ポケットWiFiとは? メリットやデメリットも詳しく解説!

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「ポケットWiFiと、光回線などの普通のWi-Fiとはなにが違うの?」
「ポケットWiFiと持ち運びできるWiFiとは同じ?」
「Y!モバイルの商品だって聞いたけど、実際はどうなの?」
「ドコモなどのスマホ通信とは何が違うの?」
「ルーターの型とは何?型を選んだほうが良いって本当?」

 

インターネット契約をしようと思ったとき、候補の一つとしてポケットWi-Fiを挙げる人も少なくありません。
ただこのポケットWiFiが実際どんなものなのか、正直ちゃんと答えられる人は多くないのではないでしょうか。

 

結論から申しますと、ポケットWiFiとはY!モバイルの出しているルーターの名称ですが、現在では持ち運びできるWiFiの別称としても認識されているものです。

  • どうして持ち運びできるWiFiをポケットWiFiと言うようになったのか
  • ポケットWiFiとはそもそもなんなのか
  • ポケットWiFi(持ち運びできるWiFiの別称として)とはどんなサービスなのか
  • 光回線などとはどう違うのか

本記事ではポケットWiFiとは何かわかりやすく解説しています。
メリットやデメリットなども紹介していますので、インターネット回線に悩んでいる方やポケットWiFiとは何か知りたい方は参考にされてください。

ポケットWiFiとはどのようなサービスなのか一緒に確認してまいりましょう!

目次

ポケットWiFiとは?

ポケットWiFiとは、上でもお話ししたようにY!モバイル(ソフトバンクグループ)の出しているルーターの名前です。
正式には「pocket WiFi」と表記しています。
ちなみにこのポケットWiFi、2009年に国内で初めて発売されたモバイルルーターでもあるんですね。

 

現在では、Y!モバイル意外でも、docomo(ドコモ)やau、softbank(ソフトバンク)などで出されているサービスやWiFiルーターをまとめてポケットWiFiと認識されていることも多いので、本記事でもポケットWiFi=持ち運びできるWiFi、または持ち運びできるWiFiを利用したサービスとして扱います。

ポケットWiFiとはどんなサービス?

ポケットWiFiの由来などわかってきたところで、ポケットWiFiとはどんなサービスか見ていきましょう。
ポケットWiFiのサービスとはずばり、外出先でもインターネット環境を整えられるサービスです。

 

最新の型のルーターを0円レンタルできる場合もありコスパよく始められるのが特徴です。
短期間ポケットWiFiを利用できるプランもありますし、長期間利用するプランなら長期割引も適用されお得ですね。
様々なポケットWiFi回線がありますので、ドコモやauの回線がいいなどの好みがある場合はどの回線を選びたいかも考えておくとスムーズです。

WiFiとは?

WiFiとは無線で繋ぐ技術を指します。
WiFi=ポケットWiFiと考える方もいらっしゃいますが、実は光回線やホームルーターにも採用された技術です。

ポケットWiFiと光回線や普通の置き型のWi-Fiとの違いとは?

インターネットできる環境を整えたいときに、候補にあがるの「光回線」「ホームルーター(置き型のWiFi)」「ポケットWiFi」。
この3つの違いとは、ずばり自由度です。

 

自由度が高い順で並べてみると、「1位ポケットWiFi」「2位ホームルーター」「3位光回線」になります。
どうしてポケットWiFiの自由度が一番高いのか、それはポケットWiFiは持ち運びができるインターネットサービスだからです。
ポケットWiFiはその名の通り、ポケットに入れ持ち運べるくらい小さなルーターで、なおかつ充電式なのでコンセントにずっと繋げてなくてはならないということもありません。

 

対して光回線やホームルーターはコンセントがない場所では使えませんし、光回線に至っては光回線を引いた契約場所でないとコンセントがあっても使えません。

 

ホームルーターはコンセントさえあれば使えるので、光回線よりは自由度が高いですが、それでもコンセントがなくても使えるポケットWiFiと比べると自由度は落ちます。

比較すると一目瞭然で、ポケットWiFiの自由度はとても高いと言えます。

 

更にポケットWiFiもいまや最大2.7Gbpsの速度を達成しておりますので、光回線にも引けを取らないスペックを備えている自由な回線がポケットWiFiなのです。

ホームルーターとはポケットWiFiじゃないの?

