ガス料金を節約したい!おすすめ方法やテクニックを紹介!

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  • ガス代が高い………
  • ガス代の節約方法が知りたい
  • 今すぐできる節約のテクニックはないかな?

などなど。

ガス代が高くてお悩みになられていませんか?特にプロパンガスのご家庭は毎月の高額な請求に頭を悩ませている人は少なくないでしょう。

そこで今回は、ガス料金の効率的なおすすめ節約方法とテクニックを紹介していきます!

今回紹介する方法を試せば、ガス代を大きく節約できるかもしれません。

ぜひ最後まで参考にしてみてください!

目次

まずはガス料金の仕組みを理解しよう!

ガス料金の内訳は基本的に下記のようになっています。

  • (ガス料金)=(基本料金)+(従量料金)
  • (従量料金)=(単位料金)×(ガス使用量)

基本料金は、月額固定で支払う料金のことです。

基本料金が一律の会社もありますが、ガスの使用量に応じて基本料金が設定されることが一般的です。

従量料金は、ガスの使用量に応じて支払う料金のことです。

1㎥ごとの単位料金にガスの使用量をかけて算出します。

ガスの使用量に応じて単位料金が設定され、基準単位料金をもとに原料費調整による調整額によって毎月変動します。

ガス料金が高くなる原因は?

先月と同じようにガスを使っていたのに、急にガス代が高くなった…など

「ガス代ってなんで高くなるの?」と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。

ガス代が高くなるのには、いくつかの原因が影響している可能性があります。見ていきましょう。

  • ガスの使用量が増えた
  • ガスの単価が上がった

①ガスの使用量が増えた

ガス料金が高くなる原因としてまず考えられるのは、単純にガスの使用量の増加です。

気温の変化や新たにガス機器を購入したことなどでガスの使用量が増え、ガス料金が高くなっているかもしれません。

ガスの使用量は夏より冬のほうが多い傾向にあります。

寒い季節になったり、寒冷地に引っ越したりすると、湯船に浸かる頻度が増えたり、ガスを使用する暖房器具を使ったりしてガス料金は高くなります。

また、家族が増えるなどしてライフスタイルが変化すると、お風呂の追い焚きや、食事の温め直しなどにより、ガスを使う機会が増えることもあるでしょう。

このように季節や生活環境によりガスの使用量が増えると、ガス料金に影響を及ぼします。

ガス機器を新たに買い替えた

ガス料金が急に高くなる原因として、故障などによってガス機器を新たに買い替えた・もしくは新しい機器を購入した場合に、起こる事がひとつ挙げられます。

ガスファンヒーターやガスストーブなど、ガスを使う暖房機器を新たに設置すると、ガスの使用量がもちろん増えます。

また、ガス機器を替えた場合は、以前のガス機器よりもガスの消費量が高いことによって、ガス料金は上がってしまいます。

季節替わりによる水温低下

冬の時期にガス代が高くなってしまう原因として考えられるのは、気温の低下によるものです。

気温が下がれば、それに伴って水道水の温度も下がります。

水温と設定温度の差が大きければ大きいほどガス使用量が増えてしまい、ガス代が急に高くなってしまう原因になります。

つまり、夏と同じ時間お湯を出していたとしても、寒くなればなるほどガス効率が悪くなり、ガス代が急に高くなってしまうということです。

ちなみに、お湯の設定温度を1度下げると、1分間で0.2円程ガス代の節約になります。

ガス代が急に高くなったと思ったときは、お湯の設定温度を下げてみましょう。

シャワーの時間が長くなった

シャワーの時間が長ければ長いほど、ガスを使用して水を温める時間が長くなります。

こちらもガス使用量が増え、ガス料金が急に高くなる原因となってしまいます。

シャワー時間を短くするためには

  • 髪を短くする
  • 体をこする回数やゆすぐ回数を減らす
  • シャワーヘッドを節水のものに変える

などが考えられます。

お風呂(湯舟)に入る回数が増えた

ガス料金が急に高くなった原因として、お風呂の入り方の変化も挙げられます。

世帯人数が増えたり、お風呂に入る時間がバラバラになったりしていませんか?

