名 WiMAX HOME 02 Speed Wi-Fi HOME L02 WiMAX HOME 01 Speed Wi-Fi HOME L01
      /L01s
      対応
      ネットワーク
      WiMAX 2+
      4G LTE
      WiMAX 2+
      4G LTE
      WiMAX 2+
      4G LTE
      WiMAX 2+
      4G LTE
      下り速度 ​​440Mbps 1.0Gbps ​​440Mbps 440Mbps
      重さ 約218g 約436g 約338g ​​L01:約493g
      L01s:約450g
      接続台数 20台 40台 22台 42台

      下り最大速度が一番早いのがL02で、光回線と同等クラスの1.0Gbpsです。

      コンパクトさで選ぶなら本体重量218gの「02」ですが、より安定した通信を求めるなら「L02」がおすすめです。

      参考:WiMAX2+対応ルーター|UQWiMAX

      WiMAXホームルーターの口コミ・評判を紹介

      WiMAXのホームルータを使っている人の良い口コミと悪い口コミをそれぞれまとめてみました。

       

      ホームルーターを導入しようか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

       

      良い口コミ

       

      良い口コミを見てみると、やはり工事不要で手軽に設置できることが好評のようでした。

       

      また、WiMAXは置き場所によって電波の安定性が大きく左右される傾向にありますが、窓際に置いたり高さ調節したりしたら改善されたといった口コミもありました。
      WiMAXは月額料金の安さや工事不要での手軽さが、ユーザーに受け入れられているようです。

       

      悪い口コミ

       

      WiMAXの口コミで多く見られたのは、通信速度や制限に関してです。

       

      建物の場所や設置場所によっては、電波が不安定になるのがネックといった意見がありました。

      しかし、今後対応エリアや基地局が増えていくことで通信速度や電波状況が改善される可能性があります。

      WiMAXのホームルーターのおすすめプロバイダー5選

      WiMAXホームルーターはさまざまなプロバイダが提供しており、それぞれ料金体系が異なります。
      ここからは、 WiMAXホームルーターを利用する際におすすめのプロバイダ5社をピックアップしました。

      なお、ここで紹介する月額料金は5G対応「ギガ放題プラス」プランの料金です。

      プロバイダ 実質月額料金 契約期間 端末代
      GMOとくとくBB
      WiMAX
      4060円 3年 0円
      Vision
      WiMAX
      4719円 3年or1年 0円
      カシモ
      WiMAX
      4291円 3年or2年 0円
      BIGLOBE
      WiMAX
      4803円 1年 21912円
      UQWiMAX 4900円
      (25か月間4,268円)
      2年 21780円
      (36回払い月605円)

      ここからは各プロバイダの料金プランおよび特徴について解説します。

      1. GMOとくとくBBWiMAX

      GMOとくとくBB WiMAX
      初回事務手数料 3300円
      端末代 0円
      月額 1-2ヵ月:2079円
      3-36ヵ月:4389円
      37ヵ月目以降:4444円
      実質月額 4060円
      契約期間 3年間自動更新
      解約金 1~12ヶ月目までの解約:20900円
      13~24ヶ月目までの解約:15400円
      25ヶ月目以降、契約更新月以外の解約:10450円
      通信速度 下り最大2,7Gbps
      データ容量 無制限
      支払方法 クレジッドのみ
      キャンペーン 他社乗り換えキャッシュバック(20000円まで)
      新規申込キャッシュバック(13000円)
      スマホセット割 あり

      GMOとくとくBBWiMAXは、オリコン顧客満足度調査で2年連続No. 1を獲得しているプロバイダ業者です。

      5つのプロバイダの中では最も月額料金が安く、安定してインターネットを利用できます。
      端末代が無料なのも嬉しいポイントです。
      また、ギガ放題プラスではプラスエリアモード(1,100円)が無料で利用できるのです。

      【メリット】

      ●WIMAXの中で、実質月額が最安値級
      ●端末代0円
      ●最短申込当日に端末発送
      ●キャッシュバックが最高額級(最大20,000円)
      ●スマホのセット割(au・UQモバイル)が使える

      【注意点】

      ●解約金が高め
      ●支払はクレジッドカードのみ
      ●オプションの加入条件がある
      ●コールセンターが繋がりにくい時がある→GMOとくとくBB WIMAX申し込みリンク

      VisionWiMAX

      Vision WiMAX(ヴィジョンワイマックス)は、上場企業の株式会社ビジョンが運営しているWiMAXプロバイダーのひとつです。
      365日コールセンターが対応しており、PCサポートが無料なので、ネットの設定方法など急な困った時に安心できるサポート体制があるのが特徴です。

       

      また、13時までに申し込み手続きが完了すれば端末の即日発送もやっているので、すぐに使いたい方にもおすすめです。

      Vision WiMAX
      初回事務手数料 3300円
      端末代 0円
      月額 <1年プラン>
      1-2ヵ月:5973円
      3-12ヵ月:5973円
      13-24ヵ月:5478円
      25ヵ月目以降永年:5038円
      <3年プラン>
      初月:0円
      1-2ヵ月:4400円
      3-12ヵ月:4400円
      13-24ヵ月:4950円
      25ヵ月目以降永年:4950円
      実質月額 4719円
      契約期間 3年プランと1年プランの2種類
      解約金 <1年プラン>
      12ヵ月以内:28050円
      13-24ヵ月以内:21450円
      25~36ヵ月以内:14300円
      更新月:0円
      更新月以外:10450円
      <3年プラン>
      12ヵ月以内:35200円
      13-24ヵ月以内:0円
      25~36ヵ月以内:0円
      更新月:0円
      更新月以外:0円
      通信速度 下り最大2,7Gbps
      データ容量 無制限
      支払方法 クレジッドのみ
      キャンペーン 現金5000円キャッシュバック
      スマホセット割 あり

