WiMAXのデメリットってあるの?メリットも理解した上で契約するのがおすすめ

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WiMAXは場所を選ぶ事なくWiFiに接続でき、また幅広い対応エリアで高品質での回線の使用ができるのでとても便利です。

 

しかし、「WiMAXのデメリットってないの?」「一体どのプロバイダと契約すればいいの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

 

実際にWiMAXを契約するにあたってのデメリットもあるため、利用を検討されている方は悩みますよね。
WiMAXはメリット・デメリットの両方を理解した上で契約することをおすすめします。

 

この記事では以下の内容について解説していきますので、WiMAXのデメリット・メリットも理解した上でWIMAXを選ぶ際の判断材料にして頂ければ幸いです。

  • WiMAXのデメリット・メリット
  • おすすめしたい人
  • おすすめのプロバイダ5社

WiMAXを利用しようか迷っている方は、ぜひご一読ください。

目次

WiMAXのデメリット5つとその対処法

場所を選ぶことなく高品質のWi-Fi回線が利用できるなど、WiMAXはとても便利な通信サービスです。

 

しかし、利用を検討するにあたってデメリットを知っておかないと、後々になって後悔する恐れがあります。

ここでは契約前に知っておくべき、WiMAXのデメリット5つとその対処法を解説していきます。

デメリット①最大通信速度には期待できない

インターネット回線を選ぶ際には、「下り最大〇〇Gbps」という最大通信速度で選ぶのではなく、実質速度で判断することが重要です。WiMAXに限らずインターネット回線はほぼ例外なく最大速度は出ません。インターネット回線での最大速度はあくまでも、

 

  • PCやルーターなどの接続機器の性能が極めて高い
  • 回線の使用人数が極めて少ない
  • ネット回線を使用する場所と基地局(アンテナ)までの距離がかなり近い

 

などのあらゆる条件が揃った時の理論値を指しています。

 

また、インターネット回線の混雑も発生するため、常時最大速度で通信することはほぼありえません。

WiMAXに限らずインターネット回線を選ぶ際は口コミなどで挙がっている実質速度を測定してから、選ぶことをおすすめします。

デメリット②提供エリアがまだ狭い

WiMAXは提供エリアがまだ狭い為、対象エリアに該当するのかを確認する事が重要です。

 

WiMAXは主要都市での人口カバー率は99%と、全国での提供エリアを拡大し続けている一方で、山間部などの過疎地では使用できないケースもあります。

 

WiMAX2+なら各プロバイダの公式サイトにある、エリア確認ページから住所を入力すれば、対応エリアの確認をピンポイントで簡単に行えます。判定方法には以下の4通りがあります。

 

  • 〇:対応エリアとして問題なし
  • 〇~△:対応エリアだが、利用場所の状況によっては電波が繋がりにくい
  • △:利用場所の状況によっては電波が繋がりにくいが、WiMAX+2なら十分に使用できる可能性が高い
  • ✕:対応エリア外

 

UQWiMAXであればお試しでの利用が可能な『Try WiMAX』がある為、まずは問題なく通信できることを確認しましょう。

デメリット③電波が不安定になりがち

モバイル回線を使用するWiMAXは光回線と比べると、どうしても電波が不安定になりがちなので、窓側にルーターを置くことをおすすめします。

 

その理由として、光回線が有線であるのに対してWiMAXは無線であるためです。

インターネット回線には有線タイプと無線タイプの大きく2つに分かれています。

 

光回線は、光ファイバーケーブルを通信手段として用いた有線タイプです。

一方のWiMAXなどのモバイルWi-Fi回線は通信会社の基地局から、無線ルーターと呼ばれるネットワーク機器を中継して電波を受信します。

 

有線タイプは、伝送途中でノイズの影響を受けることない一方で、無線タイプは影響を受けやすくなります。有線と無線の違いを簡単に例えると、

  • 有線タイプ:糸電話はしっかり声が相手に伝わりやすい
  • 無線タイプ:普通に人と話す時は、様々なノイズに遮られる事によって声が聞こえづらくなる時がある

という感じです。

 

また無線タイプの中でも電波の特性が異なり、WiMAXが使用している高い周波数の電波は多くの情報量を伝送できる一方で壁などの障害物に弱いと言われています。

 