ホームルーターとは置き型のWiFi対応機器です。
そんなホームルーターはポケットWiFiとして紹介されることもありますが、コンセントがなければ使えないホームルーターはポケットWiFiとは違います。
どちらもWiFi技術を利用していますが、別のものと捉えてください。

ポケットWiFiが一番いいの?

自由度が高いポケットWiFi、勿論インターネットサービスとしてとてもおすすめできます。
ポケットWiFiがあれば外出先や旅行先でもインターネット環境を整えられますから、ポケットWiFiを仕事で活用している方も多くいらっしゃるでしょう。

 

ただ、だからといってポケットWiFiが最も良くて他が劣っているというわけではありません。
インターネットサービスには、それぞれ一長一短ございます。

 

例えば光回線は建物に直接引いている分安定していますし同時接続数に限りがないので、複数人でも同時にインターネットを快適に利用できる強みがあります。
ホームルーターもコンセントがあれば利用できるので、例えば事務所と自宅どちらでも使いたかったり引っ越しが多い場合にも便利です。

 

ポケットWiFiよりも同時接続数も多いので、接続台数的にポケットWiFiだと不安、という方にもホームルーターが良いでしょう。

 

ポケットWiFiは上でもお話ししたように自由度が高いインターネットサービスです。
なので、ポケットWiFiは外出先で使ったり、カフェで仕事をしたりしたいという方におすすめですね。
要は、自分のライフスタイルに合わせインターネットサービスを選ぶのがベストということです。

 

外出先でもインターネット環境を整えたかったり、出張や旅行が多いという場合はポケットWiFiがおすすめです。
ポケットWiFiの中にも、海外で使えるプランを用意しているプロバイダ(スカイベリーなど)もありますので、どこでどのように使うかで検討するとプランも見極められやすくなりおすすめです。

WiMAXとはポケットWiFi?

ポケットWiFiは元々Y!モバイルの商品名ですが、今では持ち運びできるWiFiサービス自体をポケットWiFiという場合も多いです。

 

一方でWiMAXはWiMAX回線を利用したサービスや、WiMAX回線を利用できるルーターを指しています。
なのでグループ的に考えると、ポケットWiFiサービスのひとつがWiMAXということですね。

プログラミングにポケットWiFiは使える?

現在、小学校でもプログラミングの授業があったり、2021年からは教室で使えるタブレットが1人1台支給される学校が増えたりと何かと変化が目まぐるしいですよね。

 

そのため、あまりネットを利用しないご家庭でも子供の学習のためにポケットWiFiを考えているケースも増えており、知恵袋などでもそういった質問が散見されます。

 

結論から言うとプログラミングとポケットWiFiは全く関係ないので、正直ポケットWiFiなどの回線がなくても問題ありません!

しかしプログラミングに利用するためのソフトだったり、教材や学習動画などをダウンロード・視聴したりする場合にはインターネット環境は必須ですので、その場合はポケットWiFiなどでインターネット環境を整えましょう。

ポケットWiFiのメリットとは?