ガス料金を削減するために、できるだけお風呂の追い炊きをしないようにしましょう。

お風呂にフタをすることも重要です。

冬場は水温が低くなって追い炊きの頻度が増えるため、ガス料金が急に高くなってしまいがちです。

ガス料金を抑えるためには、お風呂に入るタイミングを家族でまとめることが効果的です。

②ガス料金の単価が上がった

ガス会社の料金プランが、変わっている場合もあるかもしれません。

季節や環境の変化もなく、ガスの使い方に変化がないのにガス代が急に高くなったときは、念のためガス会社に確認してみるのもいいかもしれません。

多くのガス料金は、毎月原料費調整額を加算あるいは減算して請求されます。

原料費調整額とは、毎月の燃料価格の変動を迅速に料金に反映するための調整額のことです。

2021年以降は特に世界的な燃料価格の高騰により、ガス料金に反映する原料費調整単価も上昇しており、ガスの使用量が増えていなくても、ガス料金が高くなる場合があります。

ガスの使い方は変わっていないのに、数年前と比べてガス代が高くなっていると感じている場合は、この原料費調整額が影響していることが考えられます。念のためガス会社に確認してみましょう。

ガス料金の平均額(カテゴリー別)

ここでは、総務省が実施している家計調査のデータをもとに、ガス料金(カテゴリー別)の平均額を紹介していきます。

世帯別(人数)

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世帯人数ガス料金 / 月
1人3,331円/ 月
2人4,900円/ 月
3人5,555円/ 月
4人5,427円/ 月
5人5,506円/ 月
6人~6,156円/ 月

出典:総務省| 家計調査 2022年 世帯人数別

1人暮らしから2人暮らしになったときに、一番ガス料金が増加してるのは興味深いですよね。

しかし、それに比べて3〜5人暮らしでは、世帯人数が増えてもさほどガス料金に変化がないことが分かりますよね。

季節別

季節別に見た1カ月あたりのガス料金平均額は以下です。

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季節ガス料金 / 月
1〜3月5,805円/ 月
4〜6月4,950円/ 月
7〜9月3,213円/ 月
10〜12月3,886円/ 月

出典:総務省|家計調査 2022年

季節別にガス料金を見てみると、1〜3月の冬の時期がもっとも高くなっていることが分かります。

やはり冬にガス料金が増えるのは、暖房器具でガスを使う機会が増えることや、湯船に浸かる頻度が増えることが影響していると考えられます。

地域別

続いては、地域別のガス料金を見ていきましょう。

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地域ガス料金 / 月
北海道4,383円/ 月
東北4,288円/ 月
関東4,921円/ 月
北陸4,153円/ 月
東海4,896円/ 月
近畿4,677円/ 月
中国3,775円/ 月
四国3,251円/ 月
九州3,887円/ 月
沖縄3,778円/ 月

出典:総務省|家計調査 2022年

ガス料金の平均月額を地域別で見ていくと、九州や沖縄に比べて北海道や東北地方のほうが高めになっていることがわかります。

しかし、意外や意外それよりさらに高いのが関東や東海地方です。

北海道や東北地方といった冬の平均気温が低い地域では、ガスではなく灯油を多く使用しているため、北海道や東北のガス料金はほかの地域と比べて特別高くならないことが考えられます。

ガス料金を節約しよう!

さあ、いよいよガス料金の節約方法とおすすめのテクニックを紹介していきます!

試すと、年間でどれだけの節約になるか楽しみですね。ぜひ実践してみてください!

普段の生活の中で特にガスをたくさん使うのがお風呂とキッチンです。

そこで、お風呂とキッチンを中心に、ガス料金を節約できるおすすめの節約方法を紹介していきます。

プロパンガスと都市ガスの違いは?

節約方法をご説明する前に、プロパンガスと都市ガスの違いを知っておきましょう。

プロパンガスと都市ガスは以下のような特徴と違いがあります。

  • 都市ガスとは?

メタン(燃える気体)を主な成分に持つ天然ガス、海外から輸入する液化天然ガス(LNG)が大半を占めます。
供給方法は、道路の下のガス管を通じて各家庭に供給されます。

  • プロパンガス(LPガス)とは?

プロパン・ブタンを主成分に持つ液化石油ガス(LPG)で、大半を海外から輸入しています。
供給方法は、LPガスが入ったボンベをガス事業者が各家庭に配送します。

契約を変えてガス料金を節約しよう!

