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ホームルーターのメリット・デメリットとは?知っておきたい事を解説!
インターネット回線と言えば固定回線の光回線やホームルーター、モバイルルーターなどが主流ですよね。
その中でも自宅で利用する場合、光回線とホームルーターのいずれかを選ぶのではないでしょうか。
特に回線速度が安定していて通信制限なども特にない光回線は人気がありますが、昨今では光回線よりも手軽にインターネット環境を整えられるホームルーター(置き型WiFi)の人気も高まりつつあります。
ホームルーターはコンセントに挿すだけ、工事不要で利用できる便利なWiFiルーターです。
速度も最も速いもので最大4.2Gbps(ドコモhome5G)出ますので、なお光回線よりも手ごろで良いと口コミの評価も高いですね。
しかしそんなホームルーターにはデメリットないあのでしょうか?
今回は、ホームルーターのメリットやデメリットについて解説しています。
「ホームルーターを検討中だけど本当にホームルーターで良いのか確かめておきたい」
「デメリットも把握したうえで決めたい」
という方は是非、本記事を参考にされてください。
ホームルーターとは?
ホームルーターとはWiFiルーターの一つで、コンセントのある場所で利用できます。
光回線とは違い工事不要で利用できるため手軽、ルーターが届いたその日からインターネット環境を整えられ便利ですね。
モバイルルーターよりもアンテナが強いので、WiFiサービスの中では最も安定していると言えるでしょう。
更に最大速度も光回線やモバイルルーターよりも上、プロバイダによりますが例えばドコモhome5Gなら最大4.2Gbpsと設定されているのでしっかり速度が欲しい方にも安心ですね。
料金設定も5,000円前後であることが多く、光回線よりも安いメリットがあります。
ホームルーターは自宅などの屋内で利用を想定していてなおかつ早め・手軽にインターネット環境を整えたい方にとてもおすすめできるWiFiサービスです。
ホームルーターのデメリットとは?
ホームルーターの特徴を見たところで、デメリットも確認していきましょう。
ホームルーターのデメリットは4つあります。
- 光回線より通信速度は安定しない
- 家の外では使えない
- 速度制限がかかる場合がある
- WiFiの電波が届く範囲が狭い?
どういうことなのか、こちらもひとつひとつ見て行きましょう。
ホームルーターのデメリット1.光回線より通信速度は安定しない
ホームルーターは光回線よりも工事不要で使いやすく見た目もフラットで評価が高いインターネットサービスです。
しかしそれでも光回線も同等に人気なのは、通信速度の安定性にあります。
何故光回線には工事が必要なのかというと、ケーブルを屋内にそのまま引っ張ってくるからなんですね。
ケーブルを引き込めばその分、しっかりしたインターネット環境になりますから、通信速度も安定しやすくなるのです。
特に安定したインターネット回線や低遅延が必須なオンラインゲームなどはホームルーターだと心もとない場合もありますから、用途を考えどの回線にするかを決める必要があります。
ホームルーターのデメリット2.家の外では使えない
ホームルーターは名前の通り、ホーム(家)で利用するWiFiサービスです。
厳密にいえば家でなくてもコンセントがあれば利用できますが、つまりはコンセントがなければ利用できないためモバイルルーターのように歩きながらや公園・通勤中の電車の中などでは利用できないのです。
モバイルルーターよりも2倍以上の大きさがあるので旅行に持っていくのにも不向きですから、もし「外でも利用したい」「旅行や出張にも持っていけるようなWiFiルーターが欲しい」と考えているのであればモバイルルーターをおすすめします。
ホームルーターのデメリット3.速度制限がかかる場合がある
ホームルーターは基本、無制限のサービスです。
WiMAXやhome5Gの公式サイトを見ても、無制限と記載されているため基本的に利用上限はありません。
しかし、場合によっては速度制限がかかる場合もあるので注意が必要です。
どのような速度制限になるのかというと、WiMAXの場合は一定期間に大量通信がある場合は混雑している時間帯に制限、ドコモhome5Gも同じように直近3日間のデータ利用料が特に多いユーザーに速度制限を書ける可能性があると公式に記載があります。
ただこの「大量通信」というのは、無茶な使い方をしなければほぼほぼ問題なく利用できると考えていいでしょう。
現に口コミでは100GB利用して制限なしといったものもありますから、大量通信を前提としていなければ問題なく利用できる可能性が高いです。
WiMAXの3日で15GBの制限は廃止されています
無制限と聞くと、「WiMAXは3日で15GBの通信制限があったんじゃ?」と考える方もいらっしゃる可能性がありますね。
ですがこの3日で15GBの制限、2022年2月に廃止されております。
「WiMAXの通信速度には満足していたけど通信制限がちょっと……」という声も多かったので、この通信制限の廃止は嬉しいですね。
WiMAX+5Gならホームルーター・モバイルルーターともに3日で15GBの制限はありません。
ホームルーターのデメリット4.WiFiの電波が届く範囲が狭い?