ポケットWiFiは自由度の高いインターネットサービスということを上でお話しした通りですが、ではどんなメリットがあるのでしょうか?
ポケットWiFiのメリットについて詳しく解説します。
まずざっと、ポケットWiFiのメリットを見ていきましょう。

  1. 場所を選ばずに使える
  2. 設定が簡単で初心者でも使いやすい
  3. 月額料金が安く、プランも様々
  4. 工事が必要ないので簡単だし待たなくていい
  5. 工事不要で初期費用が安い場合が多い
  6. セキュリティ的にも安心
  7. 1台以上繋げられて便利
  8. キャンペーンを利用でお得に始められる

簡単にまとめると、どこでも使えて簡単で安く、お得になったりセキュリティ面でも安心ということですね。
もっと詳しく知るために、1つ1つ分けて解説します。

メリット1.ポケットWiFiは場所を選ばずに使える

ポケットWiFiは回線のエリア内であれば場所を選ばずに使えます。
充電式のルーターなので、充電さえしておけばコンセントもいりませんし、小さいので持ち運びも簡単です。

 

更に外出先で使えるだけではなくポケットWiFiは安定したインターネット環境も夢じゃありません。
ポケットWiFiの最大速度は2.7Gbps、光回線の平均速度が1Gbps・最大速度が2Gbpsなので光回線と同じくらい安定したインターネット環境が外でも手に入るという事ですね。

 

更にプロバイダによっては海外でも利用できるポケットWiFiもありますから、海外でもインターネット環境が必要という方にとってもポケットWiFiは強い味方。
場所を選ばずネット環境を整えたい方におすすめです。

メリット2.ポケットWiFiは設定が簡単で初心者でも使いやすい

光回線だと、ルーターの設定が必要な場合もあり、そこで躓いてしまうこともしばしばです。
しかしポケットWiFiはIDとパスワードを入力するだけで利用できますから、インターネット環境を整えるのは初めてという初心者でも簡単に始められます。
不安要素がある場合は、サポートの手厚いポケットWiFiを選ぶことをおすすめします。

メリット3.ポケットWiFiは月額料金が安く、プランも様々

ポケットWiFiとは便利なインターネットサービスです。
2021年からはリモートワークの普及も目覚ましく需要も高まる一方ですね。

 

そんなポケットWiFiですから、様々なプランが用意されています。
ポケットWiFiのサービス業者によってプランの傾向はあるものの、光回線などと比べると安く、スマホのデータ通信料金と比べても安いのでスマホとセットで利用したほうが全体的なコスパが良くなります。

 

例えば、auの使い放題プランは月額7,238円・ドコモの50GBまで使えるプランは7,205円・ソフトバンクの無制限プランは7,238円といようにauもドコモもソフトバンクも7,000円を超えますがポケットWiFiの月額料金は5,000円超えないものが多いです。
約2,000円の差は大きいですね。

 

スマホ割のプランもありますから使っているスマホのキャリア例えばドコモならドコモの割引があるプランを選ぶと更にスマホの利用料金も割引されお得になるケースもあります。

 

ただドコモなどのスマホの割引にこだわらなくても、ドコモやau・ソフトバンク関係なくお得になるプランもあります。
ルーター代が0円のものを選べば更にお得です。

コスパのいいポケットWiFi、できるだけ毎月の出費を抑えたい方におすすめです。

メリット4.ポケットWiFiは工事が必要ないので簡単だし待たなくていい

ポケットWiFiとは工事不要で利用できるサービスです。
光回線は工事が必要で、更には半年以上工事を待つ例もありますが、ポケットWiFiは届いたその日から利用できます。
光回線のように工事日程を調整したりする必要もないので、その点を見ても簡単に始められる手軽なインターネット通信サービスと言えますね。

 

逆に光回線を利用する予定でも、工事をすぐできるケースは少ないので、工事まで利用できる回線としてもポケットWiFiをおすすめします。
ポケットWiFiは工事がない分、解約するときも光回線のような配線撤去なども必要ありません。

 

手軽に始められて手軽に終えられる回線というのも、ポケットWiFiのメリットですね。
工事の立ち合いをそもそもしたくない方にもおすすめできます。

メリット5.ポケットWiFiは工事不要で初期費用が安い場合が多い

ポケットWiFi工事不要ということは、上でもお話しした通りですが、そんなポケットWiFiなので工事費用が必要ありません。

 