シャワーの使用時間を減らしたり、ガスコンロで強火は使わない、などのコツコツとした節約術の前に実践してもらいたいのが、ガス会社や契約の見直しになります。

特にガス会社の切り替えは努力せずに手軽に実践することができます。

契約しているガス会社を切り替える

家庭の通信費・保険料やスマートフォンの料金プランを切り替えて通信費を節約するように、ガス料金もガス会社・料金プランを見直しすることで節約が可能になります。

今よりもガス料金を安くできる料金設定がされているプランを選ぶことでガス料金を節約しながらお得に使えます。

契約を電気・ガスのセットプランに切り替える

ガス会社ごとにさまざまな料金プランがあり、電気とセットで契約をすると割引が適用されるセットプランを販売しているガス会社もあります。

セット契約できるプランを選ぶと、電気料金やガス料金がお得になるだけでなく、支払いもひとつにまとめられて支払いや、家計管理がラクになるというメリットもあります。

電気ガスセットの例(おすすめ)
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サービスエリア申し込みページ
東京ガスのガスと電気
(電気ガスセット
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・栃木県・茨城県・群馬県
※東京ガス株式会社の供給区域
※一部供給エリア含む
東京ガス開栓手続き
TOKAIの都市ガス&電気
電気ガスセット
愛知県・岐阜県・三重県
※東邦ガス株式会社の供給区域
※一部供給エリア含む

都市ガスに切り替える

プロパンガスを利用しているご家庭で、可能な場合は都市ガスに切り替えればガス代が大きく節約できます。

プロパンガスと都市ガスでは以下のように大きな価格差があり、都市ガスのほうが割安になります。

プロパンガス会社を変更して節約しよう!

プロパンガス(LPガス)から都市ガスへの変更については、費用が高いという方や、地域的に変更できない方は都市ガスへの変更をせず、適正価格のLPガス販売店への切り替えでガス料金を節約する方法をおすすめします。

通常、ガス料金の安いガス販売店を自力で見つけるには、お住まいの地域にあるガス販売店を複数探して料金比較をする必要があります。

しかも各店のホームページに公開されている料金表は割高設定になっていることが多いので、正しく判断することは簡単ではないです。

プロパンガス会社の変更のみで、高いといわれるLPガス料金がエリアによっては同じ使い方で安い価格で使えるかもしれません!

高額費用をかけて都市ガスに切り替える必要がなくなりますので気になる方は相談からしてみてください。

お風呂でのガス料金を節約

ガスのほとんどはお風呂とキッチンで使われています。

まずは、お風呂のガス代の節約方法を見ていきましょう。

ガスで水を沸かしているご家庭は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

追い焚き回数を少なくして節約!

お風呂の追い焚きはできるだけしないようにしましょう。

資源エネルギー庁によると、追い焚き回数を1日1回少なくするだけで、年間でガス38.20㎥の省エネに、年間約6,190円のガス料金を節約できるそうです。

出典:風呂給湯器|家庭向け省エネ関連情報|資源エネルギー庁

追い焚き機能って本当に便利で使ってしまいますよね……。

頑張って1日1回でも少なくするため、以下の方法を試してみましょう。

  • ふたをする

お風呂に入っていない時はふたをしましょう。お湯が冷めにくくなります。

  • 保温シートを使う

お風呂に浮かべておくだけの保温シートを使うと、冷たい外気でお湯が冷めるのを防げます。

  • お風呂は立て続けに入る

お子様が多いご家庭などはお湯が冷めないうちに、できるだけまとめて、あるいは立て続けに入りましょう。

シャワー時間を短くして節約!

シャワーは1分間に約12リットルものお湯が出ています。

シャワーを使う時はこまめに止めながら、必要な分だけお湯を使うようにしましょう。

資源エネルギー庁によると、1日1分シャワーを出す時間を短縮するだけで年間でガス12.78㎥の省エネに、年間約2,070円のガス料金が節約できるそうです。

出典:風呂給湯器|家庭向け省エネ関連情報|資源エネルギー庁

一人暮らしならシャワー、人数が多い場合はお湯を張って節約!