ホームルーターは無線の電波をキャッチして利用するWiFiルーターです。
そのため、場所によっては無線が届きづらいといったこともあるのです。
ホームルーターの電波がうまいこと入らない・通信が不安定・遅く感じるなど気づいた際は、以下のポイントをお試しください。
- できるだけ障害物がない窓際に置いてみる
- 電子レンジなどの家電や金属・水回りは避けて置いてみる
- 床に直置きせず、1m~2mの高さのある場所に置いてみる
モバイルルーターと同様に、まずは障害物が少ない窓際に置いてみてください。
これで電波が届き安定する場合があります。
電子レンジなどの家電や金属・水回りは避け、1mから2mの高さにある場所に置くのも試してみてくださいね。
もしそれでも電波が入らないようであれば、契約からまたはルーターが届いてから8日以内に契約プロバイダに連絡し初期契約解除制度を利用しましょう。
初期契約解除制度はインターネットサービスなら必ず定められている制度です。
インターネットサービスを利用する際、この制度は必ず押さえておきましょう。
低周波利用のドコモhome5Gなら電波が入る可能性も
WiMAXなどは高周波の回線を利用しているため、障害物に弱い特徴があります。
しかしドコモhome5Gは低周波回線利用なので、障害物があっても避けて届くのです。
どんな障害物も避けて届くとは言えないため、ここはどの回線でも言えるように試してみるほかありませんが、最も繋がる可能性が高い回線はドコモhome5Gと覚えておいて損はないでしょう。
ホームルーターとモバイルWiFiの違いは?
ホームルーターのデメリットがわかってきたところで、ではホームルーターとモバイルWiFi(モバイルルーター)の違いはなんなのか見ていきましょう。
こちらは視覚的にもわかりやすいよう、ホームルーターとモバイルWiFiの違いを表にまとめてみましたので参考にされて下さい。
ホームルーター | モバイルWiFi | |
---|---|---|
料金設定 | 5,000円前後 | 900円~5000円ほど |
事務手数料 | 3300円 | 3300円 |
エリア内で 利用できる場所 |
コンセントがある場所 | 充電があれば どこでも使用可 |
回線工事の有無 | 必要ない | 必要ない |
同時接続台数 | 40台~65台 | 10台~16台 |
通信制限 | 基本無制限 | プロバイダに よって制限あり |
最大通信速度 | 最大4.2Gbps (ドコモhome5G) |
最大2.7Gbps (WiMAX+5G) |
ホームルーターとモバイルWiFiの違いを見てみると、ホームルーターの料金設定は5,000円前後に対してモバイルWiFiは900円から6,000円ほどと幅広いのが特徴的でした。
モバイルWiFiの中にはクラウドSIMといって、キャリア回線のどれかに自動接続する技術を採用しているものもあります。
クラウドSIM採用のモバイルWiFiは使った分だけの料金を支払う仕組みだったり買った分だけのギガを使う仕組みだったりするのでギガ数をおさえればとても安く利用できる可能性が高くなるんですね。
ですので、自分が使った分だけ払いたいなどあまりギガを必要としていない場合はクラウドSIM採用のモバイルWiFiでも良さそうです。
ただし、モバイルWiFiはWiMAXと比べて通信があまり安定しない特徴もありますので、その点は注意してください。
また、ホームルーターとモバイルWiFiだとモバイルWiFiの方が自由度が高いです。
もし外出先でもどこでもWiFiルーターを利用したいと考えているのであれば、持ち運びができるモバイルWiFiがおすすめですよ。
利用環境に合ったWiFiは何か、検討して決めていきましょう。
利用環境に合ったおすすめのWiFiがわかる記事はコチラ!