光回線の開通工事は2万円近く、プロバイダによっては4万円を超える場合もあります。
しかしポケットWiFiはルーターを0円無料でレンタルで利用できるサービスが多いので、初期費用は事務手数料だけということもざらです。
一部ルーター料金が必要なプロバイダもありますがルーター自体解約後も使えるので、解約すると意味のなくなる光回線の配線工事と比較すると利用できる分、損はないですね。

 

光回線はルーター自体をプロバイダからレンタルできる場合もありますが有料だったり、ルーターを自分で購入しなければならないことも多いので、やはり初期費用の観点で見ても工事費用自体がないポケットWiFiはコスパが良くおすすめです。

メリット6.ポケットWiFiならセキュリティ的にも安心

ポケットWiFiとは自由度の高いインターネット通信サービスですが、人によっては「それなら外出先でよくあるフリーWi-Fiでよくない?」と考える方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、フリーWi-Fiはセキュリティ面で考えるとNGです。
フリーWi-Fiとは誰でも出入りできる家と同じ、外からあなたのインターネット履歴を覗かれてしまうこともあり得ます。
みんながIDとパスワードを知っているので、少し知識がある人が悪用すると簡単にのぞき見できてしまうのです。

 

のぞき見されると情報漏洩にもつながりますし、連絡先が漏れてしまえばあなたと連絡先を交換している人に迷惑がかかってしまったり、クレジットカードなどの暗証番号を抜かれてしまったりすることだってありえます。

 

では、どうしたら外出先でも安全にインターネットを楽しむことができるようになるのか、ここで登場するのがポケットWiFiです。
ポケットWiFiはあなたやあなたからIDとパスワードを教えてもらえた人のみのプライベートな回線になりますので、勝手に悪い人があなたの情報を悪用するのを防げます。

 

フリーWi-Fiはとても便利ですが、もし外出先で利用するのであればセキュリティ面でも安全なポケットWiFiの利用をおすすめします。

メリット7.ポケットWiFiは1台以上繋げられて便利

スマートフォン以外にも、インターネット環境に繋ぐと便利になる機器が沢山ありますよね。
例えばテレビに繋げば、テレビでYoutubeなどの動画視聴サービスを楽しめるようになりますし、アレクサに繋げばニュースを聞いたり音楽をかけてもらったり、家電を操作できたりも可能です。

 

ポケットWiFiはルーターの型にもよりますが10台~30台ほどまで同時接続できますから、こういった便利機器に繋ぐと更に生活が充実します。
ただポケットWiFiのルーターの型により繋げられる台数が変わりますので、ルーターの型と同時接続台数もチェックしておきましょう。

メリット8.ポケットWiFiはキャンペーンを利用でお得に始められる

ポケットWiFiには多くのプランがあると同時に、多くのキャンペーンもあります。
そのキャンペーンとは、キャッシュバックキャンペーン。

 

例えば契約することで○○円キャッシュバックといったものですね。
どれくらいのキャッシュバックがあるのか、現在あるポケットWiFiのキャンペーンのキャッシュバック額を表にまとめましたので見てみましょう。

プロバイダ キャッシュバック内容
GMOとくとくBB
WIMAX
乗り換えキャッシュバック:20000円まで
新規申込キャッシュバック:13,000円
※併用不可
BIGLOBE
WiMAX
サービス開始翌月に、
15,000円キャッシュバック
Vision
WiMAX
契約開始翌々月に、
5000円キャッシュバック
ゼウス
WiFi
課金開始月から10か月目の末日に、
5,000円キャッシュバック

ポケットWiFiには5,000円から20,000円のキャッシュバックがあるので、お得に始めたい人にとって嬉しいですね。
特に乗り換えキャッシュバックは別のプロバイダに変更したい人にとって助かります。

 

どのインターネット回線もそうですが、解約するときのタイミングによって違約金がかかります。
安くて0円ですが、1万円から2万円、高ければ3万円必要になる事もあるので、違約金を相殺できるキャンペーンは助かります。

 

20,000円までの乗り換えキャッシュバックと新規申込13,000円のキャッシュバックがあった場合、どちらがよりお得かを考えて選ぶとよさそうですね。

ポケットWiFiのデメリットとは?