そのため、他のWi-Fiサービスに比べると、屋内での電波が不安定になる傾向にあります。

WiMAXを安定して利用するための対処法は、ルーターの置き場所を障害物の少ない窓側に置くようにすることです。

デメリット④速度制限がある

WiMAXは決められたデータ使用量を超えると速度制限がかかる為、データ使用量には注意が必要です。

WiMAX自体はデータ無制限での利用が可能ですが、直近3日間に決められた容量を超えてしまうと、『速度制限』が課せられてしまいます。契約したプランごとに決められた容量は以下の通りです。

  • ギガ放題プラス⇒3日で15GB以上
  • ギガ放題⇒3日で10GB以上

参考までに、ギガ放題の3日間で10GBのデータ通信量は大体、PCでYouTubeを約47時間も視聴した時間となります。

 

また、速度制限がかかると翌日の18~26時まで、最大速度が1Mbpsにまで減速してしまいます。

ちなみに、1Mbpsでできることの目安は、YouTubeの標準画質がなんとか試聴できる速度です。
18~26時の間にネット回線を利用することが多い人は、速度制限に注意して利用する必要があります。

 

ただし、2022年2月1日、UQ WiMAX公式からWiMAXのギガ放題プラスでの3日で15GB以上の速度制限が変更となりました。

 

<お知らせ>
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました
※引用:UQWiMAX公式ページ

デメリット⑤WiMAXプロバイダによって費用が大きく変動する

WiMAXは契約するプロバイダによって月額利用料や初期費用が大きく変動する為、総額で判断するのがおすすめです。WiMAXは提供するプロバイダによって、以下の料金の内訳が異なります。

  • 月額利用料
  • 端末代
  • 更新料
  • 解約金
  • キャンペーン内容およびキャッシュバックの有無

月額利用料が安いプロバイダでも、端末代や解約金などが高い為に総額で割高になるケースもあります。

 

また高額のキャッシュバックを受け取ることで、実質価格が安くなる場合もありますが、手続きや受け取り方が複雑なケースもあるため注意が必要です。そのためWiMAXを少しでもお得に契約する為には、月額利用料や実質価格ではなく総額で判断して契約することがおすすめです。

WiMAXを利用するメリット7つ

WiMAXには注意すべきデメリットはあるものの、実際にはとても便利なサービスの為、利用すれば多くのメリットもあります。ここからはWiMAXのメリットを7つ紹介します。

メリット①モバイルルーターとホームルーターを選べる

WiMAXは自身の使用環境に合わせて『モバイルルーター』と『ホームルーター』の2種類からルーターを選べるのがメリットの1つです。

モバイルルーターとホームルーター、それぞれの特徴を表にしてみました。 

モバイルルーター ホームルーター
速度 内蔵アンテナの電波が弱く、
不安定になりやすい
内蔵アンテナの電波が強く、
モバイルWiFiよりは安定する
持ち運び コンパクトで軽量なので、
持ち運びに最適
据え置き型のため、
持ち運びはできない
電源 バッテリー式 コンセントに接続
同時接続台数 最大16台
(Speed Wi-Fi 5G X11)
最大40台
(Speed Wi-Fi HOME 5G L12)
提供している契約先数
(プロバイダー)
多いので自分に合ったものを
選びやすい
少ないので自分に合ったものが
限られてくる

WiMAXを主に使用する場所が屋内か外出先かで、端末を決めるようにしましょう。

メリット②工事不要、すぐに使える

WiMAXのメリットとして大きいのは、契約してからすぐに使えることにあります。

 

光回線の場合、利用するにあたって回線の開通工事が必要となります。回線の開通工事は申し込んでから2週間以上はかかり、特に3月などの引越し時期と重なってしまうと1ヶ月以上も要することもあります。WiMAXなら、

  • 難しい設定なども無い
  • 申し込みが完了したら数日で端末が届く

といった理由から、端末が届いたらすぐに使用可能となります。さらにプロバイダによっては、申し込みが完了した当日にWiMAX端末を発送してくれることもあります。すぐにでも高速のネット回線を利用したい方は、WiMAXを利用しましょう。

メリット③モバイルWiFiの中ではトップクラスの通信速度

WiMAXはモバイルWiFiの中ではトップクラスの通信速度を誇っています。

WiMAX回線の最大速度は5Gで2.7Gbpsを誇り、これは他のWi-Fiサービスに比べると圧倒的な速度です。

 

さらにWiMAX回線に加えてauのLTE回線も利用できるため、高速に加えて安定した通信が可能になります。最高速度はあくまでも理論値ですが、YouTubeを高画質で快適に視聴できる速度が5Mbpsなので問題ないと言えます。

動画の解像度 推奨される持続的な速度
4K 20 Mbps
HD 1080p 5 Mbps
HD 720p 2.5 Mbps
SD 480p 1.1 Mbps
SD 360p 0.7 Mbps