      3. カシモWiMAX

      カシモ WiMAX
      初回事務手数料 3300円
      端末代 0円
      月額 <3年プラン>
      初月1280円 2ヵ月目以降永年4455円 <2年プラン>
      初月1280円 2ヵ月目以降永年4708円
      実質月額 4458円
      契約期間 3年プランと2年プランの2種類
      解約金 <3年プラン>
      0~12か月目:20900円
      13~24か月目:15400円
      25~36か月目:10450円
      更新月(37ヵ月目):0円
      38ヵ月目以降:10450円 <2年プラン>
      0~12か月目:20900円
      13~24か月目:15400円
      更新月(25ヵ月目):0円
      26ヵ月目以降:10450円(税込)
      通信速度 下り最大2,7Gbps
      データ容量 無制限
      支払方法 クレジッドのみ
      キャンペーン 開通翌月に商品券6000円
      スマホセット割 あり

      カシモWiMAXは、シンプルで分かりやすい料金プランが特徴のプロバイダです。

       

      ギガ放題プラスのプランなら、データ容量が無制限で利用できます。

       

      また、カシモWiMAXでは初月限定で1,408円で利用できることも嬉しいポイントです。契約初月では事務手数料などの費用がかかってしまうことから、カシモWiMAXでは契約時の負担を最小限に抑えられます。キャンペーンを適用すれば6,000円のamazonギフト券ももらえるため、ぜひ活用しましょう。

      4. BIGLOBE WiMAX

      BIGLOBE WiMAX
      初回事務手数料 3300円
      端末代 <クレジッドカード払い>
      913円×24回
      <口座振替>
      21912円初回一括請求
      +
      代金引換手数料440円
      月額 1~24ヶ月目:4378円
      24ヶ月目以降:4928円
      実質月額 4803円
      (端末台が24回分割の為)
      契約期間 12ヵ月
      (自動更新なし)
      解約金 1100円
      通信速度 下り最大2,7Gbps
      データ容量 無制限
      支払方法 口座振替・クレジッドカード
      キャンペーン 開始翌月に
      15000円キャッシュバック
      スマホセット割 あり

      BIGLOBEWiMAXは、他社とは異なり自動更新型の契約ではありません。

       

      最低利用期間は1年間で、それ以降いつ解約しても違約金はかからないようになっているのです。
      1年以内に解約した場合でも、1100円の解約金だけで済むので非常に安いです。

       

      また、端末代が21912円かかりますが、開通翌月に15000円キャッシュバックされるので、端末代の負担額は実質7000円程で済みますね。

      5. UQWiMAX

      UQ WiMAX
      初回事務手数料 3300円
      端末代 21,780円
      (36回払い月605円)
      月額 4268円
      実質月額 4900円
      契約期間 2年
      解約金 1100円
      通信速度 下り最大2,7Gbps
      データ容量 無制限
      支払方法 クレジッドカード
      キャンペーン 10000円キャッシュバック
      スマホセット割 あり

      UQWiMAXは、家電量販店などの店舗でもネットでも申込みができます。

       

      また、Try WiMAXにより、WiMAXホームルーターを15日間無料でお試し利用ができるのもポイントです。ただ、15日間の中には発送期間も含まれているので、実際に試せる期間は13日程度になるでしょう。家の中で電波状況を試すにはうってつけのキャンペーンです。

      まとめ

      WiMAXホームルーターは工事不要で端末が届いた即日に利用できる点がメリットです。

       

      安定度においては光回線に劣ってしまいますが、モバイルルーターよりも安定した通信ができるため、無線インターネットをお探しの方にはおすすめのサービスです。

      最後にWiMAXホームルーターの特徴について、まとめていきます。

      • WiMAXのホームルーターは工事不要で設置できる
      • 光回線より料金が安い
      • 安定性や速度は光回線より劣る
      • おすすめの機種は「L12」
      • おすすめのプロバイダはGMOとくとくBBWiMAX

      また、各社ホームルーターの比較から、メリットや注意点など解説している記事があるので、こちらも参考にして下さい。

      おすすめの置き型WiFiはどれ?厳選6社を徹底比較!

       

      WiMAXのホームルーターは、光回線工事が難しい人にとってはぴったりの製品です。引越しが多く、かつ家で過ごすことが多い方は、ぜひWiMAXホームルーターの導入を検討してみてください。

      この記事は執筆された時点での情報を元に記載されております。文書・写真・イラスト・リンク等の情報については、慎重に管理しておりますが、閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 記載内容や権利(写真・イラスト)に関するお問合せ等はこちら

      よかったらシェアしてね!
      • URLをコピーしました!
      • URLをコピーしました!

      この記事を書いた人

      大手企業の営業から人事や総務まで幅広い業務を責任者として歴任しました。
      色んな人に接してきた経験から得た幅広い視野で商品を紹介します!

      目次