ポケットWiFiのメリットがわかってきたところで、次はデメリットも見ていきましょう。
ポケットWiFiの口コミを見ていると、

 

「デメリットだらけ」
「いらない」
「持ってても意味ない」

 

という声も見かけます。
こういった声があると、ポケットWiFiに本当に決めてしまって良いのか不安になりますよね。

 

ここではポケットWiFiのデメリットを解説しながら、どの点がポケットWiFiの欠点なのかを見ていきます。
ポケットWiFiの良いところだけでなく悪い点も知っておきたい・ポケットWiFiを本当に契約していいのか決断する材料が欲しい・ポケットWiFiのデメリットとは具体的にどんなものか知りたい方は是非参考にされてください。

まずは簡単に、ポケットWiFiのデメリットを紹介します。

  1. 契約期間に縛りがあり、解約時に違約金がかかる
  2. 家族で利用する場合外に持ち出しづらくなる
  3. 通信速度の制限がある
  4. 場所によっては不安定
  5. 充電しなければならない
  6. 速度が不安定になる事がある
  7. オンラインゲーム等には不向きかも

ポケットWiFiのデメリットを簡単にまとめると、縛りによっての違約金や通信速度の制限、場所によっては不安定ということですね。
デメリットについてももっと詳しく理解するために、1つ1つ解説します。

デメリット1.契約期間に縛りがあり、解約時に違約金がかかる

ポケットWiFiは契約期間に縛りがあるものが多いです。
どれくらいの縛りなのかはポケットWiFiのプランによって様々、1年や2年、3年のものもあります。

 

ポケットWiFiの契約期間内に解約すると違約金がかかり、その額もプランやプロバイダによって様々、多くて2万円から3万円弱かかる場合も。

どれくらいの違約金があるのか、参考までに表にまとめましたのでご覧ください。

プロバイダ 違約金
Vision
WiMAX
<3年プラン>
12ヵ月以内:35200円
13-24ヵ月以内:0円
25~36ヵ月以内:0円
更新月:0円
更新月以外:0円
<1年プラン>
12ヵ月以内:28050円
13-24ヵ月以内:21450円
25~36ヵ月以内:14300円
更新月:0円
更新月以外:10450円
GMOとくとくBB
WIMAX
1~12ヶ月目までの解約:20900円
13~24ヶ月目までの解約:15400円
25ヶ月目以降、契約更新月以外の解約:10450円
カシモ
WiMAX
<3年プラン>
0~12か月目:20900円
13~24か月目:15400円
25~36か月目:10450円
更新月(37ヵ月目):0円
38ヵ月目以降:10450円
<2年プラン>
0~12か月目:20900円
13~24か月目:15400円
更新月(25ヵ月目):0円
26ヵ月目以降:10450円
BIGLOBE
WiMAX
0~12か月目:1100円
(自動更新なし)
どこよりも
WiFi
<2年自動更新プラン>
更新月以外の解約は10450円
<縛りなしプラン>
違約金なし

表で見るとわかりますが、ポケットWiFiの大体が早く解約すると高い違約金がかかり、長く使うと安い違約金となります。
ただこのポケットWiFiの違約金、考えようによってはそこまで悪いものではないのです。

契約期間があるから月々の支払いが安くなる場合がほとんど

ポケットWiFiの契約期間は1年や2年、3年と様々ですが、ほとんどのポケットWiFiは契約縛りがあるからこそ月々の料金も安くなります。
ポケットWiFiは長く使ってくれることを条件に、月々の利用料金を安くしてくれるわけですね。

 

日々使うインターネット通信サービスですから、ポケットWiFiの長期間縛りも冷静に考えるとそこまでデメリットではないので、ポケットWiFiの短期利用が最初から決まっている場合以外ならば、あまり気にしなくても良い要素です。