出典:You Tube

メリット④データ無制限で使える

WiMAXの最大のメリットとして、データ通信量が実質無制限で使えることです。大抵のインターネットサービスでは通信容量に制限が設けられていることが多いです。

 

設定されたデータ通信量を超えてインターネットを使用すると、通信速度に規制がかかってしまいます。速度制限がかけられる通信量はユーザーの利用状況によって決められることになっており、具体的な数値は公表されていません。

 

ちなみに2022年2月1日以前では、直近3日間の通信量が超過した場合に、翌日18~26時の間で制限がかけられる制度でした。

 

<お知らせ>
これまで直近3日間の通信量が合計15GB以上の場合、通信速度を一律に制限しておりましたが、お客さまのご利用状況をふまえ、速度制限条件などを2022年2月1日より変更いたしました。
※引用:UQWiMAX公式ページ

 

なお、今回の変更はWiMAX+5Gだけの変更ですので注意が必要です。
しかし現在、5G回線が拡大しているのでユーザーとしてはすごくメリットの高い変更だと言えるはずです。

メリット⑤auスマホを使っている方は割引で利用できる

auのスマートフォンをお使いの方がWiMAXを契約すれば、auスマートバリューでの割引が利用できることもメリットとして挙げられます。

 

WiMAXのサービスを提供している『UQコミュニケーションズ』は『au』と同じく『KDDI』のグループ会社です。

auのスマートフォンとWiMAX2+に対応するルーターを同じ名前で契約すると『auスマートバリューmine』が適用されます。

 

『auスマートバリューmine』を契約する事で、auスマートフォンやauの携帯電話をお使いの方はスマートフォン、携帯電話の利用料が最大1,100円の割引が受けられます。なお、auのプランごとにおける毎月の割引額は以下の通りです。

auスマートフォンau携帯のプラン 割引額
auピタットプラン(シンプル)※1GBまで 割引対象外
auピタットプランデータ定額2
(スーパーカケホ/カケホ)※2GBまで
(シンプル)※1GB超~2GBまで
550円割引/月額
auピタットプラン
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル)※2GB超~20GB
1100円割引/月額
auピタットプランデータ定額2
(スーパーカケホ/カケホ)※2GBまで
(シンプル)※1GB超~2GBまで
セル
LTEフラット
U18データ定額20プランF(IS)シンプル
1027円割引/月額
ジュニアスマートフォンプラン
シニアプラン
カケホ(3Gケータイ・データ付)
LTEフラットcp(1GB)
817円割引/月額

『auスマートバリューmine』は契約期間の制限や契約解約料もなく、機種変更をしても契約は継続されます。

 

また契約内容やプランに応じて割引の適用が可能です。この契約は家族全員が対象となり、離れた場所に住んでいてもOKとなります。
しかし、契約しているプロバイダによっては割引の適用外になる事もありますので、注意が必要となります。

6. 5G回線に対応

WIMAXは『WiMAX+5G』というプランを適用すれば、超高速での通信が可能な5G回線を利用できます。

5G回線を利用する際は、それに対応した端末を申し込む必要があります。

 

さらには4G回線での通信も引き続き利用可能な為、5G端末を利用していない方や対象外エリアにお住まいの方でも問題ありません。
ただし、プロバイダによっては4G回線のみの限定プランもあり、そちらを契約してしまうと5G回線は利用できない点には注意が必要です。

7.他のWiFiに比べても高くない

WiMAXと、モバイルルーターを提供しているキャリア(携帯電話会社)と比較を表にまとめてみました。

キャリア 速度 月額
WiMAX 2.7Gbps 4000~5000円程
docomo 4.2Gbps 4950円
ソフトバンクエアー
(ターミナル5G)
812Mbps
~2,1Gbps(5Gエリアのみ)
4180円
※2年目以降:5368円
楽天モバイル 150Mbps
(4Gのみ)
3278円
クラウド型Wi-Fi 150Mbps
(4Gのみ)
900円~5000円

単純な月額料金の安さだけ比べた場合、楽天モバイルやクラウドWiFiのモバイルルーターの方が断然安いですが、2022年現在は5G未対応となっていて、速度制限があります。

 

将来的に5G回線が主流になっていくことを考えれば、4Gしか利用できないサービスを利用すべきかは検討する必要があります。。
5G回線をデータ無制限で利用できるモバイルルーターの中ではWiMAXが利用しやすいといえますね。