シャワーを17分間出しっぱなしにすると、浴槽のお湯一杯分(約200リットル)と同じくらいの量になるそうです。

一人暮らしの場合は17分以内のシャワーがお得に、人数が多い場合はお湯を張り、身体を洗う際のシャワー時間を短縮したほうがお得になります。

節水シャワーヘッドを使用する

シャワーヘッドを節水シャワーヘッドに変えてみましょう。

節水シャワーヘッドは通常のシャワーヘッドより穴の大きさや数を減らしているため、節水にもなり、使うお湯の量も少なくなるためガス料金の節約ができます。

キッチンでのガス料金を節約

次はキッチンのガス料金節約方法を見ていきましょう。

食器洗い乾燥機でまとめ洗いして節約!

食器洗いは、手洗いよりも食器洗い乾燥機でまとめ洗いをするほうがお得です。

食器洗い乾燥機は電気料金がかかりますが、水道料金とガス料金をトータルで考えると食器洗い乾燥機を使ったほうが省エネになります。

資源エネルギー庁によると、食器を手洗いした場合(給湯器40℃設定、使用水量65ℓ/回、冷房期間は給湯器を使用しない)と、食器洗い乾燥機で洗った場合(給水接続タイプで標準モードを利用)を比較すると、食器洗い乾燥機を使ったほうが年間約6,470円光熱費が節約できるそうです。

出典:食器洗い乾燥機|家庭向け省エネ関連情報|資源エネルギー庁

食器洗い洗浄機の節約テクニック

  • 余熱で乾燥させて省エネ

洗浄が終了したら、扉を開けて余熱だけで乾燥させましょう。

  • 洗剤は適量を守る

洗剤を多く入れすぎてしまうと、水も電気も無駄にしてしまいます。

  • 汚れが落ちやすい前処理をする

残菜を丁寧に捨てる・軽く水でゆすぐなど、あらかじめ前処理してから洗浄するようにすると、汚れ落ちがよくなります。

  • 食器はカゴに正しくセットする

食器の入れすぎや重ねおきは洗浄力が悪くなり、水や電気の無駄につながります。

野菜の下茹ではレンジを活用して節約!

これはガスの節約では結構有名な話で、野菜の下茹ではレンジでするほうが安くすることが出来て、下ごしらえの時間も短くできます。

電子レンジで下茹でする時は、野菜をラップで包むか耐熱容器に入れてラップをしてレンジであたためましょう。

食器を洗うときはお湯を低温に設定して節約!

食器を洗うときは給湯器の温度を低温に設定すればガス料金が節約できます。

資源エネルギー庁によると、湯沸し器の設定温度を40℃から 38℃にする(※)と、年間でガス8.80㎥の省エネに、年間約1,430円のガス代が節約できるそうです。

出典:ガス給湯器|家庭向け省エネ関連情報|資源エネルギー庁

コンロの炎は中火にしてガス料金を節約!

ガスコンロの炎はなべ底からはみ出してしまうと、その分は無駄になってしまっているんだそうです。

資源エネルギー庁によると、強火から中火にすれば年間でガス2.38㎥の省エネに、年間約390円のガス代が節約できます。

出典:ガスコンロ|家庭向け省エネ関連情報|資源エネルギー庁

支払い方法を変えてガス料金を節約

支払い方法によっては、割引がついたりポイントをためたりできてガスをお得に使えます。

クレジットカードを支払いをしてお得に!

ガス会社によっては口座振替割引がある場合があるので、口座振替割引の有無や割引額をまず確認してみましょう。

口座振替割引がない場合は、支払方法をクレジットカードにしてポイントを溜めて節約しましょう。

口座振替割引がある場合は、毎月のガス代とクレジットカードのポイント還元率を計算したうえで、お得になる支払方法を選びましょう。

まとめ(結論)

ここまで様々なガス料金の節約方法やテクニックを紹介してきました。

主にガス料金のかかっているお風呂場とキッチンでの節約方法を紹介しました。

実践できそうなものはもちろんどんどん挑戦して節約していきましょう!

しかし、無理をしなくても同じ使い方でガス料金が安くなる方法もありましたよね。

まずは契約を見直す・電気ガスのセット契約にまとめることで簡単にストレスもなく節約を始めてしましょう!

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この記事を書いた人

2015年に上場企業へ入社し、営業組織やWEBマーケティングチームを立ち上げました。
みんながポイントを分かりやすく理解できるように考えてきた経験をもとに、生活に役立つ情報をお伝えします!

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