契約期間の仕組みはポケットWiFiだけではありません

ポケットWiFiには契約期間があると聞くとなんだか面倒だなあと考えてしまう気持ち、理解できます。
しかし考えてみるとポケットWiFi以外の光回線やホームルーターも契約にも契約期間の縛りがあることがわかるはずです。
スマートフォンでさえ契約期間の縛りがあるのですから、その意味でも契約期間の縛りがポケットWiFiだけのデメリットとは考えなくても良いでしょう。

ポケットWiFiには縛りなしのプランもあります

どのインターネット通信サービスを選んでも縛りはあります!

 

しかし中には光回線の工事待ちだったり、2021年頃からよく聞く短期のリモートワークのためだったり様々な理由で短期でポケットWiFiが必要なこともありますよね。
そんな時はポケットWiFiの縛りのないプランをおすすめします。

 

ポケットWiFiの縛りなしのプランはいつ解約しても違約金がないので短期で使いたい方やいつでも解約できるようにしたい方にはもってこいの契約プランです。
ポケットWiFiのデメリットとして縛りに抵抗がある方も、縛りなしのプランがおすすめです。

デメリット2.ポケットWiFiを家族で利用する場合外に持ち出しづらくなる

家族でポケットWiFiを利用している場合、みんなが通信でポケットWiFiを利用している中ひとりが外に持ち出すというのもできなくなりますよね。
この場合は光回線やホームルーターをおすすめします。

 

ポケットWiFiの強みは自由度ですが、自由度を活用できない場合はポケットWiFiに縛られる必要はありません。
ポケットWiFiを検討する際は、使う人は誰なのか・通信端末はどれくらいを想定しているのかも考え決めることをおすすめします。

デメリット3.ポケットWiFiには通信速度の制限がある

ポケットWiFiは通信容量無制限のものも多くあります。
しかし、通信速度の制限もあるのです。
こう聞くと、「通信速度の制限があるなら通信容量無制限は嘘なのではないか?」「スマホと変わらないのではないか?と考えちゃいますよね。

 

ポケットWiFiの通信速度の制限とはどういうことなのか。
簡単にお話しするとポケットWiFiには1日または3日合計で使えるデータ容量が決まっているという事です。

 

この利用容量上限は様々、例を出すとどこよりもWiFiなら1日4GB、WiMAXは3日合計10GBまたは15GBといったルールがあります。

通信速度の制限がかかるのはどのタイミングとは?いつ解除されるの?

通信速度の制限は、プランごとに定められた1日または3日の上限を超えるとかかります。
1つの例としてどこよりもWiFiの通信速度についてお話しすると、どこよりもWiFiは1日4GBで通信速度に制限がかかり、翌日0時すぎに解除されます。

 

もう1つの例としてWiMAXの通信速度の制限を見てみると、こちらは3日合計10GBまたは15GBをこえると、翌日の18時ごろから翌々日2時ごろまで速度制限がかかりその後解除されます。
そうです、ポケットWiFiの通信速度の制限はスマホのように通信速度制限がかかったら翌月までそのままということはないのです。

 

通信制限がかかっても少し待てばすぐに解除されますし、1日4GB・3日合計10または15GB使えるので人によっては全く通信制限に引っかからない場合もあるでしょう。
ただし、毎日大量の通信をしたい場合は注意が必要ですので、どれくらい使うかあらかじめ知っておくことをおすすめします。

通信速度の制限があっても快適に通信できる場合もあります!