WiMAXの利用をおすすめしたい人の特徴4つ

WiMAXにはメリットとデメリットそれぞれあるため、それらを踏まえた上で検討する必要があります。ここからはWiMAXの利用をおすすめしたい人の特徴を4つ解説していきます。

 

光回線の工事ができない人

光回線の開通工事ができない環境にいる人はWiMAXの利用がおすすめです。光回線を利用する際は基本的に、自宅に回線の開通工事をする必要があります。

 

また光回線は既存の電話回線とは違い、回線の利用には光ファイバーケーブルを使用しなければなりません。

 

最近の戸建て住宅などでは、通信回線に対する開通工事用の配管が施工されていることが多い為、新たに外壁に穴を開けてケーブルを配線することは少なくなってきました。

しかしながら配線だけでなく、その後の回線を利用する為の設定等も必要となります。

回線の設定は工事業者がお家の中で行うことになります。

 

また、賃貸物件や集合住宅の場合、大家さんや建屋の管理会社が開通工事の許可を出さない為に光回線を導入できないケースもあります。WiMAXなら光回線とは違い開通工事や面倒な設定も必要なく、ルーターが届いたその日からの利用が可能です。

今すぐにでもネットを利用をしたい人

WiMAXは今すぐにでもインターネットを利用したい人にもおすすめのサービスです。光回線は申込みをしてから早くて2週間程度、3月などの引越しシーズンと重なると工事業者も忙しくなるため、1ヶ月以上待たされることもあります。

 

今インターネットが必須の現代において、1ヶ月以上待たされることはかなり厳しい状況ではあります。

しかし、WiMAXなら申込みをしてから数日でルーターが届く上に、難しい設定も必要ないため、すぐに利用できます。

 

WiMAXはプロバイダによっては契約して申込み次第、即日発送も可能です。さらにはWebでの申込みで店舗受け取りを実施しているプロバイダもあり、最短で当日の受け取りも可能になりました。

 

すぐにでもインターネットを利用したい人にはWiMAXはすごくおすすめです。

外出先どこでも無制限&高速のネット回線を使いたい人

外出先など場所を選ぶ事なく、いつでもどこでも無制限かつ高速のインターネット回線を使いたい人にはWiMAXのモバイルルーターの利用がおすすめです。

光回線のような有線タイプのインターネット回線は高速の通信速度を安定して利用できます。

 

しかし、ルーターなどの通信機器の持ち運びが不可能な為、インターネットの利用場所が限られてしまいます。

WiMAXのモバイルルーターを使用すれば、電車やWi-Fi環境のない場所を始め、外出先どこでもインターネット回線が使用できます。

 

また、WiMAXのモバイルルーターはデータ容量が無制限かつ、光回線にも負けない超高速の通信速度を誇るため、快適にインターネットを利用できます。

以上をまとめると、

  • 移動が多い人
  • どんな場所でもストレスを感じずにインターネットを利用したい人

にとってはWiMAXはとてもおすすめのサービスです。

月額利用料を安く抑えたい人

月額の利用料を安く抑えたい人にとって、WiMAXは最適なサービスです。光回線における月額のインターネット利用料は戸建てプラン約5,000円〜6,000円、集合住宅向けのプランでは4,000円ほどかかってしまいす。

スマートフォンの場合は大手キャリアの使い放題プランで7,000円以上かかることもあります。

 

しかしWiMAXであればプロバイダによって異なりますが、多くは3~4,000円代からの利用が可能です。月額の利用料を安く抑えながらインターネットを自由に使いたい人は、WiMAXの利用を1番に検討しましょう。

WiMAXをおすすめできない人の特徴3つ

WiMAXは状況に合わせて利用できる素晴らしいサービスですが、一方でおすすめできない人もいます。WiMAXをおすすめできない人の特徴は以下の3つです。

  • 安定したネット回線が欲しい人
  • 3日間で15GB以上も通信する人
  • 長期間利用するか分からない人

今から解説する3つの特徴に当てはまる人は WiMAXではない別のインターネット回線の利用を検討してみてください。

1. 安定したネット回線が欲しい人

WiMAXは利用状況によっては通信速度が不安定になることがあるので、常に安定したインターネット回線を利用したい人にはおすすめできません。WiMAXを含めたモバイル回線は無線タイプのインターネット回線のため、

  • 基地局(アンテナ)からルーターまでの距離
  • ルーターの設置場所
  • 同じエリアで同時に回線を利用している人数

などの影響により通信速度が安定しないことがあります。

 