→WiFiどこがいい
ホームルーターと光回線(固定回線)の違いは?
ホームルーターとモバイルWiFiを比較したので、次にホームルーターと光回線も比較していきましょう。
同じように、ホームルーターと光回線の違いを表にまとめましたのでご覧ください。
ホームルーター | 光回線(1Gbpsプラン) | |
---|---|---|
月額 | 5,000円前後 | 5,000円~6,000円ほど (プロバイダーによる) |
事務手数料 | 3,300円 | 880円~3,300円 |
エリア内で 利用できる場所 |
コンセントがある場所 | 配線工事した屋内 |
回線工事の有無 | 必要ない | 必要 (工事に半年待つことあり) |
同時接続台数 | 40台~65台 | 台数制限なし |
通信制限 | 基本無制限 | 無制限 |
最大通信速度 | 最大4.2Gbps (ドコモhome5G) |
最大1Gbps |
※nuro光・au光・ドコモ光で最大10Gbpsのプランがありますが、エリアがまだまだ限られている為、表には含んでおりません。
ホームルーターと光回線の違いはやはり工事の有無ですね。
光回線は工事が必要なので、工事までの待ち時間や工事の日に予定を開けて立ち会わなければならないなど中々手間がかかります。
しかしその分、速度も安定しやすいので、安定した速度で低遅延環境が必要な場合は光回線がいいでしょう。
ただし、光回線は工事の待ち時間がやたら長いことでも有名な回線です。
人によっては、半年以上待つこともあるので、すぐに利用したいと考えている方にとっては酷です。
ただ、光回線の最短工事予約や問い合わせができる専門の窓口もありますので、もしお急ぎでどうしても光回線を利用したい場合はそういった専門窓口を利用するのもアリですね。
光回線の最短工事予約や問い合わせは専門の窓口へ
→「光電話受付センター」
ホームルーターのメリット
ホームルーターのデメリットやそれぞれの回線との比較をみたところで、おさらいとしてホームルーターのメリットもみていきましょう。
ホームルーターのメリットは7つあります。
- 工事不要!届いたらすぐに使えて便利
- モバイルルーターより電波が安定している
- 設定が楽!
- 光回線よりも料金設定が安い
- 同時に接続できる台数も多い
- 引っ越しも工事不要
- 見た目が良い
それぞれ分けて解説します。
ホームルーターのメリット1.工事不要!届いたらすぐに使えて便利
ホームルーターは工事不要!ルーターが届いたその日から利用できます。
光回線などは工事まで半年待つなどありますが、ホームルーターは工事不要なので工事日程を決めたり工事の立ち合いをしたりする必要がありません。
また、工事費用も発生しないのでその点でもコスパが良い回線と言えますね。
ホームルーターのメリット2.モバイルルーターより電波が安定している
上でもお話ししたように、ホームルーターはアンテナがモバイルルーターよりも大きいので電波が安定しています。
特にモバイルルーター利用時に屋内だと電波が弱いなと感じる場合は、ホームルーターを試してみると電波の悩みも解決する可能性がありますよ。
WiFiを利用するシーンが屋内に集中している場合は、電波の安定しているホームルーターを利用するほうがストレスもなくおすすめです。
ホームルーターのメリット3.設定が楽!