通信速度の制限で通信容量もがくっと下がります。
しかしWiMAXの通信速度制限は通信速度制限がかかっても1Mbps出るので快適に通信が可能です。

 

1MbpsはYoutubeでいう通常画質を見られるくらいの速度ですから、高画質じゃないと絶対嫌という場合を除いて問題なく利用できるでしょう。

 

ただこちら、契約するルーターやプロバイダによっても変わってきますので注意が必要です。
WiMAXは速度制限中も1Mbps出るのに対し、他のポケットWiFiは256Kbpsの速度制限の場合も。
なので制限がかかっても快適に通信したい場合はWiMAX回線のポケットWiFi契約をおすすめします。

デメリット4.ポケットWiFiは場所によって不安定

ポケットWiFiには遮蔽物に弱いという欠点があります。
地下鉄では電波が届かなかったり、室内では電波が弱かったり、場合によってはとても使いづらいこともあるのです。
自宅でも使いたかったのに、自宅では全く使えなかったなんてやりきれないですよね。

 

こればかりは一度利用してみて確かめるほかありませんので、ポケットWiFiを初めて利用する・自宅では利用したことがないから電波が届くかわからない場合は、以下の2点をチェックをおすすめします。

  1. 契約を考えているポケットWiFiの電波エリア
  2. 初期契約解除制度

ここはかなり重要な点なので、分けて解説します。

契約を考えているポケットWiFiの電波エリア

そもそも電波エリアに入っていなければポケットWiFiは使えません。
人が住んでいるエリアであればほとんどカバーされていますが、万が一がありますので必ず見ておきましょう。
電波エリアは、契約を考えている公式サイトにて公開されていますので契約前チェックをおすすめします。

初期契約解除制度

実はポケットWiFiには「初期契約解除制度」というものが存在します。

ポケットWiFiはクーリングオフの対象外なのですが、総務省が「初期契約解除制度」を定めておりますのでどのWiFiサービスでも「初期契約解除制度」を利用できます。

 

8日以内に正式な申請で契約解除できる制度ですので、万が一自宅にて電波が届かなかったとしても違約金など払わなくても契約解除できます。

 

逆に知らなければ、契約後に使えないのに利用料を払わなければならないということにもなりかねないので初期契約解除制度については覚えておくことをおすすめします。

電波が入るなら中継器で改善できる場合も◎

自宅にて、窓の傍だけ電波がちゃんと入る!といったケースもあります。
その場合、自宅でポケットWiFiを置くなら窓の傍だけと決めて、他部屋で利用する場合は中継器を利用し電波を届かせることで快適に利用できますので試してみてください。

 

ポケットWiFiの中継器にも型がありますので、合う型かどうかは事前にチェックがおすすめです。

デメリット5.ポケットWiFiは充電しなければならない

ポケットWiFiは充電式ですので、当然充電しなければ使えません。
ポケットWiFiを充電せずに持ち歩いた場合、途中で充電切れになり使えなくなることも。

 

そうならないためにポケットWiFiには充電が必要なのですが、この充電と言う作業を手間と感じる場合もあります。

ただこちらは、スマートフォンを充電するときは一緒に充電するなどセットで習慣にしておくとそこまで手間と感じなくなります。
もしポケットWiFiを契約して充電を面倒だなと感じている場合はスマホとセットで充電する習慣にしておくことをおすすめします。

デメリット6.速度が不安定になる事がある

ポケットWiFiを利用していると、速度が不安定だなと感じることがあります。
これはなぜか、それはポケットWiFiもまた混雑することがあるからです。

 

ポケットWiFiには通信速度の制限はまさにこの混雑を避けるためのもの、ほとんどの場合、通信速度制限などによって不安定さは解消されていますが、それでもやはりタイミングがかぶってしまい通信速度が不安定になることもあります。
ただ通信速度が不安定になる場合、混雑以外にも「接続しすぎている」「エリアギリギリの場所にいる」「型が古い」などの要因もありますので、速度が不安定だなと感じた場合は以下の点もチェックしてみてください。

  • ポケットWiFiの故障
  • ルーターの型が古い
  • エリア外にいたりギリギリの場所にいる
  • 複数デバイスを接続している
  • 通信速度制限にかかっている

ポケットWiFiの故障やルーターの型が古い場合は公式のサポートに連絡または、新しい型のルーター購入・交換をおすすめします。
ただルーターの型が古いだけじゃ交換してくれない場合もあるので、新しい型のルーターを利用できる回線に乗り換えも検討してみましょう。