一方で、光回線は光ファイバーケーブルを利用して通信を行うため、使用状況などに左右されることなく、常に安定したインターネット回線を利用できます。

 

オンラインゲームをよくプレイするなど、通信速度が常に安定したインターネット回線を利用したい人は光回線の一択です。

ただしWiMAXは、状況によっては光回線に匹敵するトップクラスの通信速度を誇り、安定性も他社Wi-Fiサービスの中ではかなり優れています。

 

そのため、諸事情により有線タイプの光回線を選択できない人には、WiMAXは非常におすすめできるサービスです。

2. データ通信量がかなり多い人

WiMAXには一定以上利用したユーザーに対して速度制限がかけられるため、通信量が相当多い人にはおすすめできないサービスです。

WiMAXの『ギガ放題』『ギガ放題プラス』の2つのプランは『実質無制限』を謳っていますが、実際には速度制限がかけられることがあります。

 

速度制限がかけられる具体的な通信量については明示されていませんが、2022年1月までは5G回線通信が可能なプラン『ギガ放題プラス』の場合、3日間で15GB以下の上限が設けられていました。

 

<速度制限について>
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。
引用:UQWiMAX公式ページ 

  • オンラインゲームを長時間やり続ける。
  • 長時間にわたり動画配信サービスを視聴する。

 

などにより、データ通信料が明らかに超過するようであれば、WiMAXの利用はおすすめできません。

ただし速度制限中の状態でもWebページの閲覧やネットサーフィン、高画質ではない動画の視聴は可能なため、上記の使い方をしないのであればそこまで支障はないでしょう。

3. 長期間利用するか分からない人

WiMAXのプロバイダは3年契約であることが多いため、以下の特徴にあてはまる人にはおすすめできません。

  • いつまでWiMAXを利用するか分からない
  • 短期間での利用を考えている

WiMAXのプロバイダの多くは、契約期間が2〜3年と長期間に渡ります。また更新月以外で解約する場合は、違約金や契約解除金の支払いがかかることもあります。

WiMAXの更新月は2年契約なら24ヶ月目、3年契約なら36ヶ月目ですね。

 

ただしプロバイダによっては1年契約のプランが用意されていたり、解約金が数千円程度で済むこともあります。
長期での利用が見込めない人はそちらを利用することも、解決方法のひとつではあります。

WiMAXの口コミ・評判まとめ

ここからはTwitter上でのWiMAXの口コミや評判を紹介していきます

良い口コミ

WiMAXの良い口コミには、以下のようなものがありました。

 

良い口コミでは、

  • 他社のモバイルルーターより繋がりやすい
  • モバイル回線ならWiMAXがおすすめ

など、WiMAXの性能の良さに対するツイートが多い傾向にあります。

悪い口コミ

一方の悪い口コミでは、以下のような内容がありました。

 

悪い口コミでは、速度制限に対する不満が多い印象です。住んでいる地域や利用状況にもよりますがWiMAXで速度制限に引っかかってしまうと、かなりストレスになることがわかります。

おすすめのWiMAXプロバイダ5社を紹介

WiMAXのプロバイダは数多くありますが、特におすすめのWiMAXプロバイダは5社となります。WiMAXは本記事で紹介するプロバイダ以外にも様々なサービスがありますが、そのいずれも対応エリアや速度など、ネット回線に関するスペックは全く同じです。したがって、ここでは契約を決める際に1番気になる各プロバイダの、

  • 利用料金
  • 解約金
  • 端末代の有無

などの価格面を比較した上で、おすすめのプロバイダ5社の特徴を解説していきます。

ちなみにおすすめのプロバイダは以下になります。

  1. GMOとくとくBBWiMAX
  2. Broad WiMAX
  3. ビッグローブ WiMAX
  4. カシモ WiMAX
  5. Vision WiMAX

おすすめ5社のサービス詳細を、まとめましたのでご参考ください。

1. GMOとくとくBBWiMAX

GMOとくとくBB WiMAX
初回事務手数料 3300円
端末代 0円
月額 1-2ヵ月:2079円
3-36ヵ月:4389円
37ヵ月目以降:4444円
実質月額 4060円
契約期間 3年間自動更新
解約金 1~12ヶ月目までの解約:20900円
13~24ヶ月目までの解約:15400円
25ヶ月目以降、契約更新月以外の解約:10450円
通信速度 下り最大2,7Gbps
データ容量 無制限
支払方法 クレジッドのみ
キャンペーン 他社乗り換えキャッシュバック(20000円まで)
新規申込キャッシュバック(13000円)
スマホセット割 あり