なんといってもホームルーターは設定が楽です。
光回線などはルーター自体の設定をする必要があったりしますが、ホームルーターはIDとパスワードを繋ぎたいデバイスに入力するだけなのでとても簡単です。
「設定できるか不安」
「初めてインターネット回線を利用するからシンプルな設定がいいな」
など、回線での設定についてお悩みの方もホームルーターなら問題なく設定できる可能性が高いので検討してみるのも良さそうですね。
ホームルーターのメリット4.光回線よりも料金設定が安い
光回線の料金設定は5,000円~6,000円です。
たまに3,000円台の光回線がありますが、キャンペーン価格で安くなっている可能性が高いので注意が必要です。
キャンペーン価格の場合、ある一定の期間が過ぎたら5,000円台または6,000円台に急に月額料金が上がるので、突然の値上がりに驚く方も少なくありません。
光回線は特に工事がある分長く使うことを想定している方も多いでしょうから、最初はお得でも使えば使うほど実質月額料金が高くなる光回線と比べると、ホームルーターは平均5,000円前後なのでコスパが良いと言えます。
ホームルーターのメリット5.同時に接続できる台数も多い
ホームルーターは平均40台、多いもので65台の同時接続台数を誇るWiFiサービスです。
モバイルルーターは10台~16台ほどなのでホームルーターの高スペックさが際立ちますね。
同時接続台数は多いほど、余裕をもって繋ぎやすいです。
というのも、残り接続台数が減れば減るほどルーターに負荷がかかり速度も不安定になるので同時接続台数は多いに越したことはないのです。
家族や友人、多くの家電を繋ぐなど同時接続台数が複数なら十分、ホームルーターを検討する価値はあります。
ホームルーターのメリット6.引っ越しも工事不要
光回線の場合は、引っ越す時に配線回収工事があったり引っ越し先で新たな回線工事をしたりする必要がありますよね。
そうなると工事費用も結構掛かる上に引っ越し先でまた工事を待つなど手間ですが、ホームルーターならコンセントに挿すだけで利用できるため引っ越し時の工事も必要ありません。
急な引っ越しなどにも臨機応変に対応できるメリットがあるので、引っ越しが多かったり仕事で引っ越すタイミングがありそうな方は光回線ではなくホームルーターをチェックしておきましょう。
ホームルーターのメリット7.見た目が良い
ホームルーター、実はとても見た目がフラットでその点も評価が高いアイテムだったりします。
光回線だと特にコラボ光などはルーターが複数・配線が何本もあるなどごちゃっとした雰囲気になりがちです。
しかしホームルーターはコンセントに挿す一本の配線のみなので、すっきり気持ちが良い見た目に収まるんですよね。
ルーター自体もシンプルな形なので場所を選ばず置きやすいことも、ホームルーターの評価が高い理由の一つです。
ホームルーターの利用に向いている人とは?
ホームルーターに向いている人とは、ズバリ「家のインターネット環境を手軽に整えたい人」ですね。
どういうことなのか、特徴を書き出してみたのでご覧ください。
- 利用するのは家など屋内
- できるだけ安定した回線が良いけど工事まで待てない
- なるべく安定した回線を早めに利用したい
- 引っ越しや長期出張にも持って行ける安定した回線が欲しい
- 家電などに繋ぎたいから同時接続台数は多めがいいな
- あんまりごちゃごちゃしてない見た目が良い
ホームルーターは基本持ち運び不可、コンセントがあれば利用できますが公園などではコンセントがないので利用不可、屋内でインターネットを楽しむ人に向いている回線と言えますね。
屋内限定と言えば光回線を考える方も多いですが、ホームルーターは光回線とは違い工事不要なのでインターネット環境を整えられるスピードも早く手間もないと評判も良いです。
速度も申し分なく、ドコモhome5Gなら最大速度が4.2Gbpsと爆速。
モバイルWiFiよりもアンテナが強いので、持ち運びする予定がないのであればより安定した速度を期待できるホームルーターをおすすめします!
また、引っ越しや長期出張に持って行けばすぐにインターネット環境を整えられるので、たびたび拠点が変わる可能性がある方にも安心して利用できる回線と言えるでしょう。
ホームルーターの同時接続台数は40台から65台なのも嬉しいところ。
更にシンプルなので、フラットにストレスなく利用したいならホームルーターをおすすめします!
まとめ
この記事では、ホームルーターの概要やメリット・デメリット、他回線との比較をまとめました。
ホームルーターはモバイルWiFiと比較すると自由度は低くなりますが、その分速度が安定しやすいメリットがあるので家で気軽に安定したインターネット回線を利用したい方にはおすすめです。
どのような環境でインターネット利用するのかをまずはしっかり固めて、自分に合ったインターネットサービスを選んでいくのがベストです。
もし最新のホームルーターを詳しく比較したい人は、比較した記事のご用意もありますのでぜひそちらも参考にされてください!