 

エリア外かどうかは公式サイトで調べ、複数デバイスを接続している場合は1つの通信回線に集中しているからこその速度低下か判断するために接続台数を減らして様子を見てみてください。
通信速度制限にかかっているかは、ルーターの液晶か管理画面にてチェックできるので確認をおすすめします。

ルーターの型がよくわからない場合はルーター購入を避けましょう

ポケットWiFiを利用したい人の中には、なるべく安くコスパよく始めたいと考えている方も多いでしょう。
確かに通販でもルーター自体を購入できるため、その考えもよくわかります。
しかしルーターの型がよくわからない場合、古いルーターの型を買ってしまい通信速度が遅いなんてことにもなりかねないので注意が必要です。
どうしてルーターの型で通信速度が変わるのかと言うと、ルーターは型によって通信上限が変わるためです。

 

つまり古い型のルーターはいくら良いプランで契約しても速さが出ませんので、型についてよくわからない場合は、型不明のままルーターを購入して使うのは避けてください。

 

ルーター自体レンタル0円というプロバイダも多いので、ルーターの型がわからない場合はレンタル0円のプロバイダを選ぶのが無難でしょう。
ただし新しい型もいずれは古くなります。
ルーターは3年で買い換えたほうが良いとも言われていますので、その場合は3年ほどで新型のルーターに変更しましょう。

 

場合によっては古いルーターの型だからという理由で交換不可の場合もありますので、その場合は乗り換えキャンペーンなどを行っているプロバイダを見つけ、乗り換えてしまうのもアリです。
新規プロバイダではまた新しい型のルーターを利用できますし、乗り換えキャンペーンで実質0円で乗り換えも可能です。

 

ルーターの型がわからない・できるだけ新しい型のルーターを0円で利用したい場合、購入ではなくレンタル0円のプロバイダをおすすめします。

デメリット7.オンラインゲームなどには不向きかも

もしあなたがオンラインゲームでポケットWiFiを利用したい場合、これは少々検討の見直しをおすすめします。
ポケットWiFiは通信制限があるインターネット通信なのでオンラインゲームのように大量に通信が必要な系統のものには向かないのです。

 

その場合、通信容量が沢山必要でも困らない光回線をおすすめします。
光回線なら制限なく使えますので、オンラインゲームも滞りなくスムーズにプレイできます。

 

ただ、絶対にポケットWiFiではオンラインゲームできないということではないので、制限がかかってもイライラしない自信があったり、外出時にやるオンラインゲームでだけ使うといった用途であればポケットWiFiでも問題ないですね。

 

古い型のルーターだとそもそもオンラインゲームがかくつく場合がありますので、使うルーターの型なども見てオンラインゲームできるかなども検討することをおすすめします。

まとめ:ポケットWiFiとは、どこでもネットを利用できる便利なWiFI端末です!

ポケットWiFiのメリット・デメリットを知った上で、Wi-Fi契約をする際は選びましょう。
ポケットWiFiはデメリットもありますが、それ以上にメリットもあります。

 

ルーターの型によって速度が変わるなどもありますが、こちらは契約する回線業者の指定するルーターを選べば特に型など気にせず使えるので、ルーターの型についてよくわからない場合は自分で購入するのではなく、プロバイダから借りられるまたは購入できる型のものを使うようにすると問題ないでしょう。

 

セキュリティ面を考えても、外出中のインターネット回線はポケットWiFiに頼ることをおすすめします。ポケットwifiの中にもプロバイダーによって色々な種類(どこよりもWiFiやdtimax/DTIWiMAX、カシモWiMAXなど)があってわからない!と悩んでいる方はこちらもよければ参考にしてみて下さい。 

おすすめのポケットWi-Fiの徹底比較はこちら!

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この記事を書いた人

大手企業の営業から人事や総務まで幅広い業務を責任者として歴任しました。
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