GMOとくとくBBWiMAXの特徴は以下の3つです。

  • 総額の安さ
  • ルーターの即日発送あり
  • 最長20日間の無料お試し期間

GMOとくとくBBWiMAXはキャンペーンやキャッシュバックを上手に活用すれば、1ヶ月あたりの実質料金も最安となるため、非常にお得に利用できます。
さらに下記の時間帯までに申込み手続きを完了すれば最短で即日発送が可能なので、お急ぎの方も安心です。

  • 平日15:30まで
  • 土・日・祝日14:00まで

また申込みから20日間以内であれば、事務手数料だけで解約できるため「使ってみたけど電波が入らない」といった場合でも安心です。解約時に本来請求される解約手数料20,900円がかからずに済みます。3年間の総額の利用料を重視して選びたい方は、GMOとくとくBBWiMAXがおすすめです。

2. Broad WiMAX(ブロードWiMAX)

Broad WiMAX
初回事務手数料 3300円
端末代 21780円
605円×36回払い
※一括払いも可
月額 初月~2ヶ月目:2090円
3~36ヶ月目:3894円
37ヶ月目以降:4708円
実質月額 4490円
契約期間 3年間
(自動更新あり)
解約金 12ヶ月以内:20900円
13~25ヶ月:15400円
26~37ヶ月:10450円
更新月:0円
39ヶ月目以降:10450円
通信速度 下り最大2,7Gbps
データ容量 無制限
支払方法 クレジットカード
口座振替
キャンペーン 19000円キャッシュバック
(他社乗り換え時のみ)
スマホセット割 あり

BroadWiMAXの特徴は以下の3つです。

  • 月額料金が安い
  • 最大19,000円の乗換での違約金を負担
  • いつでも解約サポート

BroadWiMAXも、月額利用料が安く使え、他社から乗り換える際の解約手数料を最大で19,000円負担してくれます。
また、BroadWiMAXの「いつでも解約サポート」であれば、解約時に指定の光回線に申し込んだ場合は、解約手数料なしでの乗り換えが可能です。

3. BIGLOBE WiMAX(ビッグローブWiMAX)

BIGLOBE WiMAX
初回事務手数料 3300円
端末代 <クレジッドカード払い>
913円×24回
<口座振替>
21912円初回一括請求
+
代金引換手数料440円
月額 1~24ヶ月目:4378円
24ヶ月目以降:4928円
実質月額 4803円
(端末台が24回分割の為)
契約期間 12ヵ月
(自動更新なし)
解約金 1100円
通信速度 下り最大2,7Gbps
データ容量 無制限
支払方法 口座振替・クレジッドカード
キャンペーン 開始翌月に15000円キャッシュバック
スマホセット割 あり

BIGLOBEWiMAXの特徴として、

  • 短期間での利用が可能
  • すぐに高額なキャッシュバックが受け取れる。
  • 違約金が安い

があります。BIGLOBEWiMAXは端末代を請求されるために初期費用は高めとなっていますが、契約期間が1年のため、短期間での利用を考えている人には最適なプロバイダです。

 

15,000円という高額なキャッシュバックを、サービス開始の翌月に受け取れることも、魅力的なポイントの1つです。
またBIGLOBE WiMAXは13ヶ月目以降は解約手数料が一切かからないだけでなく、12ヶ月以内であってもたったの1,100円で済むため、契約しやすいプロバイダといえます。

 

WiMAXを短期間だけ利用したい人にとって、BIGLOBEWiMAXは非常におすすめできるサービスです。

4. カシモ WiMAX

カシモ WiMAX
初回事務手数料 3300円
端末代 0円
月額 <3年プラン>

初月1280円 2ヵ月目以降永年4455円
<2年プラン>
初月1280円 2ヵ月目以降永年4708円
実質月額 4458円
契約期間 3年プランと2年プランの2種類
解約金 <3年プラン>

0~12か月目:20900円
13~24か月目:15400円
25~36か月目:10450円
更新月(37ヵ月目):0円
38ヵ月目以降:10450円

<2年プラン>
0~12か月目:20900円(税込)
13~24か月目:15400円(税込)
更新月(25ヵ月目):0円
26ヵ月目以降:10450円(税込)
通信速度 下り最大2,7Gbps
データ容量 無制限
支払方法 クレジッドのみ
キャンペーン 開通翌月に商品券6000円
スマホセット割 あり

カシモWiMAXの特徴は、

  • 初月1280円で使える
  • 2か月目以降は月額がずっと同じ
  • 動画配信サービスの「U-NEXT」が1ヶ月無料

があります。
カシモワイマックスは、契約内容や料金体系等がシンプルに利用できると評判が良く、その理由はずっと同じ定額料金で利用できるため、「最初だけ安くて、結局後で料金が高くなっていくサービスは嫌だ」という方には得におすすめですね。

5. Vision WiMAX

Vision WiMAX
初回事務手数料 3300円
端末代 0円
月額 <1年プラン>
1-2ヵ月:5973円
3-12ヵ月:5973円
13-24ヵ月:5478円
25ヵ月目以降永年:5038円

<3年プラン>
初月:0円
1-2ヵ月:4400円
3-12ヵ月:4400円
13-24ヵ月:4950円
25ヵ月目以降永年:4950円
実質月額 4719円
契約期間 3年プランと1年プランの2種類
解約金 <1年プラン>
12ヵ月以内:28050円
13-24ヵ月以内:21450円
25~36ヵ月以内:14300円
更新月:0円
更新月以外:10450円

<3年プラン>
12ヵ月以内:35200円
13-24ヵ月以内:0円
25~36ヵ月以内:0円
更新月:0円
更新月以外:0円
通信速度 下り最大2,7Gbps
データ容量 無制限
支払方法 クレジッドのみ
キャンペーン 現金5000円キャッシュバック
スマホセット割 あり

最後に紹介する「Vision WiMAX(ヴィジョンワイマックス)」は、

上場企業の株式会社ビジョンが運営しているWiMAXプロバイダーのひとつです。特徴としては、

  • 期間が短い1年契約がある
  • 365日サポートが無料で受けれる
  • 運営会社が上場企業なので安心

があげられます。
365日コールセンターが開いており、PC設定サポートなどが無料なので、急な困った時にでも安心できるサポート体制が強みのプロバイダーです。

 

また、NET利用を急ぎの場合は即日発送も対応してくれるので、すぐに使いたい方には便利ですね。

WiMAX契約時によくある質問

ここではWiMAXを契約するときに、よくある質問をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください。

Q. WiMAXの種類は何を選べばいいか分からない

WiMAXを利用する際に選べる端末は「ホームルーター」と「モバイルルーター」の2種類があり、利用状況に合わせて選ぶようにしましょう。
「ホームルーター」と「モバイルルーター」の特徴は、それぞれ以下の通りです。

  • ホームルーター:据え置き型で屋内専用
  • モバイルルーター:小型で持ち運びが可能

ちなみにどちらのルーターも、

  • どのプロバイダと契約しても選択が可能
  • ルーターの到着後、すぐに利用可能
  • 複数の端末を同時に接続可能

となっています。

Q. ホームルーターとは?

ホームルーターとは据え置き型のWi-Fi回線の端末で、自宅内で利用される方向けとなります。
ホームルーターの特徴は、以下の3つです。

  • コンセントに繋ぐだけで接続ができる
  • 電波の届く範囲がモバイルルーターよりも広い
  • 通信速度が安定しやすい

ホームルーターはコンセントに繋がなければいけない据え置き型のため、持ち運びはできません。
しかし、モバイルルーターよりも通信速度が安定しやすく、最大接続台数が多いことがメリットです。

休みの日に自宅で過ごされることが多く、持ち運ぶ必要がない方はホームルーターを選択しましょう。

Q. モバイルルーターとは?

モバイルルーターとは持ち運びが可能な小型の通信端末のことをいい、場所を選ばずにWiMAXを利用したい人におすすめの端末となります。
モバイルルーターの特徴は、以下の2つです。

  • どこでも高速のインターネット環境が作れる
  • 充電式で持ち運びが可能

モバイルルーターは軽量で持ち運びもできるため、外出先や移動中でも気軽にインターネット環境を作れることが特徴です。
また、ホームルーターよりも小型に作られているため、家の中で大きな端末を置きたくない人にもおすすめとなります。

Q. WiMAX2+とWiMAX 5Gの違いは?

WiMAX2+とWiMAX +5Gの違いは主に3つあります。

WiMAX2+ WiMAX +5G
速度 440Mbps 2.7Gbps
接続回線 WiMAX2+
au 4G LTE
WiMAX2+
au 5G LTE
4G LTE
速度制限 3日間で10GB 無制限

最大の違いは、WiMAX+5Gは、2022年2月1日からデータ無制限になった部分です。

 

また、WiMAX2+が4G回線の使用で下り最大440Mbpsなのに対し、WiMAX+5Gは5G回線に対応しており、下り最大2.7Gbpsの通信速度を誇ります。
5Gエリアはエリアがまだ限られていますが、どんどん拡大されているのでこれからWIMAXを利用する方は、基本的には5Gの契約になります。

 

万が一、利用する場所が5GエリアだとしてもWiMAX2+回線で利用できるので安心だと思います。

Q. WiMAXを安く利用する方法は?

WiMAXのサービスを安く利用する方法は、以下の3つです

  • 料金が安いプロバイダを選ぶ
  • オプションを最小限に抑える
  • キャンペーンを利用する

プロバイダを選ぶ際には、月額料金だけで決めないで、初期費用などを含めた総額で判断することが1番重要になります。

ちなみに、2022年現在で3年間の総額が最も安いプロバイダは、GMOとくとくBBWiMAXです。

 

オプションは加入すると毎月の利用料が発生するので、不要なモノは外して最小限に抑えるようにしましょう。
オプションの中でおすすめなのは、ルーターが壊れた時に補償を受けられるものです。
さらに現金キャッシュバックや端末代無料などのキャンペーンを利用することで、総額の料金を安く抑えることもできます。

月額利用料だけでなく端末代やキャッシュバックなども加味した上で、プロバイダを選ぶようにしましょう。

Q. 速度制限にかかってしまった!どんなことができる?

WiMAXはプランごとに指定された3日間の合計通信量を超えると、通信速度が1Mbpsにまで下がります。
速度制限が課せられる3日間の通信量は以下の通りです。

  • WiMAX2+:10GB
  • WiMAX+5G:無制限

制限中に課せられる1Mbpsの通信速度でできることは、以下の通りです。

用途 1Mbpsの通信速度でできる事
LINE メッセージ:〇
通話:〇
ビデオ通話:〇
SNS Twitter:〇
Instagram:△
Facebok:△
TikTok:✕
Webサイト閲覧 ネットサーフィン:〇
ショッピングサイト:△
YouTube閲覧 低画質:〇
標準画質:〇
高画質:✕
データのダウンロード
データ更新、データの送受信
△〜✕
(データ量による)

「LINEでのメールのやり取りや通話」「Twitter」「WEBサイトの閲覧」
などのデータ量が少ないサービスなら問題なく利用でき、標準画質以下ならYouTubeの動画視聴も支障はありません。

 

画像の多いWebページは読み込みは可能ですが、表示に時間がかかります。

一方でデータ通信量が多い高画質の動画やオンライン対戦などの利用はおすすめできません。

 

WiMAX2+回線で利用する際は、速度制限に引っかからないように気をつけて利用しましょう。

Q. 5G回線での通信はできるようにしておくべき?

WiMAX+5GとWiMAX2+を比較しても、1ヶ月あたりの料金は数百円ほどの違いしかありません。
しかもWiMAX+5GではWiMAX2+と比べて、以下のようなメリットがあります。

  • 回線の繋がりやすさと通信速度が上がる。
  • 3日間での速度制限の容量が緩和される。

そのため、5G回線の対象エリアにいるのであれば、5G対応プランにしておくのがおすすめです。
ただし、WiMAX2+でも十分な通信速度は確保できるため、無理してWiMAX+5Gを利用する必要はありません。

 

WiMAX2+をおすすめしたいのは、以下に当てはまる人です。

  • 明らかに5G回線の対象エリアになる見込みがない。
  • 通信速度や容量はあまり気にしないのでなるべくWiMAXを安く利用したい。

 

5G回線を利用できた方が快適にネット利用ができるため、対象エリアにお住まいの方はWiMAX+5Gを選んでも後悔することはないでしょう。

WiMAXのデメリットについてまとめ

WiMAXを利用する前には、見落としがちなデメリットを理解した上で、契約することをおすすめします。
WiMAXのデメリットは以下の通りです。

  • 最大通信速度には期待できない
  • 提供エリアがまだ狭い
  • 電波が不安定になりがち
  • 速度制限がある
  • プロバイダによって費用が変わる

5つのデメリットを差し引いてもWiMAXは多くのメリットがあるため、非常に便利なサービスです。
本サイトでおすすめのプロバイダは、以下の5社になります。

  • GMOとくとくBBWiMAX
  • BroadWiMAX
  • ビッグローブ WiMAX
  • カシモ WiMAX
  • Vision WiMAX

ぜひWiMAXを申し込む際の参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

大手企業の営業から人事や総務まで幅広い業務を責任者として歴任しました。
色んな人に接してきた経験から得た幅広い視野で商品を紹介します!

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